夏から秋に向けて旬を迎えるナスは、みずみずしくジューシーな味わいが楽しめます。油で揚げることで甘味が増したナスは、格別の美味しさですよね。今回は基本的なナスの下ごしらえの方法から、さまざまなナスの揚げ浸しのレシピまでご紹介します!
ジュワッとダシがあふれる夏のごちそう!ナスの揚げ浸しのレシピ7選

みずみずしくジューシーなナスの揚げ浸し
ナスのガクの取り方
まずはナスの基本的な切り方から確認してみましょう。ナスのガクは包丁でぐるっと切り込みを入れるだけで、簡単に取ることができます。茶せんナスや焼きナスなど、ナスの形をそのまま活かしたいときにはこちらの切り方がおすすめです。余分なところを切り落とさずに食材を無駄なく使えるのも嬉しいですね。
ナスの素揚げ
続いては、ナスの素揚げの方法をご紹介します。新鮮なナスには水分がたっぷり含まれているので、切り口から水分が染み出てきます。水気が付いたままだと揚げたときに油が跳ねるので、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取りましょう。また、ナスを揚げる温度は170℃〜180℃が最適です。菜箸を油に入れて細かい泡がシュワシュワと出てきたら、ナスを揚げ始める合図ですよ!
とろりとジューシー!ナスの揚げ浸し
ここからは、さまざまなナスの揚げ浸しのレシピをご紹介します。まず最初に生姜と大葉の風味が爽やかな、ナスの揚げ浸しはいかがでしょうか。素揚げしたナスをめんつゆベースの漬けダレに10分浸すだけで、あっと言う間に出来上がり!漬けダレに酢を加えることでさっぱりとした風味が楽しめますよ。冷蔵庫で冷やして、ひんやりジューシーなナスをお召し上がりくださいね。
冷やして美味しい!ナスとピーマンの揚げ浸し
ナスと相性のよいピーマンを合わせた、夏にぴったりの揚げ浸しです。ピーマンはサッと揚げて食感を残すことで、とろりとしたナスの食感との違いが楽しめます。ナスの甘みとピーマンのほろ苦さにかつお節がふわっと香る、やさしい味わいの一品です。味付けはめんつゆのみなので、お料理初心者の方でも気軽にお作りいただけますよ。ピーマンの他にもししとう、ヤングコーン、オクラなどお好みの野菜でアレンジしてみてくださいね。
さっぱり爽やかな味わい!丸ナスとズッキーニの揚げ浸し
果肉がギュッと締まった丸ナスと、油と相性のよいズッキーニを使った揚げ浸しです。ポン酢とめんつゆを合わせた漬けダレにすりおろし生姜を加えることで、さっぱりと爽やかな風味に仕上げました。丸ナスは揚げ物や煮物にしても煮崩れしにくく、ふっくらとした食感とほのかな甘味が特徴です。夏から秋にかけて出回る旬の味覚なので、ぜひお試しください。
意外な相性!きゅうりとナスの揚げ浸し
普段とひと味違う揚げ浸しに挑戦したいときに、こちらのレシピはいかがでしょうか。サラダや浅漬けなど生で食べるイメージの強いきゅうりですが、サッと揚げてナスと一緒に酢の効いた漬けダレに加えるとさっぱりと美味しい一品に仕上がります。きゅうりのみずみずしさと、ナスのジューシーな味わいが楽しめますよ。
メインのおかずにも!彩り野菜と豚肉の揚げ浸し
最後にご紹介するのは、彩り豊かな夏野菜と豚もも肉を使った揚げ浸しです。ナス、かぼちゃ、ピーマンなど色鮮やかな野菜の食感と、豚肉の旨味が味わえるボリューミーな一品です。ミョウガの爽やかな香りがアクセントになり、食欲をそそります。たっぷりの野菜とお肉を一緒に食べられるメインのおかずですよ。
ジューシーなナスは夏のごちそう
いかがでしたか?ナスの揚げ浸しにはいろいろなレシピがあり、どれも美味しそうなものばかりですよね。ナスの揚げ浸しは冷やしても美味しいので、食欲の落ちる熱い季節にもぴったりのおかずです。そのままいただくのはもちろん、そうめんの具材として加えたり、温泉卵を絡めるなどのアレンジも出来ますよ。ナスのとろりと甘く、ジューシーな味わいを楽しんでみてくださいね。