なぞときクイズです。「?」に入る食べ物は、いったい何でしょうか?矢印の右側に描かれているイラストに入れるものを考えてみると、答えに近づけますよ。正解発表のあとには、答えの食材を使った時短おかずのレシピをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
【謎解きクイズ】「?」に入る食べ物は何?イラストから連想してみるとわかるかも!正解は…

イラストに入れるものとは...?正解はこれ!
正解は「ちくわ」でした!
矢印の左側の〇には、右側のイラストに入れるものの名前が入ります。湯呑には「お茶=おちゃ」、トースターには「食パン=しょくぱん」、ワイングラスには「ワイン」を入れますね。①には「ち」、②には「く」、③には「わ」が入るので、①②③の順に並べて、正解は「ちくわ」になりますよ。
実はちくわのはじまりは、かまぼこだったといわれています。鉾の先にすりつぶした魚肉を塗りつけて焼いたもので、見た目はちくわに似ていますが当時はかまぼこと呼ばれていました。ではなぜ「ちくわ」と呼ばれるようになったのでしょうか?
江戸時代のはじめまでは、大名などしか食べられなかった高級品のかまぼこですが、江戸時代中期になると武士から商人、町人へと広まっていきました。幕末になると、貧しくなった下級武士はかまぼこが食べられなくなりましたが、お金持ちになった商人はかまぼこをはじめとする高級な食事をとるようになります。そんな商人に対して少なからず嫌みを言う下級武士たちがいたので、庶民は竹の切り口に似ているかまぼこを「ちくわ」と隠語で呼ぶようになったんだそうですよ。
ちくわの時短レシピをご紹介!
さてここからはクイズの正解のちくわを使って、時短でできるおかずレシピをご紹介します。やさしい味わいがクセになる白菜とちくわの煮浸しや、おつまみにもぴったりなちくわの磯辺マヨ焼きなど、どれもパパッと短時間でできておいしいおかずばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.簡単副菜 白菜とちくわの煮浸し
身近な材料でパパッとお作りいただける、白菜とちくわの煮浸しのレシピをご紹介します。白菜の甘さとちくわの旨みをしっかり感じられる一品です。白菜は固い部分を細めに切ると、煮る時間を短くできますよ。和風だしの風味でほっとする味わいは、副菜にぴったり。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 白菜・・・200g
- ちくわ・・・2本
- 水・・・50ml
- 顆粒和風だし・・・小さじ1/2
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)酒・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ2
作り方
1.白菜は2cm幅に切ります。
2.ちくわは1cm幅の斜め切りにします。
3.鍋に1、水、顆粒和風だしを入れ、蓋をして中火で5分ほど加熱します。
4.白菜がしんなりしたら2、(A)を加え、中火でひと煮立ちさせ、火から下ろします。
5.器に盛り付けて完成です。
2.すぐ一品!ちくわとほうれん草のナムル
そのまま食べてもおいしいちくわを、ほうれん草と一緒にナムルにしてみませんか?ちくわの旨みがほうれん草とよく合い、ごま油やニンニクの香りがきいていてお箸が止まらなくなりますよ。ほうれん草の緑色がちくわの白に映えて、見た目も鮮やか。あと一品ほしいというときに、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ちくわ・・・3本
- ほうれん草 (計50g)・・・2株
- お湯 (ゆで用)・・・1000ml
- 塩 (ゆで用)・・・小さじ1
- 冷水 (さらす用)・・・適量
- (A)ごま油・・・大さじ1
- (A)酢・・・小さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/4
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
トッピング
- 白いりごま・・・小さじ1
作り方
1.鍋にお湯を沸かし、塩を入れ、ほうれん草を茎の部分から入れて30秒程ゆでたら全体を入れて30秒程ゆで、湯切りします。
2.冷水にさらし、粗熱が取れたら水気を絞ります。根元を切り落とし、5cm幅に切ります。
3.ちくわは半分の長さに切り、縦に細切りにします。
4.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせ、2、3を加えて和え、全体に味がなじんだら白いりごまを加えて和えます。
5.器に盛り付けて完成です。
3.トースターで ちくわの磯辺マヨ焼き
オーブントースターでとっても簡単にお作りいただける、ちくわの磯辺マヨ焼きのレシピをご紹介します。旨みたっぷりのちくわにマヨネーズや粉チーズのコクが相性抜群で、青のりの香りがいいアクセントになっています。サッと用意できるので、晩ごはんのもう一品にはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。
材料(2人前)
- ちくわ・・・5本
- マヨネーズ・・・大さじ3
- 青のり・・・大さじ1
- 粉チーズ・・・大さじ1/2
作り方
1.ちくわは2cm幅の斜め切りにします。
2.ボウルにマヨネーズ、青のり、粉チーズを入れて混ぜ合わせ、1を加えてよく絡めます。
3.アルミホイルを敷いた天板に広げ、オーブントースターで焼き色がつくまで5〜6分焼きます。お皿に盛り付けて完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
ちくわで副菜をパパッと作ろう
いかがでしたか?今回はなぞときクイズと、答えのちくわを使った時短おかずのレシピをご紹介しました。ちくわは旨みたっぷりなので、簡単なレシピでもとってもおいしいおかずができます。あと一品ほしい!というときに、ぜひ作ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。