刺身やたたきでよく食べられるカツオ。4月から5月にかけては「初鰹」が旬を迎えます。そんなカツオの1世帯当たりの購入数量が最も多い都市は、いったいどこでしょうか?カツオの購入数量が多い都市を、ランキングでご紹介しますよ。カツオを使ったおいしい主菜レシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
カツオの1世帯の購入数量がいちばん多い都市はどこ!?ダントツの1位になったのは…

ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です。このランキングは、総務省統計局の調査をもとに作成しました。1世帯当たりの年間カツオ購入数量を比べています。どの都市が1位か、予想してみてくださいね。
第5位・・・山形県 山形市 1,300 g
第4位・・・宮城県 仙台市 1,310 g
第3位・・・茨城県 水戸市 1,476 g
第2位・・・福島県 福島市 1,647 g
気になる第1位は...。
第1位・・・高知県 高知市 4,182 g
カツオの購入数量が一番多い都市は、高知県高知市でした!2位以下と大差をつけての1位ですね。みなさんの予想は当たっていましたか?
高知市では、表面だけを焼いてネギやミョウガなどの薬味をたっぷりのせていただく、「カツオのたたき」が代表的な料理のひとつになっています。お店や地域によって薬味やたれが異なり、さまざまな味を楽しめるんですよ。最近では温かいうちに塩をまぶしていただく、「塩たたき」が大人気なんだそう。ぜひ味わってみたいですね。
カツオの主菜レシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、カツオを使ったおすすめの主菜レシピをご紹介します。ニンニクの香りが食欲をそそるガーリックぺッパーのカツオステーキや、サクとろ食感をお楽しみいただけるカツオの味噌レアカツなど、旨みの濃いカツオをたっぷり味わえる絶品ばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.ガーリックペッパーのカツオステーキ
ニンニクの香りが食欲をそそる、ガーリックペッパーのカツオステーキのレシピをご紹介します。生でも食べられる刺身用のカツオを柵ごと焼いて、さっぱりとしたポン酢や大根おろしでいただきます。ガツンとくるニンニクの香りにポン酢の酸味が絶妙なバランスで混じり合い、きっとお箸が止まらなくなりますよ。
材料(2人前)
- カツオ (刺身用・柵)・・・250g
- (A)黒こしょう・・・小さじ1/3
- (A)塩・・・小さじ1/4
- 大葉・・・3枚
- ニンニク・・・1片
- 大根・・・100g
- サラダ油・・・小さじ2
- ポン酢・・・大さじ1
作り方
1.バットにカツオをのせ(A)をまぶし、ラップをし冷蔵庫で10分置きます。
2.大葉の軸を切り落とし、縦半分、横半分に切ります。
3.ニンニクをみじん切りにします。
4.大根の皮を剥きすり下ろしたら、ザルに入れて水気を軽く切ります。
5.フライパンにサラダ油と3を入れて中火で熱し、香りが立ってきたら、1を入れ、中まで火が入らない程度に全体に焼き色を付け、火からおろして1.5cm幅に切ります。
6.お皿に5、2、4の順で乗せたら、ポン酢をかけて完成です。
2.サクとろ食感 かつおの味噌レアカツ
サクとろ食感がおいしい、カツオの味噌レアカツを作ってみませんか?表面のサクッと揚がった衣と、中のカツオのジューシーなレア感を同時にお楽しみいただける贅沢な一品ですよ。長ねぎやミョウガを薬味に加えたコクのある味噌だれが、旨みの濃いカツオによく合います。お好みで、生姜や大葉を使ってもおいしいですよ。
材料(2人前)
- カツオ (刺身用・柵)・・・200g
- 塩 (下味用)・・・ふたつまみ
衣
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
- 薄力粉・・・大さじ1
- パン粉・・・20g
- 白いりごま・・・大さじ1
- 揚げ油・・・適量
味噌ダレ
- 長ねぎ・・・10cm
- ミョウガ・・・1個
- 料理酒・・・大さじ1.5
- みそ・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1
- 白いりごま・・・小さじ1
- 顆粒和風だし・・・小さじ1/2
トッピング
- かいわれ大根・・・60g
- レモン (くし切り)・・・2切れ
作り方
準備.かいわれ大根は根元を切り落としておきます。
1.長ねぎ、ミョウガをみじん切りにします。
2.カツオは塩を全体にふります。
3.バットにパン粉、白いりごまを入れて混ぜます。
4.2を薄力粉、溶き卵、3の順に衣をつけます。
5.フライパンに鍋底から1cmの揚げ油を入れて180℃に熱し、4を入れて両面がこんがりするまで片面20秒程ずつ揚げ焼きにし、油を切ります。
6.耐熱ボウルに1と残りの味噌ダレの材料を入れてよく混ぜ合わせ、ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで30秒加熱します。
7.トッピングをのせたお皿に、食べやすい大きさに切った5を盛り付けます。6をかけて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。
3.カツオのジューシー生姜焼き
白いごはんと相性抜群!カツオのジューシー生姜焼きのレシピをご紹介します。豚肉で作ることが多い生姜焼きですが、旨みの濃いカツオで作るのもとってもおいしいんですよ。甘辛いしょうゆベースに生姜のさわやかな香りがきいていて、臭みも気になりません。カツオにしっかり味を浸みこませるために、短くても30分は漬けこんでから焼いてくださいね。
材料(2人前)
- カツオ (柵)・・・250g
- 玉ねぎ・・・1/2個
- (A)料理酒・・・大さじ2
- (A)みりん・・・大さじ2
- (A)しょうゆ・・・大さじ2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- サラダ油・・・大さじ1
- キャベツ (千切り)・・・50g
作り方
1.玉ねぎを薄切りにします。
2.カツオは1cm幅に切ります。
3.バットで(A)を合わせ、1と2を漬け込み、ラップをして冷蔵庫で30分以上置きます。
4.フライパンを中火に熱し、サラダ油をひいて3を漬け液ごと炒めます。
5.火が通ったらキャベツを盛ったお皿に盛り、完成です。
晩ごはんにカツオの主菜はいかが?
いかがでしたか?今回はカツオの購入数量ランキングと、カツオを使ったおすすめの主菜レシピをご紹介しました。シンプルに刺身やたたきでいただくのもおいしいカツオですが、焼いたり揚げたりしても絶品なんです!晩ごはんの主菜に、ぜひ作ってみてくださいね。