肉おかずの定番「生姜焼き」。作り方そのものは簡単なので、食卓に並ぶ機会も多いのではないでしょうか?今回は、いつもの生姜焼きをランクアップさせるポイントをご紹介します!お子様から大人の方までみんなが喜ぶ絶品生姜焼きの作り方を、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ふっくらジューシーな生姜焼きを作る簡単テクを検証「箸で切れるやわらかさ!」

生姜焼きをおいしく焼くポイントは3つ!
おいしい生姜焼きは、お肉がふっくらしていて噛むほどに感じられるジューシーさがたまらないですよね。逆に、パサついてしまうとあまりおいしさは感じられません。
おいしく焼くうえで大切なのは、調理中に豚肉の水分を逃がさないことです!
この点を踏まえて、実際に作り方のポイントを3つご紹介します。
さっそく作ってみた!
それでは、ワンランクアップする生姜焼きを作ります。詳しい作り方は、記事の後半でご紹介していますよ。ここでは重要なポイントに絞って見ていきましょう!
ポイント1 肉を常温に戻す
冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態ではなく、調理前に常温に戻すのがひとつめのポイントです。冷たいままだと焼くのに時間がかかり、焼いたときに表面から固くなってしまいます。ここでは冷蔵庫から取り出して、15分置いておきます。
ポイント2 肉の筋を切る
包丁の先を使って、赤身と脂身の間に4~5本切り込みを入れます。筋切りは少々手間のかかる作業なので、普段はやらないという方も多いのでは?しかし、この作業をするとしないとでは、仕上がりに大きく影響します。筋を切っておくことで、肉が反り返ってしまうのを防いだり、食感がよくなります。
ポイント3 塩こしょうで味つけをして、片栗粉をまぶす
塩こしょうをなじませ、片栗粉を全体にまぶします。片栗粉をつけると味のなじみがよくなり、とろみもつきますよ。味が染みているほうが、ジューシーでおいしいですよね。
ここまで来たら準備万端!フライパンで焼いていきますよ。味つけの仕方は、このあとでご紹介するレシピを見てくださいね。
ひと手間加えた生姜焼きの仕上がりは?
検証の結果、ポイントをおさえて焼いた生姜焼きは、パサつきがなくとてもふっくら仕上がりました!嚙み切れないゴムのような食感にもならず、箸で簡単に切れるくらいやわらかくなりました。ひと手間加えておいしい生姜焼きを堪能してくださいね。
基本の生姜焼きレシピをチェック!
ここからは、シンプルな生姜焼きのレシピをご紹介します。生姜が効いた甘辛いたれが豚肉に絡んでやみつきになる一品です。ふっくらジューシーに焼くポイントと合わせて、ぜひ見てみてくださいね。
定番 豚肉の生姜焼き
生姜の香りがふわっと広がるたれが絶品!基本の生姜焼きを作ってみましょう。お肉に片栗粉をまぶしているので、調味料がよく絡んでごはんが止まらないおいしさです。お肉の下準備ができたら焼いて味つけするだけととてもお手軽ですよ。ジューシーなお肉で食べ応えのある生姜焼きをぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚ロース (薄切り、6枚)・・・200g
- 塩こしょう・・・ふたつまみ
- 片栗粉・・・小さじ2
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・小さじ2
- (A)みりん・・・小さじ2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ2
- (A)砂糖・・・小さじ1
- サラダ油・・・大さじ1
- 白いりごま・・・適量
付け合わせ
- キャベツ・・・100g
- ミニトマト・・・4個
作り方
1.キャベツは千切りにします。
2.豚ロースは筋に切りこみを入れ、塩こしょう、片栗粉を全体にまぶします。
3.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を入れて3分程炒めます。
5.火が通り、両面に焼き色が付いたら3を入れ、中火で3分程炒め合わせます。全体に味がなじんだら火から下ろします。
いつもよりおいしい生姜焼きを食べよう!
いかがでしたか。今回は、ふっくらジューシーな生姜焼きを作るポイントと、定番の生姜焼きレシピをご紹介しました。ちょっとした手間とテクニックで、とてもおいしい生姜焼きが作れますよ。豚ロース肉を買ってきたらぜひ試してみてくださいね。