刺身やタタキ、フライなど、さまざまな料理に役立つ「かつお」。そんなかつおを、日本はどこの国に輸出しているのでしょうか?今回は、日本がかつおを多く輸出している国を、ランキング形式でご紹介します。後半には、かつおを使った絶品レシピもご紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
日本が1番“かつお”を輸出しているのはどこ...?3位ベトナム 、2位フィリピン、圧倒的1位は...?

ランキングの発表!
第5位・・・台湾 77,463 kg
第4位・・・アメリカ合衆国 113,937 kg
第3位・・・ベトナム 272,700 kg
第2位・・・フィリピン 2,885,921 kg
気になる第1位は...。
第1位・・・タイ 14,411,157 kg
第1位はタイでした!その輸出量は、第2位のフィリピンの5倍弱。日本のかつおが海外でも親しまれていると思うと、何だか嬉しいですね。
カツオを使ったおすすめレシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、カツオを使ったおすすめレシピをご紹介します。カツオと玉ねぎのピリ辛和えや、自家製のタルタルソースでいただくカツオのフライなど、カツオの旨みを堪能できる絶品レシピを集めました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.カツオと玉ねぎのピリ辛和え
おつまみにぴったり!カツオと玉ねぎのピリ辛和えをご紹介します。カツオの濃厚な旨味と、ニンニクや生姜の効いた旨辛ダレが絶妙にマッチした、奥深い味わいの一品です。玉ねぎのシャキシャキ食感やほどよい辛味がアクセントになり、ついお箸が伸びてしまいますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- カツオ (刺身用、柵)・・・200g
- 塩・・・少々
- 玉ねぎ・・・1/2個
- 塩・・・少々
- 水・・・適量
- (A)コチュジャン・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ1
- (A)ごま油・・・小さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- 大葉 (盛り付け用)・・・2枚
- 白いりごま (盛り付け用)・・・適量
- 小ねぎ (盛り付け用)・・・適量
手順
1.玉ねぎは薄切りにして、塩を揉み込み、水にさらして水気をキッチンペーパーで絞ります。
2.カツオは塩を振って5分おき、水分をキッチンペーパーで拭き取ります。1cm角に切ります。
3.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせ、1と2を入れて和えます。
4.器に大葉を敷き、3を盛り付けて白いりごまと小ねぎを散らして完成です。
2.日本酒に合う 胡麻カツオ
日本酒のお供をお探しならこれ!香ばしい風味がたまらない「ごまカツオ」はいかがでしょうか?新鮮なカツオの旨みを存分に堪能できる、クセになる味わいの一品です。プリッと食感のよいカツオに絡んだ香りのよいゴマだれが絶品で、ついついお酒が進みますよ。おつまみにはもちろん、ごはんのおかずにもよく合うので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- カツオ (刺身用)・・・100g
- 小ねぎ・・・10g
- (A)白すりごま・・・大さじ2
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- 大葉 (飾り)・・・2枚
- すりおろし生姜 (飾り)・・・適量
手順
準備.小ねぎの根元を切り落としておきます。 料理酒、みりんは、加熱を行いアルコールを飛ばし粗熱をとっておきます。
1.小ねぎを小口切りにします。
2.(A)をボウルに入れ混ぜ合わせます。
3.カツオを加え、全体になじませたらラップをして冷蔵庫で30分漬け込み味をなじませます。
4.大葉を敷いたお皿に盛り付け、すりおろし生姜をのせて1をちらして完成です。
3.カツオのフライ タルタルソースがけ
サクサク食感がたまらない!カツオのフライタルタルソースがけをご紹介します。旨みたっぷりのカツオに衣をつけて香ばしく揚げた、やみつき間違いなしの一品です。カツオは刺身用のものを使うので、2分ほど揚げて衣がきつね色になれば、半生状態でもおいしく召し上がれますよ。ぜひお好みの揚げ加減でお楽しみくださいね。
材料(2人前)
- カツオ (刺身用 柵)・・・200g
衣
- 薄力粉・・・20g
- 溶き卵・・・1/2個分
- パン粉・・・20g
タルタルソース
- ゆで卵・・・1個
- 玉ねぎ・・・30g
- 水 (さらす用)・・・適量
- ピクルス・・・10g
- (A)マヨネーズ・・・大さじ2
- (A)塩こしょう・・・小さじ1/4
- 揚げ油・・・適量
- ベビーリーフ・・・10g
- パセリ (乾燥)・・・適量
手順
準備.ゆで卵は殻をむいておきます。
1.タルタルソースを作ります。玉ねぎはみじん切りにして10分ほど水に晒して水気を切ります。ピクルスはみじん切りにします。
2.ボウルにゆで卵、1、(A)を入れフォークでゆで卵を潰しながら混ぜ合わせます。
3.カツオは2cm幅に切ります。
4.薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
5.鍋底から3cm程注いだ揚げ油を180℃に熱し、4を入れ4分こんがりきつね色になるまで揚げます。
6.火が通ったら油を切り、器にベビーリーフと一緒に盛り付け、2を乗せます。仕上げにパセリを振りかけて完成です。
おうちでカツオ料理を堪能しよう!
いかがでしたか?今回は日本がカツオを多く輸出している国のランキングと、カツオを使ったおすすめレシピをご紹介しました。今回ご紹介したレシピは、どれも料理初心者の方でも気負わずチャレンジできるお手軽な一品ばかり。ぜひお試しいただき、カツオを使ったレシピのレパートリーを増やしてみてくださいね!
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
[出典]「品目別貿易実績(かつお類 生・蔵・凍)(2023)」(農林水産省)を加工して作成