最終更新日 2023.3.30

「こんなにあったの!?」意外と知らない“包丁の種類”と用途に合わせた選び方

「こんなにあったの!?」意外と知らない“包丁の種類”と用途に合わせた選び方

料理をするのにかかせない道具「包丁」。すべての食材を一本の包丁で切ることが多いと思いますが、魚をさばいたり、細かい作業をするとなると、やりにくく感じませんか?そんなときにおすすめなのが包丁の使い分けなんです。

今回は、さまざまな包丁の種類をご紹介します。魚用の「出刃包丁」や野菜用の「菜切り包丁」など、食材によって専用の包丁があるんですよ!食材に適した包丁を使うと、料理がグンと楽になるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

包丁の名称

1.さまざまな料理で使える万能包丁!三徳包丁

一般的には刃渡り16.5cmが基本サイズとされ、両刃が多く、牛刀に比べると短く幅が広い包丁です。肉、魚、野菜と三つの食材を扱うことができます。大体の食材が切れるので日本の食卓で最も使われている包丁です。

2.長くて使いやすい万能包丁 牛刀

牛刀はサイズが豊富で、刃渡り18~22㎝のものがよく使われ刃先が鋭い包丁です。ヨーロッパから伝わった洋包丁で 、肉をはじめ野菜や刺身など、あらゆる食材を切ることができます。

3.魚を切るにはこれ!出刃包丁

出刃包丁は刃渡り15cm程度で、峰が厚くしっかりした包丁です。鋭い刃先と刃の反りが特徴で、一般的には片刃のものをいいます。主に魚の処理に使われ、ウロコ取り、骨の処理、背開き、身を骨ごと切る際に最適です。

4.野菜がよく切れる 菜切り包丁

菜切り包丁は刃渡り15~17cmが一般的で、両刃のため利き手を選ばず、汎用性が高い包丁です。見た目は長方形で刃先は尖っておらず、関西型はアゴが丸く、関東型は角ばっているのが特徴です。その名の通り野菜用で、せん切りやかつらむき等に適しています。

5.細かい作業はお任せ!ペティナイフ

ぺティナイフは刃渡り10~15cmで、2本目にそろえたい小型包丁です。にんじんの面取りや野菜の飾り切り、筋取り、果物の皮むきなど、大きな包丁では難しい細かい作業に適しています。

6.刃渡りが長い 刺身包丁

刺身包丁は刃渡り18~30cmで片刃で刃が鋭く、柳の葉に似ているので柳刃とも呼ばれています。刺身包丁はその名の通り刺身を切るのに使います。刃の長さを利用して引くように切ると、刺身の切り口をきれいに仕上げることができます。

7.ギザギザの刃がポイント!パン切り包丁

パン切り包丁は刃渡り20~35cmで、ギザギザと波を打ったような片刃が特徴です。ブレッドナイフとも呼ばれています。パン切り包丁はその特殊な形状から、焼きたてのパンでもきれいに切ることができます。

包丁を使いこなそう!

いかがでしたか?今回は、包丁の種類をご紹介しました。刃の長さや刃先の形状、幅の違いなどによって、さまざまな包丁が作られているんですよ。いろいろな料理にチャレンジするなら、包丁を使い分けてみるのもいいかもしれません。毎日の料理もより楽しくなること間違いなし!ぜひ参考にしてみてくださいね。

包丁の名称と選び方を動画でチェック

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