ジューシーな“唐揚げ”を作る「2つのコツ」を検証！お店レベルの食感に驚き！

ごはんのおかずにもお酒のおつまみにも人気の家庭料理「唐揚げ」。お店で出てくるようなジューシーな唐揚げが、おうちでも作れたらうれしいですよね！今回は、さっくりとジューシーな唐揚げをおうちで作るための「2つのコツ」を、実際に作ってみて検証しました。記事の後半には、余ってしまった唐揚げを活用したアレンジレシピもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね！

今回ご紹介する方法のポイントは「下味」と「衣」にあります！まずは手順を追ってみていきましょう。

まずは鶏もも肉を一口大に切ります。

次に下味の調味液を作ります。ポリ袋にしょうゆ、酒、ニンニクやしょうがなどの調味料を入れたら、そこに加えるのは…？

マヨネーズです！これがひとつめのコツになります。

マヨネーズを入れることで、マヨネーズの油分で鶏肉がコーティングされて、しっとりとやわらかくジューシーに仕上げることができるんですよ。

今回は鶏肉300gに対し、小さじ2程度のマヨネーズを加えています。

続いて切った鶏肉をポリ袋に入れて、口を閉じてしっかりと揉みこんだら、冷蔵庫で10分程度なじませます。

下味をしっかり付けたら、次は衣をつけていきます。ここに2つ目のコツが隠れていますよ。

使うのは、薄力粉と片栗粉を1:1でブレンドした衣です！

薄力粉は片栗粉よりも肉につきやすく、しっかりと鶏肉を覆うことができるので、ジューシーな仕上がりになります。一方、片栗粉は小麦粉よりも粒子が大きいので、油で揚げるとざっくりとした食感に仕上がります。この2つの粉を同量でブレンドすることで、両方のいいところをあわせもった唐揚げが作れる、というわけなんです！

ここからはいつもの工程と同じです。鶏肉にまんべんなく衣をつけて…

180℃の油で5分程度、きつね色になるまで揚げて、油をよく切ればできあがりです。

果たしてお味はいかに…？

衣は程よくボリュームがあり、さっくりとした軽い食感に仕上がりました。中はやわらかくジューシーで、しっかりと全体に旨味を感じることができました！

唐揚げといえば、お弁当に入れることも多いですよね。今回の方法で作った唐揚げは、時間が経っても衣は程よくサックリとしていて、お肉もやわらかいプリっとした食感でいただくことができました。時間が経ってもおいしく召し上がれるので、お弁当のおかずにもぴったりですね。

また、トースターやグリルで温め直すと、サックリとした食感が復活して揚げたてのようなおいしさに戻ります。時間をおいて食べるときには、お好みで温め直すのもおすすめですよ。

下味に加えるマヨネーズ、そして薄力粉と片栗粉を混ぜ合わせた衣。この2つのおかげで、サックリとジューシーなおいしい唐揚げを簡単に作ることができました！

おうちによくある食材を使って手軽に試せる方法なので、ぜひ参考にして、おいしい唐揚げを作ってみてくださいね。

さてここからは、余った唐揚げをおいしく食べられる大胆アレンジレシピをご紹介します。甘酢あんの味つけが食欲をそそる一品、ぜひチェックしてみてくださいね。

作りすぎてしまった唐揚げや、市販の唐揚げを使っておいしく作ることができる「酢鶏」のレシピをご紹介します。甘酸っぱいあんを絡めた唐揚げは、いつもの唐揚げとひと味違ったごはんが進むおかずです。ピーマンやパプリカなどの野菜を加えることで彩りよく仕上がり、食卓が華やかになりますよ。ぜひ作ってみてくださいね！

材料(2人前)

• 市販の唐揚げ・・・300g
• ピーマン・・・2個
• 赤パプリカ・・・1/2個
• 黄パプリカ・・・1/2個
• 玉ねぎ・・・1/2個

合わせ調味料

• 米酢・・・大さじ1
• 料理酒・・・大さじ2
• しょうゆ・・・小さじ2
• ケチャップ・・・小さじ2
• すりおろし生姜・・・小さじ2
• 片栗粉・・・小さじ2
• 砂糖・・・小さじ1
• オイスターソース・・・小さじ1

• サラダ油・・・小さじ2

作り方

準備.ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカはヘタと種を取り除いておきます。
1.玉ねぎは1cm幅のくし切りにします。ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカは一口大に切ります。
2.ボウルに合わせ調味料の材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
3.強火で熱したフライパンにサラダ油をひき、1を入れ炒め、全体に油がなじんだら市販の唐揚げを入れ、唐揚げが温かくなるまで炒めます。
4.2を入れ、味がなじむように手早く炒め、火から下ろし、器に盛り付けたら出来上がりです。

いかがでしたか？今回は唐揚げをおいしく作る「2つのコツ」についてご紹介しました。ポイントを押さえるだけで、いつもの唐揚げがとってもジューシーに仕上がりますよ！ご家庭のキッチンによくある材料で気軽にお試しいただけるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。