疲れてヘトヘトでもごはんを作らなきゃ…。そんなときは、なるべく手間を省いて、食べ応えのあるものを作りたいですよね。できれば、栄養バランスも意識したいもの。そんなときに頼れる料理とは何でしょうか?今回は、毎日頑張ってキッチンに立つお母さんのエピソードと、お話にちなんだおすすめレシピをご紹介します。
育児でヘトヘトな母→わずかな余力でも作れる"我が家の救世主飯"とは…?

“楽ちん”“食べごたえ抜群”を兼ね備えた救世主は…
1日中、子どもの相手をしながら家事をこなしたお母さん。夕方にはすっかり体力も消耗していますが、夕飯作りの時間が近づいて、仕方なくキッチンに向かいます。
そんなお母さんがよく頼っているメニューがあります。わずかな余力でも作れるお手軽な料理、それは…
好みの具材を切って煮るだけであっという間に完成する「豚汁」!野菜もお肉もたっぷり入れれば、満足感たっぷり。豚汁は、子育てママに大助かりな一品ですね。
豚肉の旨みが溶け出した豚汁は、ひと口食べればおいしさが心と身体にしみわたります。ゆっくり味わいながら、今日も頑張った自分をほめるお母さんでした。
Illustrator:noico
わんぱく3兄弟の母として育児奮闘中。3兄弟との日常を育児漫画にし、SNSで発信しています。
おすすめの豚汁レシピをご紹介!
ここからは、おすすめの豚汁レシピをご紹介します。豆乳風味の具だくさん豚汁や、濃厚練りごまが決め手の利休豚汁と、みそと素材の味わいが楽しめる絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね!
1.豆乳でまろやか 具だくさん豚汁
無調製豆乳のまろやかさとみその風味がマッチした、アレンジ豚汁はいかがでしょうか。旨みたっぷりの豚バラ肉に、豆乳とみそのマイルドな味わいがたまらない一品です。豆乳を加えたあとは沸騰させずに仕上げるのが、おいしく作るコツですよ。これひとつで食卓の彩りも豊かになるので、ぜひ作ってみてくださいね!
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・100g
- 大根・・・80g
- にんじん・・・60g
- ごぼう・・・30g
- 水・・・200ml
- 無調整豆乳・・・200ml
- 顆粒和風だし・・・小さじ1
- みそ・・・大さじ1
- サラダ油・・・小さじ2
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.大根とにんじんは皮を剥いておきます。 ごぼうは皮をこそげ取っておきます。
1.大根とにんじんは5mm幅のいちょう切りにします。ごぼうは5mm幅の斜め切りにします。
2.中火に熱したフライパンにサラダ油をひき、豚バラ肉を入れて炒めます。
3.豚バラ肉の色が変わったら、1、水、顆粒和風だしを入れて強火で煮ます。
4.大根とにんじんに火が通ったら弱火にして、無調整豆乳を入れ、沸騰直前まで温めたらみそを溶き入れます。みそが溶けて、全体になじんだら火から下ろします。
5.お椀によそい、小ねぎを散らして完成です。
2.濃厚練りごまが決め手の利休豚汁
具材の旨みがたっぷり楽しめる豚汁を、利休汁風に仕上げました。利休汁はごまが入った濃厚な味わいが特徴のみそ汁です。こっくりとしたみそとねりごまを加えると、風味が一層よく仕上がりますよ!煮込むことで根菜の香りと甘みがぐっと引き立ち、完食するのが名残惜しくなるおいしさです。ぜひ献立のレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (スライス)・・・50g
- 玉ねぎ・・・30g
- 大根・・・30g
- にんじん・・・30g
- ごぼう・・・30g
- こんにゃく・・・30g
- 水・・・500ml
- 顆粒和風だし・・・小さじ1
- (A)みそ・・・大さじ1.5
- (A)白ねりごま・・・大さじ1
- 七味唐辛子・・・適量
作り方
準備.大根、にんじん、ごぼうは皮をむいておきます。 こんにゃくはパッケージの表記に従ってアク抜きをしておきます。
1.玉ねぎは5mm幅に切ります。大根とにんじんは5mm幅のいちょう切りにします。ごぼうは5mm幅の斜め切りにします。
2.こんにゃくは一口大に切ります。
3.豚バラ肉は3cm幅に切ります。
4.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
5.鍋に1、2、3、水、和風顆粒だしを入れてひと煮立ちさせ、アクを取って中火で20分ほど煮込みます。
6.大根とにんじんがやわらかくなったら弱火にし、4を溶き入れ、火から下ろします。
7.器によそい、七味唐辛子をかけて完成です。
豚汁のバリエーションを広げよう!
いかがでしたか?今回は豚汁にまつわるお話と、おすすめの豚汁レシピをご紹介しました。定番の豚汁ももちろんおいしいですが、豆乳やねりごまを加えても風味とコクが増しておいしいですよ。豚汁の味つけに変化をつけたいときに、参考にしてみてくださいね!