人間には、「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」などを感じる味覚が備わっていますよね。みなさんは、この4つのうちいちばん感じやすい味覚がどれか、知っていますか?実は味覚の感度は同じではなく、一つひとつ差があるのだとか。どうやら向こうで、甘味、苦味、酸味、塩味の4人衆が、誰がいちばんなのか話し合っているようです。さて、その答えとは…?
「甘い?酸っぱい?」人間が1番感じやすい味覚がある!意外な事実に思わず納得したワケ


答えは「苦み」でした!苦味をいちばん強く感じる理由は、体内に毒物が入ってきたときに素早く察知するため。ちなみに、感度の順番は、この4つの味覚で比較すると「苦味→酸味→塩味→甘味」なんだそう。おいしさを楽しむために必要不可欠な人間の味覚ですが、じつはとっても奥深いものなんですね!
Illustrator:70もる
おいしいほろ苦レシピをご紹介!
さてここからは、漫画の内容にちなんで、ほろ苦さを楽しむ絶品レシピをご紹介します。ふわふわのコーヒークリームをふんだんに使ったロールケーキは、おもてなしにもぴったりの贅沢な味わいですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
ほろ苦 コーヒークリームロールケーキ
ティータイムのお供に、コーヒークリームロールケーキはいかがでしょうか?コーヒーのほろ苦さがアクセントになった、ちょっぴり大人の味わいの一品です。ココア風味の生地とコーヒークリームが、口の中でふんわりととろけ合うリッチな味わいに、やみつきになりますよ。ロールケーキ作りに初めて挑戦する方も、ぜひお試しくださいね。
材料(1枚分(25cm×20cm))
粉類
- 薄力粉・・・50g
- ココアパウダー・・・10g
- 卵 (Mサイズ)・・・3個
- グラニュー糖・・・70g
- (A)牛乳・・・10ml
- (A)無塩バター・・・10g
- お湯 (湯せん用・60℃)・・・適量
クリーム
- 生クリーム・・・300ml
- グラニュー糖・・・30g
- コーヒー (インスタント、粉末)・・・大さじ1
- お湯・・・10ml
手順
準備.クッキングシートで型を作っておきます。オーブンを170℃に予熱をしておきます。
1.生地を作ります。ボウルに(A)を入れ、湯せんにかけて溶かします。
2.別のボウルに卵とグラニュー糖を入れて混ぜ、湯せんにかけながらハンドミキサーで泡立てます。グラニュー糖が溶けたら湯せんから外し、生地を上から垂らしたときに文字が描ける程度になるまでしっかりと泡立てます。
3.粉類をふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
4.1を加えて混ぜ合わせ、型に流し入れます。170℃のオーブンで竹串を刺して生地が付かなくなるまで20分程焼き、粗熱を取ります。
5.クリームを作ります。ボウルにコーヒーとお湯を入れて混ぜ合わせ、コーヒーを溶かします。
6.別のボウルに生クリームとクリーム用のグラニュー糖を入れ、ハンドミキサーで8分立てになるまで泡立て、5を加えて混ぜ合わせます。
7.6の半分を4の片面にまんべんなく塗って手前から巻きます。巻き終わりを下にして、しっかりと巻き、冷蔵庫で1時間程冷やします。
8.残りの6をサントノーレ口金を入れた絞り袋に入れます。
9.7のクッキングシートを外し、表面に8を絞って平らにならします。残りの8を上部に波のようになるように絞ります。お好みの大きさに切り分けて出来上がりです。
おうちでほろ苦スイーツを堪能しよう!
いかがでしたか?人間がいちばん感じやすい味覚は「苦み」なのだそうです。甘いスイーツにほろ苦さをプラスすると、味わいに深みがプラスされてより豊かな風味を楽しめそうですね。とっても上品でおもてなしにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね!