最終更新日 2023.4.11

「余った卵白を有効活用!」幸せ気分になる”スイーツレシピ”5選

「余った卵白を有効活用!」幸せ気分になる”スイーツレシピ”5選

お菓子作りには欠かせない卵ですが、レシピによっては卵黄のみ使用するものもありますよね。そんなときに余ってしまう「卵白」を皆さんはどのように活用していますか?

今回は、無駄にせずに使い切る!卵白を使ったスイーツレシピをご紹介します。材料たった4つで作れるかわいいメレンゲクッキーから、本格的なマカロンまで幅広くピックアップしました。ぜひこの機会に卵白スイーツレシピにチャレンジしてみてくださいね。

1.マカロンの作り方

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卵白を使うスイーツの代表格!本格的なマカロンの作り方をご紹介します。作るのが難しいイメージのあるマカロンですが、コツやポイントを押さえればきれいにお作りいただけます。このレシピでは、チョコレートと生クリームで作ったガナッシュを間に挟みましたが、ジャムやキャラメルクリームなどを挟んでもおいしいですよ。手間ひまをかけた分、絶品マカロンが出来上がりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

材料(15個分)

-----粉類-----

  • アーモンドプードル・・・90g
  • 粉糖・・・80g

-----メレンゲ-----

  • 卵白・・・2個分
  • グラニュー糖・・・70g
  • 食紅 (赤)・・・適量

-----ガナッシュ-----

  • ビターチョコレート・・・100g
  • 生クリーム・・・100ml

作り方

準備.天板にクッキングシートを敷いておきます。
1.ガナッシュを作ります。鍋に生クリームを入れ沸騰直前まで温めたら火からおろします。ビターチョコレートを割り入れて溶けるまでゴムベラでよく混ぜ合わせます。ボウルに入れ粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で1時間冷やします。
2.メレンゲを作ります。別のボウルに卵白を入れ、白っぽくなるまでハンドミキサーで泡立てます。グラニュー糖を4回に分けて加えその都度泡立てます。ツノが立つまで泡立て、しっかりとしたメレンゲを作ります。
3.粉類、食紅を加え、さっくりとメレンゲ潰さないように全体を均一に混ぜ合わせます。(メレンゲの泡は一部潰れるが、まだ気泡が多く残っていて生地がもったりしている状態)
4.マカロナージュします。ヘラの面を使ってボウルの側面に押し付けるように伸ばし、これを数回くり返してメレンゲの気泡を潰します。(ここで混ぜすぎると焼いた時にピエができなかったりふくらまなかったりします。混ぜたりないと膨らみすぎて表面が割れてしまいます。)混ぜ合わせながら段々と表面にツヤ(光沢)がでてきます。また、生地をヘラで持ち上げ、たらしてみて三角形になって落ち、リボン状に落ちるようになればマカロナージュの完了です。
5.丸口金のついた絞り袋に入れ、クッキングシートを敷いた天板に直径3cm程の丸型に絞ります。天板の下を4、5回軽く叩くと余計な気泡が抜け、焼いた時にふくらみすぎて表面が割れるのを防ぎます。また、表面の絞り跡が消えなめらかになり、均一な厚さになります。(やりすぎたり、柔らかい生地だと生地が広がりすぎてしまうので注意してください)
6.常温で1時間程乾かします。指先で左右に動かして触り、表面が若干凹み、指に生地がつかなければ乾燥完了です。この時しっかりと乾かさないと焼いた時に表面が割れてしまいます。(季節やその日の温度、湿度によって乾燥時間が異なるので様子をみて確認してください。冬場など乾燥している時期は30分程度で乾いたり、夏場など湿気の多い時期は3時間程かかる場合もあります)オーブンを150℃に予熱します。
7.150℃のオーブンの上段で5分焼き、下段に移して再度10分焼きます。上段で焼くことで最初に表面が焼き固められて、中の気泡がふくらんだ際に表面が割れるのを防ぎます。また、表面が焼き固められると中の気泡が上にふくらみきれず、下からはみでてきれいなピエができます。(マカロナージュが足りなかったり、オーブンの温度が高すぎるとピエがですぎてしまい、中が空洞のマカロンになってしまいます)最初に160℃〜200℃の高温で焼き、温度を下げて150℃程で中に熱を通す場合もあります。
8.粗熱をとり、絞り袋に入れた1を絞ってサンドしたら完成です。(完成後1日冷蔵庫で馴染ませた方がクリームが馴染み、しっとりとした食感の良いマカロンになります)

2.くるくる巻いた サクサクラングドシャ

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卵白が1個分残ってしまったときに嬉しい!手軽に作れるくるくる巻いたラングドシャレシピをご紹介します。生地は薄力粉だけでなく、アーモンドプードルも加えているので、サクサクとしていながらも口溶けのよい食感をお楽しみいただけます。作り方も材料を混ぜ合わせたらあとは焼いて巻くだけととってもお手軽!巻く時はまだ生地が熱いので、やけどに注意してくださいね。

材料(10本分)

