まろやかなコクを活かしたバリエーション！シチューアレンジ5選

シチューはもともと、肉や魚を出汁やソースで煮込んだ料理の総称のことです。クリームシチューはホワイトシチューとも呼ばれ、牛乳に小麦粉を加えてとろみをつけているのが特徴です。海外でも牛乳を使ったシチューはいろいろありますが、このようにとろみをつけたシチューというのは珍しいものだそうです。

クリームシチューというのは、日本特有の料理でその名前は和製英語でもあります。そのため海外では、クリームシチューは「日本の洋食料理」という位置づけで紹介されています。今回はほっこり美味しいクリームシチューのアレンジレシピを5つご紹介します。

まずは和風クリームシチューのご紹介です。基本的なクリームシチューはジャガイモを使うことが多いですが、こちらのレシピではねっとりした食感の里芋を使っています。鶏肉には薄力粉をふると、ジューシーな味わいが楽しめますよ。牛乳に白みそを加えるのは意外かもしれませんが、濃厚なコクのある甘みが出てクセになること間違いなしの一品です。

生クリームと酒粕を使って作る、濃厚な味わいのクリームシチューはいかがでしょうか？具材にニンジンとブロッコリーを使っているので、彩りも良くおもてなし料理やパーティーの席にも映えるクリームシチューです。ひとくち食べるとベーコンのうまみがお口に広がり、お肉を使っていなくても十分に満足感のある一品です。ぽかぽか身体も温まるので寒い日のおかずにぜひお試しください。

お次はトマトを加えた爽やかなクリームシチューグラタンのご紹介です。まず、クリームシチューの材料にカットトマト缶を加えて、トマトクリームシチューを作ります。それをグラタン皿に入れたら、ピザ用チーズを散らします。その後トースターで5分ほど焼けば、酸味のあるグラタンの出来上がり。今回はトマトクリームシチューを一から作っていますが、残ったシチューをリメイクして作ると便利ですよね。仕上げにパセリをふって彩りよくお召し上がりください。

残ったチューのリメイク料理。マカロニグラタンに仕立てた後に、春巻きの皮で包んでパン粉をつけてフライにしました。グラタンフライは青森県八戸のご当地グルメとされています。高校の購買店で売られたことをきっかけに、高校生の間ではソウルフードと呼ばれているんですよ。濃厚な味わいですが豆乳を使っているのであっさりとお召し上がりいただけます。ぜひ作ってみてくださいね。

きのこをたっぷり使ったクリームシチューを、お子さまの大好きなオムライスにかけたクリームシチューオムライスです。とっても食べ応えがあるので、しっかり食べたい時におすすめです。こちらのレシピでは白いごはんを使っていますが、こちらをケチャップライスやピラフにすると、さらにボリュームが出て満足度の高いオムライスになりますよ。とろとろのオムライスと濃厚なクリームシチューがよく合います。

いかがでしたか？白みそや酒粕を使った和風のクリームシチューや、グラタンやオムレツにアレンジするレシピをご紹介しました。クリームシチューを大鍋に作っても食べきれずに、つい余ってしまう事ってありますよね。そんな時にはリメイクして、また違ったおいしさを味わってみてくださいね。クラシルでは今回ご紹介したレシピの他にも、さまざまなクリームシチューのレシピを揃えています。ぜひ活用してみてくださいね。