最終更新日 2023.3.30

ホクホクおいしい!ごはんにも和菓子にも使えるささげレシピ

ホクホクおいしい!ごはんにも和菓子にも使えるささげレシピ

ささげとはどんな豆?

ささげは「大角豆」とも書き、さやはインゲンに似ていて、小さい豆は小豆に似ているマメ科ササゲ属の野菜です。ささげは、平安時代から既に存在していた豆ですが、アフリカが原産といわれています。

ささげと小豆の違い

ささげと小豆は、色や形が似ていますが、よく見ると違いがはっきりしていて区別ができます。ささげは楕円形で少々角張っていて、おへそと呼ばれる部分が黒く縁取りされています。一方小豆は、直線的な楕円形で、おへそは白くなっています。ささげも小豆も水に浸けると水が赤くなるので、お赤飯の色は本来、豆の煮汁を使った自然な色合いなのです。お赤飯には煮崩れのしにくいささげが使われることが多いです。

見た目が小豆に似ているささげは、料理も同じように使って楽しむことができる食材です。そこで今回は、ささげを使ったレシピをご紹介します。

炊飯器で簡単お赤飯

ささげを使ったお赤飯を炊飯器で手軽に作ってみませんか?
ささげはさっと洗った後、たっぷりの水を入れた鍋に入れて、中火でひと煮立ちしたら一度ザルにあげてゆでこぼし、アク抜きをします。再び鍋に戻して水を入れてやわらかくなるまで30分ほど煮てから使います。この時のゆで汁は、炊飯用に使ってもち米を赤く色付けするので、捨てずにとっておいてくださいね。

ささげをやわらかく煮たら、あとは炊飯器にセットして炊き上がるのを待つだけなので、簡単ですよ。
ささげを使う料理は、前日にささげを煮て準備しておくのもおすすめです。
ぜひお試しください。

ほんのりピンク色の栗ごはん

ささげの煮汁で色付いたピンク色のごはんと、栗の黄色で彩りがきれいな栗ごはんはいかがでしょうか?
茹でたささげとむき栗を使って、炊飯器でおいしく簡単に作れますよ。
冷めてもおいしいので、お弁当にもおすすめです。
おいしい栗が手に入ったら、ぜひお試しください。

やさしい甘さがおいしいささげの甘煮

ささげのホクホクとした食感は、甘い味付けにピッタリ合いますよ。
きび砂糖を使ったやさしい甘さが、ほっこりする一品です。
ささげは煮ても皮が破れにくいので、じっくり煮込んでも見た目がきれいに仕上がりますよ。
ささげの甘煮をアレンジして、さつまいもやかぼちゃを加えていとこ煮風にしてもおいしそうですね。

ささげで作るぜんざい

ぜんざいは小豆で作るのが一般的ですが、ささげでもおいしく作れます。
先ほどのささげの甘煮をきび砂糖の量を増やしてもっと甘く仕上げれば、和菓子にもアレンジできますよ。
お餅は、焼いた方が香ばしさが加わって、甘いささげにとてもよく合います。
お餅を白玉や栗に代えたり、アイスクリームをトッピングをしたり、アレンジするのもおすすめです。
甘さを調整して、お好みの手作りぜんざいを楽しんでみませんか?

おしゃれな最中の和菓子

最後に、甘いささげを挟んだ最中はいかがでしょうか?
最中のパリッとした食感と、ささげのやさしい甘さに、抹茶の風味が加わったクリームがよく合うとてもおいしい和菓子です。
中に挟む抹茶クリームは、市販のホイップクリームに抹茶パウダーを混ぜて簡単に作れますよ。
見た目もおしゃれなので、おもてなしにも喜ばれそうですね。

ささげのホクホクした食感を楽しもう!

いかがでしたか?ささげで作るあんこのスイーツは、いろいろアレンジできそうですね。ホクホクした食感と煮崩れしないのが魅力のささげは、料理にとても使いやすいので。早速ささげを使って一品作ってみませんか?クラシルでは、レシピや作り方を動画でわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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