最終更新日 2023.6.30

【漫画】「春の担当は?」交代制勤務のような"珍しい"野菜とは!?

【漫画】「春の担当は?」交代制勤務のような"珍しい"野菜とは!?

ほとんどの食べ物には、食べ頃の時季「旬」がありますよね。しかし、旬は1年に1度とは限らず、何度も旬を迎える食べ物があります。そのなかで、一風変わった旬をもつ野菜があるのですがいったい何でしょうか?今回は、ある野菜の旬にまつわるエピソードと、おいしいレシピをご紹介しますよ。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

交代制勤務の野菜ってどういうこと?

1年に何度も旬を迎える食材は、たとえば春の「初ガツオ」と秋の「戻りガツオ」や、春、夏、冬と異なる品種が栽培されている「キャベツ」などがあります。今回の野菜は、ちょっと変わった旬をもっているんですよ。

ヒントは、冬と春が食べ頃!その野菜とは…。

珍しい野菜の正体は、「春の七草」でもおなじみの「せり」でした!せりは、なんと葉の部分と根の部分で旬が違います。春には葉の部分、冬には根っこの部分がおいしい時季。同じ野菜なのに、部位によって食べ頃がずれているなんて、まさに交代制勤務のようですね。

Illustrator:キタハタエミ(@emi_kitahata)
日々の暮らしの中で感じたことや不思議体験などをエッセイ漫画にしています。

せりを使ったおかずレシピもチェック!

ここからは、せりを使ったおかずレシピをご紹介します。せりは七草がゆでおなじみですが、シャキシャキした食感が楽しめる野菜で、いろんな料理に使えます。今回は、イカとせりの和え物と、豚肉のせり鍋をピックアップしました!ぜひ作ってみてくださいね。

1.イカとせりの酢コチュジャン和え

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噛みごたえのあるイカとせりで、食感のよい副菜を作ってみましょう。さっぱりした酢と、ピリっと辛くてコクがあるコチュジャンがベースになったドレッシングがたまらないおいしさです。さっとゆでたみずみずしいせりが存分に味わえますよ。箸休めにピッタリのひと皿なので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • イカ (150g)・・・1杯
  • お湯 (イカ用)・・・800ml
  • 料理酒 (イカ用)・・・大さじ1
  • せり・・・1束
  • お湯 (せり用)・・・適量

酢コチュジャン

  • コチュジャン・・・大さじ1
  • 酢・・・大さじ1
  • ごま油・・・大さじ1
  • 砂糖・・・小さじ1
  • しょうゆ・・・小さじ1
  • すりおろしニンニク・・・小さじ1
  • 白いりごま・・・小さじ1

作り方

準備.せりは綺麗に洗っておきます。 イカは内臓と目、クチバシを取り除き、吸盤をしごいておきます。
1.せりは根元を切り落とし、3cm幅に切ります。
2.鍋にお湯を沸かし、1を入れ中火で30秒程茹で流水にさらします。
3.イカは2cm幅に切り、ゲソは3cm幅に切ります。
4.鍋にお湯を沸かし、料理酒、3を入れ、中火で1分茹で、イカの色が変わったら湯切りします。 5.ボウルに酢コチュジャンの調味料を入れ、混ぜます。
6.5に水気を切った2、4を加えて混ぜ合わせ、お皿に盛って完成です。

2.あっさり塩レモン風味で 豚肉のせり鍋

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根っこも葉っぱもおいしくいただける、せり鍋はいかがですか。ほろ苦いせりは、旨みたっぷりの豚肉と相性抜群!さっぱりした塩レモン風味なら、具材のおいしさがダイレクトに感じられますよ。具材とスープを用意したら鍋で煮込むだけと簡単に作れるのもうれしいポイント。さわやかなレモンの香りと一緒にぜひご賞味くださいね。

材料(4人前)

  • せり・・・300g
  • 豚バラ肉 (薄切り)・・・300g
  • 焼き豆腐・・・300g
  • 長ねぎ・・・1本
  • レモン・・・1個

スープ

  • 水・・・600ml
  • 料理酒・・・100ml
  • 白だし・・・大さじ2
  • 塩麹・・・大さじ2
  • 塩・・・小さじ1/2

作り方

準備.せりは根についた汚れをよく洗っておきます。長ねぎは根元を切り落としておきます。
1.せりは根元を切らずに6cm幅に切ります。レモンは薄い輪切りにします。
2.長ねぎは1cm幅の斜め切りにします。焼き豆腐は6等分に切ります。
3.豚バラ肉は7cm幅に切ります。
4.土鍋にスープの材料を入れ強火にかけ、沸騰してきたら中火にし、2、3を入れます。
5.豚バラ肉に火が通ったら1を入れ、蓋をして中火のまませりがしんなりするまで2分程度煮ます。
6.器に盛り付け出来上がりです。

春はせりの葉がおいしい!

いかがでしたか。今回は、せりの旬に関するエピソードと、せりを使ったおかずレシピをご紹介しました。春を感じるせりの葉は、ちょうど今が旬の時季!ご紹介したレシピを参考に、ぜひ春の味覚を楽しんでくださいね。

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