最終更新日 2023.3.30

皮はパリッと中はしっとり柔らかい!ポワレのアレンジレシピ5選

皮はパリッと中はしっとり柔らかい!ポワレのアレンジレシピ5選

ポワレとはどんな料理?

フランス料理の調理法の一つである「ポワレ」は、「蓋をした底の深い銅鍋に、少量のフォンを入れて蒸し焼きした料理」のことです。皮がパリッと中はしっとり柔らかに仕上げるのは、この蒸し焼きの方法のおかげなんですね。昔はフライパンのことを「ポワレ鍋」と呼んでいたことからポワレの語源に由来しています。

ポワレは原則として、焼いている間に食材から出てきた脂やソースを調理中の素材にかける「アロゼ」という工程が必須です。アロゼとはフランス語で「水をまく」という意味だそうですよ。ここからはポワレのアレンジレシピを5つご紹介します。チェックしてぜひ料理のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

バターじょうゆがおいしいトマトソースで!サワラのポワレ

まずはじめにご紹介するのはサワラのポワレです。ミニトマトを使って、さっぱりとおいしいソースに仕上げます。バターじょうゆとミニトマトの酸味が相性抜群で、あっさりしたサワラのおいしさをより引き立てます。ごはんやパンのおともにはもちろん、ワインなどのお酒のおつまみとしてもぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね。

いわしのポワレにトマトとアボカドソースを添えて

脂ののったイワシをしっかり蒸し焼きにして、おいしいポワレに仕立てました。淡泊な味わいのイワシに、トマトとアボカドを使ったバターしょうゆの濃厚ソースがよく合います。ローズマリーの香りがさわやかで、お口の中でほのかに香ります。ローズマリーはお好きなハーブに変えても、おいしくお召し上がりいただけますよ。

パーティーの席やおもてなし料理に!いちごソースのポワレ

こちらのレシピは、甘酸っぱいいちごとしょうゆを合わせて和風に仕立てた彩りもきれいなタイのポワレです。塩を振ったタイは10分経ったらしっかり水気を拭き取るのが、カリッとおいしく仕上げるコツですよ。付け合わせの野菜には菜の花やスナップエンドウなど旬の野菜を使って、タイと一緒にお皿に盛り付けるだけで華やかに見えますので、おもてなし料理としても大変重宝しますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

粒マスタードのクリームソースが絶品!タイのポワレ

小麦粉をつけてムニエル風に仕立てたタイのポワレです。しっかり蒸し焼きにして染み出したエキスに、生クリームと粒マスタードを合わせたソースをかけます。タイのうまみとソースのクリーミーなまろやかさが味わえるおいしい一品です。魚の他にも鶏肉やパスタソースにしてもおいしく召し上がれますよ。白ワインのお供にぜひどうぞ。

パリッとした皮がおいしい!ジューシー鶏むね肉のポワレ

最後にご紹介するのは、鶏むね肉を使ってしっかり焼き上げたポワレです。一般的にポワレは魚が使われることが多いですが、もともと肉料理で使われていた調理法なんです。鶏むね肉をしっとり柔らかく仕上げるには、お肉に切れ目を入れて火が通りやすくするのがポイントです。オリーブオイルをかけることで、外側はパリッと中はしっとりおいしく仕上がります。うまみたっぷりのきのこソースに、オイスターソースを使うのがおいしさの決め手です。

フライパン一つで簡単に作れるポワレはおもてなしにぴったり

魚や鶏肉を使ったポワレを5つご紹介しました。ポワレは意外にも簡単に作れて、料理のレパートリーにも取り入れやすそうですね。一般的にタイが使われることが多いですが、サワラやイワシなどの魚や、鶏肉や牛肉で作ってもおいしいのでぜひお試しくださいね。

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