ボリューム満点で使い勝手のよい白菜ですが、その一方で使い切れずに困ってしまうこともありますよね。そこで今回は、余った白菜をおいしく食べられるレシピをご紹介します。鶏肉と白菜のグラタンや、白菜と豚バラの豆乳ミルフィーユ鍋など、白菜の甘みや旨みを堪能できるレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてくださいね。
「あまった“白菜”どうしてる?」寒い日にぴったりなオススメの消費レシピ

1.白菜と卵のつるっとマーボー春雨
ごはんがモリモリ進む!白菜と卵のつるっとマーボー春雨をご紹介します。豚ひき肉の旨みが全体にたっぷりと行き渡った、お箸の止まらない一品です。卵を入れると、豆板醤のピリ辛味やニンニクと生姜の風味がマイルドに仕上がり、食べやすいですよ。ボリュームたっぷりのマーボー春雨を食べたいときには、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 白菜・・・150g
- 豚ひき肉・・・150g
- 長ねぎ・・・1/2本
- 春雨・・・30g
- 溶き卵・・・1個
- 水溶き片栗粉・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)豆板醤・・・小さじ2
- (A)オイスターソース・・・大さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- 塩こしょう・・・少々
- 水・・・300ml
- ごま油・・・小さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.ボウルに(A)を入れ混ぜ合わせます。
2.白菜は1cm幅に切り、長ねぎはみじん切りにします。
3.中火で熱したフライパンにごま油をひき、豚ひき肉と2を加え、塩こしょうをふって炒めます。
4.豚ひき肉の色が変わったら水と春雨を加えて、パッケージの表記より1分短くゆで 、1を加えて炒め合わせます。
5.水溶き片栗粉を加えて、中火でかき混ぜながら加熱します。とろみがついたら溶き卵を回し入れて混ぜ合わせ、全体になじんだら火から下ろします。お皿に盛り付け、小ねぎをかけて完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。
2.鶏肉と白菜のグラタン
寒い日のメインおかずに、鶏肉と白菜のグラタンはいかがでしょうか。クリーミーなホワイトソースが、旨みたっぷりの鶏肉と炒めてトロトロになった白菜によく絡んだ、あと引く味わいの一品です。白菜は加熱することでかさが減るので、大量消費したいときにもおすすめですよ。お子様にも喜ばれるメニューなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前(600mlのグラタン皿))
- 鶏もも肉・・・150g
- 白菜・・・300g
- 薄力粉・・・大さじ1
- (A)牛乳・・・150ml
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1
- (B)塩・・・ふたつまみ
- (B)黒こしょう・・・ふたつまみ
- 有塩バター・・・10g
- ピザ用チーズ・・・30g
- パン粉・・・大さじ1
- 粉チーズ・・・小さじ1
- パセリ (乾燥)・・・適量
作り方
1.白菜は一口大に切ります。
2.鶏もも肉は一口大に切ります。
3.中火で熱したフライパンに有塩バターを溶かし、2を入れて色が変わるまで炒めます。
4.1を入れて中火で炒め、白菜がしんなりし、鶏もも肉に火が通ったら薄力粉を入れ、粉気がなくなるまで炒めます。
5.(A)を入れてとろみが付くまで中火で炒めたら、(B)で味を調えて火からおろします。
6.耐熱皿に5を入れてピザ用チーズ、パン粉を散らしたら、オーブントースターで7分、焼き色が付くまで焼きます。
7.粉チーズ、パセリを散らして完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
3.余りがちな白菜の消費に 白菜の甘みたっぷりお好み焼き
ひと味違うお好み焼きを楽しみたいときに!白菜の甘みたっぷりお好み焼きをご紹介します。キャベツの代わりに白菜を使ったお好み焼きで、白菜の甘みや旨みを堪能できますよ。紅生姜の爽やかな風味や、コクのある天かすの味わいが絶妙にマッチして、どんどん食べ進めてしまいます。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 白菜・・・1/8個
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・150g
- 長芋・・・5cm