-----粉類-----

  • 薄力粉・・・15g
  • アーモンドプードル・・・15g
  • 無塩バター・・・30g
  • 粉糖・・・30g
  • 卵白 (30g)・・・1個分

作り方

準備.無塩バターは常温に戻しておきます。オーブンは170℃に予熱しておきます。
1.ボウルに無塩バターを入れて、泡立て器でクリーム状になるまで練り混ぜます。
2.粉糖を加えてよく混ぜ、卵白を2回に分けて加え、都度よく混ぜます。
3.粉類をふるい入れて混ぜ合わせます。
4.クッキングシートを敷いた天板に、縦10cm×横5cm程の楕円形に生地を薄く伸ばします。
5.170℃のオーブンで10分焼きます。熱いうちに丸め、粗熱を取って出来上がりです。

3.卵白1個で メレンゲクッキー

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材料はたったの4つ!卵白1個分でたくさん作れる、メレンゲクッキーはいかがですか?このレシピもアーモンドプードルを加えているので、サクサクとした軽やかな食感をお楽しみいただけます。上白糖でもおいしく作れますが、粉糖を使うことでよりサクッとした食感に仕上がりますよ。粉糖を数回に分けて入れるのがメレンゲを上手に作るコツです!混ぜたら焼くだけなのお手軽レシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(20個分)

  • 卵白 (40g)・・・1個分
  • お湯 (湯煎用・100℃)・・・適量
  • 粉糖・・・70g
  • アーモンドプードル・・・20g

作り方

準備.オーブンは100℃に予熱しておきます。
1.湯煎にかけたボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで泡立てます。
2.卵白が泡立ってきたら、粉糖を5、6回に分けて入れ、その都度よく撹拌します。ツヤが出て、ツノが立つまで泡立てます。
3.アーモンドプードルを振るい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
4.絞り袋に3を入れ、クッキングシートを敷いた天板の上に絞ります。
5.100℃のオーブンで60分低温でじっくりと焼きます。
6.焼き上がったら、オーブンの扉を少し開け、庫内で粗熱が取れるまで置きます。
7.冷めたら完成です。

4.卵白消費にぴったり アールグレイフィナンシェ

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身近な食材で作れる、紅茶のフィナンシェです。フィナンシェを作る場合、本来はアーモンドプードルを使いますが、このレシピはおうちにある材料で作れるようにアレンジしました。アールグレイの芳醇な香りが焦がしバターとマッチして、何個でも食べられるおいしさですよ!使用する型はシェル型以外に、アルミカップなどでもお作りいただけます。卵白が余ったときにぜひお試しくださいね。

材料(10個分(75×47mmのシェル型使用))

-----粉類-----

  • 薄力粉・・・80g
  • ベーキングパウダー・・・2g
  • 紅茶の葉 (アールグレイ)・・・2g
  • 無塩バター・・・90g
  • 卵白 (Mサイズ)・・・3個分
  • グラニュー糖・・・80g

-----型に塗る用-----

  • 無塩バター・・・適量
  • 薄力粉・・・適量

作り方

準備.オーブンを180℃に予熱しておきます。
1.型に無塩バターを塗り、薄力粉をふるい、冷蔵庫に入れます。
2.無塩バターを鍋に入れ中火にかけます。無塩バターが溶けたら混ぜながら加熱し、茶色く色づいたら火から下ろし粗熱を取ります。
3.ボウルに卵白、グラニュー糖を加え泡立てないようにホイッパーで混ぜ合わせます。
4.粉類をふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。
5.2を入れ全体になじむように混ぜ合わせます。
6.1に5を入れ、180℃のオーブンで15分ふっくらと焼き上げます。粗熱が取れたら型から外して完成です。

5.フードプロセッサーでイタリアンクッキー アマレッティ

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材料も手順もたった4つだけ!イタリアの伝統お菓子、アマレッティを作ってみましょう。材料をフードプロセッサーで混ぜ合わせたらあとはオーブンで焼くだけと、あっという間に出来上がります。卵黄を使用しないので、軽やかな食感のクッキーに仕上がりますよ。とても簡単にお作りいただけるので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(40枚分)

  • アーモンドプードル・・・100g
  • グラニュー糖・・・80g
  • 薄力粉・・・15g
  • 卵白・・・3個分

作り方

準備.オーブンは150℃に予熱しておきます。
1.フードプロセッサーにアーモンドプードル、薄力粉を入れて、こま切れに30秒ほど撹拌します。
2.グラニュー糖、卵白を加えて、全体がなじむまで2分ほど撹拌します。
3.天板にクッキングシートを敷き、直径5cm程に広げます。150℃のオーブンで20分ほど焼き、そのまま10分置きます。
4.天板にのせたまま粗熱を取って完成です。

終わりに

いかがでしたか?今回は余りがちな卵白を使ったスイーツレシピをご紹介しました。簡単に作れるクッキーも手間ひまをかけたマカロンも、ひと口食べれば幸せな気分になれること間違いなし!今回ご紹介したレシピを覚えておけば、今後卵白が余っても上手に活用できそうですね。ぜひこの機会にマスターして、サクサク食感のスイーツをお楽しみください。

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