2020.7.7

みかんの‌選‌び‌方‌と‌栄‌養‌素‌|‌買‌い‌物‌で‌役‌立‌つ‌基‌本‌の‌「き」‌

甘酸っぱくて果汁たっぷりの果肉がおいしい「みかん」。日本人には馴染みの深い果物ですよね。こたつといえばみかんというように、冬の風物詩として古くから親しまれています。

そんなみかんには、ビタミンCだけでなく抗酸化作用があるβクリプトキサンチンやヘスペリジンという成分が含まれており、免疫力を高める効果や血流改善など、冬の寒い季節に役立つ効果が期待できます。

今回は、みかんに含まれる栄養素と、みかんのおいしい選び方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

日本では「温州みかん」が代表的

みかんには数多くの種類がありますが、日本では、一般的にみかんといえば「温州みかん」のことを言います。 温州みかんは、収穫時期によって次の4つの品種に分けられます。

・極早生温州…9~10月ごろにかけて収穫されるもの
・早生温州…10~12月ごろにかけて収穫されるもの
・中生温州…11~12月ごろにかけて収穫されるもの
・普通温州…1月以降に収穫されるもの

和歌山県の「有田みかん」、愛媛県の「愛媛みかん」、静岡県の「三ケ日みかん」は、品種の名前ではなく各地のブランド名で、温州みかんの主な産地として知られています。

‌主要な栄養素はこちら

温州みかん(ジョウノウ膜含む)100gに含まれる主要な栄養素は以下の通りです。

  • エネルギー46kcal
  • たんぱく質 0.7g
  • 脂質 0.1g
  • 炭水化物 12.0g
  • カルシウム 21mg
  • リン 15mg
  • マグネシウム 11mg
  • カリウム 150mg
  • ビタミンC 32mg
※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

免疫力を高め体の健康を維持する

みかんに含まれる栄養素の中でも、特に注目したいのが以下の3項目。これらは、体の機能を維持して免疫力を高める効果があり、薄皮や筋に含まれる成分には血行を促進する効果が期待できます。みかんは風邪が蔓延する寒い季節にぴったりの果物なんです。

■ビタミンC
コラーゲンの合成を促進し、丈夫な血管や筋肉、皮膚を作るのを助ける働きがあります。また、抗酸化作用を持っているため、過酸化脂質の生成を抑え、免疫力の低下や動脈硬化を防ぐ働きも期待できます。

■βクリプトキサンチン
βクリプトキサンチンとは天然に存在するカロテノイド色素の一つで、オレンジや柿などに含まれる色素成分です。特に温州みかんに多く含まれています。

強い抗酸化作用があり、アンチエイジングや免疫力向上に効果が期待できます。また、必要に応じて体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の強化、目の健康を保つ、成長促進など、体の機能を維持する働きをします。

■ヘスペリジン
柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種です。毛細血管の強化作用や、抗アレルギー作用を持っています。また、コラーゲンの生成を促進する働きがあり、骨や皮膚の形成に関わっています。

人気のカテゴリ