一日の終わりに飲むビールは格別のおいしさですよね。そんな晩酌の楽しみであるビールですが、実は料理にも使えるんです!
「炊き込みごはんに“ビール”!?」料理の鉄人が教える炊き込みごはんレシピ

今回は、「料理の鉄人」で優勝経験もある料理人・野永さんが、ビールを使った炊き込みごはんを教えてくださいます。ビールに合うおつまみも加えて紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
教えてくれる料理人「野永喜三夫さん」ってどんな人?
野永喜三夫さんは、東京にある「日本橋ゆかり」の料理長です。その腕前は、あの有名な「料理の鉄人JAPAN CUP02」で総合優勝をしたこともあるほど!
そんな野永さんが作る炊き込みごはんのレシピをさっそくみていきましょう!野永さんご本人も「みんな食べたらびっくりしますよ」と言うほどの、ほかの料理では味わえないおいしさを体験できるレシピです。ぜひ作ってみてくださいね。
1.【野永シェフ】炊き込ビーごはん
いつも飲んでいるビールを、なんと出汁のように使った炊き込みごはんです!作り方は、土鍋に研いだお米とビール、具材を入れて炊くだけ。レシピでは、黒ビールと普通のビールをブレンドしていますが、普通のビールだけにしたり、クラフトビールを使ったりしても風味が変わっておもしろいですよ。トッピングの黒こしょうと粉チーズが、ごはんの味を引き締め、おいしさを底上げしてくれます。いつもとひとあじ違う炊き込みごはんを食べたいときに、ぜひ試してみてくださいね。
材料(4人前)
- 米・・・2合
- 鶏もも肉・・・150g
- 枝豆 (冷凍・鞘なし)・・・60g
- 黒ビール・・・180ml
- ビール・・・180ml
- 塩・・・4g
- 顆粒和風だし・・・4g
-----トッピング-----
- 粉チーズ・・・適量
- 黒こしょう・・・適量
作り方
準備.米は研いでおきます。枝豆はパッケージの表記通りに解凍しておきます。
1.土鍋に米、黒ビール、ビール、塩、顆粒和風だしを入れて混ぜ、枝豆を入れます。
2.鶏もも肉を1cm角に切り、1に入れます。
3.蓋をし、強火で7~8分程加熱します。沸騰して湯気が出てきたら極弱火にし、10分加熱します。
4.強火にして30秒加熱し、火を止めて蓋をしたまま10分蒸らします。
5.全体を混ぜ、器に盛り付け、黒こしょう、粉チーズをかけて完成です。
余ったビールは絶品おつまみとご一緒に!
炊き込ビーごはんを作ると、ビールが少し余りますよね。そこで、余ったビールと一緒に楽しめる絶品おつまみのレシピも合わせてご紹介します!
2.ついつい手がのびちゃう!手羽中の塩レモンペッパー焼き
やみつきになるおいしさの手羽中の塩レモンペッパー焼きはいかがでしょうか。パリッとジューシーな手羽中とさわやかな酸味の効いたレモンは相性抜群ですよ。パンチのきいた黒こしょうとレモンの酸味が食欲を刺激して、ビールがさらにおいしく感じられるおつまみです。調味液につけて焼くだけの簡単レシピですので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏手羽中・・・200g
- 生姜・・・10g
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- (A)ごま油・・・大さじ1
- 塩こしょう・・・少々
- 黒こしょう・・・小さじ1/4
- レモン汁・・・小さじ1
作り方
準備.生姜は皮をむいておきます。
1.生姜は粗みじん切りにします。
2.ボウルに鶏手羽中を入れて1、(A)を入れてなじませ、常温で10分ほど置き、味をなじませます。
3.フライパンを中火で熱し、2を入れて焼きます。
4.鶏手羽中に火が通ったら塩こしょうを入れて、黒こしょうをふり、レモン汁を回しかけ、火から下ろします。器に盛り付けて完成です。
ビールのおいしさ新発見!
いかがでしたか。今回は料理人・野永さん考案のビールを使った炊き込みごはんと、ビールに合うおつまみをご紹介しました。炊き込みごはんにビールを使うとは驚きでしたよね。ぜひ今回ご紹介したレシピで、ビールの新しいおいしさを楽しんでみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。