- (A)薄力粉・・・120g
- (A)片栗粉・・・大さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ2
- (A)天かす・・・大さじ2
- (A)紅生姜・・・大さじ1
- (A)卵・・・1個
- サラダ油・・・大さじ1
トッピング
- お好み焼きソース・・・大さじ1
- マヨネーズ・・・大さじ1
- 青のり・・・適量
- かつお節・・・適量
作り方
準備.薄力粉と片栗粉は合わせておきます。 長芋は皮をむいておきます。
1.白菜は粗みじん切りにします。長芋はすりおろします。
2.ボウルに1、(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
4.フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、2を丸く広げて3をのせ、弱火で焼きます。
5.表面がフツフツとしてきたら裏返します。中に火が通るまでさらに弱火で10分ほど焼き、火から下ろします。
6.お皿に盛り付け、トッピングをのせて出来上がりです。
4.白菜と豚バラの豆乳ミルフィーユ鍋
ホカホカのお鍋が食べたいときに、白菜と豚バラの豆乳ミルフィーユ鍋を作ってみませんか。素朴な味わいで、ひと口食べるとどこかほっとする一品です。白だしの効いた和風スープに、豚バラ肉の旨みがたっぷりと溶け込み、最後の一滴まで飲み干したくなりますよ。今日の献立に迷ったときにも、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (スライス)・・・200g
- 白菜・・・600g
- 無調整豆乳・・・300ml
- 水・・・200ml
- (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ2
- (A)白だし・・・大さじ2
- (A)白すりごま・・・5g
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ2
- (A)塩こしょう・・・小さじ1/2
トッピング
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.白菜は1枚ずつはがし、豚バラ肉と交互に4枚重ね、5cm幅に切ります。
2.残りの白菜を5cm幅に切ります。
3.土鍋の中央に1の断面を上にして並べ、外側の隙間に2を詰めます。
4.無調整豆乳、水、(A)を加え、蓋をして弱火で10分ほど煮ます。
5.豚バラ肉に火が通ったら火から下ろし、小ねぎをかけて完成です。
5.とろっとろ 白菜と鶏肉の塩あんかけ丼
とろとろのあんがたまらない、白菜と鶏肉の塩あんかけ丼のご紹介です。鶏もも肉やしいたけ、野菜の旨みがたっぷりの塩あんかけは、白いごはんとも相性抜群で、食べ進める手が止まりませんよ。オイスターソースのコクがアクセントになり、奥深い味わいに仕上がります。簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。
材料(1人前)
- ごはん・・・150g
- 鶏もも肉・・・50g
- 白菜・・・80g
- にんじん・・・40g
- しいたけ・・・2枚
- サラダ油・・・小さじ1
塩あんかけ
- (A)水・・・200ml
- (A)オイスターソース・・・小さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
- (A)塩・・・小さじ1/4
- (A)黒こしょう・・・少々
- 水溶き片栗粉・・・大さじ1
- 糸唐辛子 (飾り用)・・・適量
作り方
準備.しいたけの軸を取り除いておきます。にんじんの皮をむいておきます。
1.白菜は1cm幅に切ります。
2.しいたけとにんじんは細切りにします。鶏もも肉は1cm角に切ります。
3.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
4.フライパンにサラダ油をひき、2を入れて中火で炒めます。にんじんがやわらかくなったら1、3を入れてひと煮立ちさせ、鶏もも肉に火が通るまで加熱します。
5.一度火を止め、水溶き片栗粉を加えてかき混ぜ、弱火でとろみがつくまで加熱し、火から下ろします。
6.丼にごはんをよそい、5を盛り付け、糸唐辛子をのせて完成です。
旬の白菜は、さまざまな料理に大活躍!
いかがでしたか。白菜をたっぷり使ったおかずレシピをご紹介しました。鍋をしたあとに余りがちな白菜も、レパートリーを広げておくことで、たくさんの料理に活用できますよ。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にしていただき、旬の白菜の甘みをたっぷりと味わってくださいね。