緑黄色野菜と聞くと真っ先に思い浮かべる人も多い「ほうれん草」。濃い緑色がきれいで、料理に使うと食卓によく映えますよね。そんなほうれん草を、日本でいちばんたくさん収穫しているのはどこか、知っていますか?今回は、ほうれん草の収穫量が多い都道府県を、ランキング形式でご紹介します。ほうれん草を使ったおいしいメインおかずのレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
ほうれん草の収穫量がいちばん多い都道府県はどこ?3位は千葉県、2位は群馬県!気になる1位は…

ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間のほうれん草の収穫量を比べています。1位はいったいどこでしょうか?
第5位・・・宮崎県 13,100 t
第4位・・・茨城県 17,800 t
第3位・・・千葉県 18,500 t
第2位・・・群馬県 21,500 t
気になる第1位は...。
第1位・・・埼玉県 22,800 t
第1位は埼玉県でした!第1位から5位までの中に、関東地方の都道府県が4つもランクインしていますね。
埼玉県内で作られる野菜の中で、ほうれん草は2番目に作付面積が広いんだとか。特に入間地域でたくさん作られていて、おいしいほうれん草が育つように土づくりに力を入れているんだそうですよ。9月末ごろからが出荷時期なので、スーパーなどで埼玉県産のほうれん草をみかけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!
ほうれん草を使ったメインおかずのレシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、ほうれん草を使ったおいしいメインおかずのレシピをご紹介します。ニンニクの香りが食欲をそそる豚肉とほうれん草の炒め物や、プリプリ食感を楽しめるエビとほうれん草のバター炒めなど、ほうれん草をおいしく召し上がれるレシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.にんにく醤油香る 豚肉とほうれん草の炒め物
ニンニクの香りが食欲をそそる、豚肉とほうれん草の炒め物はいかがでしょうか?ジューシーで旨みたっぷりの豚バラ肉に甘みのあるほうれん草が相性抜群で、ニンニクのきいたしょうゆダレでごはんとよく合います。豚バラ肉はお好みで、豚こま切れ肉などにかえてもおいしく作れますよ。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・150g
- ほうれん草・・・200g
- お湯 (ゆで用)・・・1000ml
- 塩 (ゆで用)・・・小さじ1
- 玉ねぎ・・・30g
- にんじん・・・30g
- (A)しょうゆ・・・大さじ1.5
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- サラダ油・・・大さじ1
作り方
準備.にんじんの皮はむいておきます。
1.ほうれん草は根元の先端を切り落とします。
2.鍋にお湯を入れ沸騰したら、塩と1を入れ30秒程ゆでます。ザルに上げ流水にさらして水気を絞ったら、4cm幅に切ります。
3.玉ねぎは5mm幅に切ります。にんじんは5mm幅の半月切りにします。
4.豚バラ肉は4cm幅に切ります。
5.ボウルに(A)を入れ混ぜ合わせます。
6.フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、4を入れ炒めます。
7.豚バラ肉の色が変わったら中火のまま、2と3を入れ炒めます。
8.玉ねぎが透き通ってきたら中火のまま、5を入れ絡めます。
9.全体に味がなじんだら火から下ろし、器に盛りつけ完成です。
2.鶏肉とほうれん草の柚子胡椒炒め
ごはんにはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめ!鶏肉とほうれん草の柚子胡椒炒めのレシピをご紹介します。白だしを使ったシンプルな味つけにゆず胡椒のピリッとした辛みと風味がきいていて、とってもおいしいですよ。玉ねぎやほうれん草の甘みも感じられて、ホッとする味わいです。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
- ほうれん草・・・100g
- お湯・・・1000ml
- 塩・・・ひとつまみ
- 水・・・適量
- 玉ねぎ・・・1/4個
- (A)白だし・・・小さじ2
- (A)ゆず胡椒・・・小さじ1
- (A)塩・・・少々
- サラダ油・・・大さじ1
作り方
準備.鶏もも肉は余分な脂と筋を取り除いておきます。
1.鍋にお湯を沸かし、塩とほうれん草を入れ、1分ほどゆでたら水にさらして粗熱を取り、水気を切ります。根元を切り落として3cm幅に切ります。
2.玉ねぎは薄切りにします。
3.鶏もも肉は一口大に切ります。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、3を入れて、色が変わるまで炒めます。
5.2を加えて中火で炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、1を加えて炒め合わせます。
6.(A)を入れて中火で炒め合わせ、鶏もも肉に火が通り、全体に味がなじんだら火から下ろします。お皿に盛り付けて出来上がりです。
3.プリプリ食感 エビとほうれん草のバター炒め
ほうれん草の緑色にエビのピンクが映える、エビとほうれん草のバター炒めのレシピです。甘みのあるほうれん草とプリプリのエビにコクのあるバターがよく合い、食べはじめたらお箸が止まらなくなります。黒こしょうのピリッとした辛みがいいアクセントになって、お酒のおつまみにもぴったりですよ。
材料(2人前)
- ほうれん草・・・200g
- お湯 (ゆで用)・・・1000ml
- 塩 (ゆで用)・・・小さじ1
- エビ (むきエビ)・・・150g
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1/2
- (A)塩・・・ふたつまみ
- (A)粗挽き黒こしょう・・・ふたつまみ
- 有塩バター・・・20g
作り方
準備.ほうれん草は根元の先端を切り落としておきます。エビは背ワタを取り除いておきます。
1.鍋にお湯を沸かし、塩、ほうれん草を入れて30秒程ゆで、お湯を切ります。
2.流水にさらし、水気をよく絞り、4cm幅に切ります。
3.フライパンに有塩バターを入れて中火で熱し、エビを入れて炒めます。
4.エビの色が変わったら2、(A)を入れて中火で炒め合わせます。
5.エビに火が通り、全体に味がなじんだら火から下ろし、器に盛り付けて完成です。
ほうれん草でおいしいおかずを作ってみよう
いかがでしたか?今回はほうれん草の収穫量が多い都道府県のランキングと、ほうれん草を使ったおいしいメインおかずのレシピをご紹介しました。どのレシピもパパッと炒めるだけで完成するので、忙しい日の晩ごはんにもぴったり!ほうれん草の甘みを感じられてどれも本当においしいので、ぜひ作ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。