無病息災を願って、毎年1月7日に食べられる七草粥。今回は、そんな七草粥のおすすめレシピをご紹介します。炊飯器で手軽に作るものや、お米から作るもの、酸味の効いた七草の梅がゆなど、簡単に作れるレシピをピックアップしました!ぜひチェックしてくださいね。
「今年の七草粥はコレで決まり!」簡単に作れるおすすめレシピ3選

1.炊飯器で七草粥
鍋を使わず、炊飯器で七草粥を作ってみませんか。米と和風だし、塩、水を入れて炊飯し、炊き上がったら切った七草を加えて蒸らすだけ。和風だしと塩のシンプルな味わいに、七草それぞれの香りがマッチして、上品なおいしさです。七草は炊飯してから加えることで食感や香りを損なわず仕上がります。ぜひお試しください。
材料(2人前)
- 米・・・1/2合
- 水 (米用)・・・600ml
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/2
七草
- せり・・・3g
- なずな・・・3g
- ごぎょう・・・3g
- はこべら・・・3g
- すずな・・・1株
- すずしろ・・・1本
- ほとけのざ・・・10g
作り方
準備.米は洗って水に30分ほど浸水し、水気を切っておきます。七草の根元はそれぞれ切り落としておきます。
1.すずな、すずしろは葉と白い部分に分け、白い部分は皮付きのまま2mm幅のいちょう切りにします。葉と残りの七草は粗みじん切りにします。
2.炊飯器の釜に米、(A)、水を入れて混ぜ合わせ、おかゆモードで炊飯します。
3.炊き上がったら1を入れてよく混ぜ合わせ、蓋をして10分程蒸らします。
4.器に盛り付けて出来上がりです。
2.お鍋で簡単 お米から作る七草粥
基本となる、お米から作る七草粥のレシピです。鍋に米と水を加えて火にかけ、とろみがつくまで弱火で煮込みます。さっとゆでておいた七草と塩を加えて混ぜ、ひと煮立ちしたら完成!米はじっくり煮ることでとろっとした口当たりになり、満足感も十分。七草の爽やかな香りと歯触りもよく、やさしい味わいです。
材料(2人前)
- 米・・・1/2合
- 水 (炊飯用)・・・600ml
- 塩・・・小さじ1/4
七草
- せり・・・2g
- なずな・・・2g
- ごぎょう・・・2g
- はこべら・・・2g
- ほとけのざ・・・2g
- すずしろ・・・1本
- すずな・・・1株
- お湯 (ゆで用)・・・1000ml
- 塩 (ゆで用)・・・小さじ1
作り方
準備.米は洗ってザルに上げ水気を切っておきます。 すずなとすずしろは、皮をむいておきます。
1.鍋にお湯を入れ沸騰したら、塩、七草を入れて1分程ゆでます。ザルに上げ流水にさらして水気を絞ります。
2.せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざは1cm幅に切ります。すずしろは薄い輪切りにします。すずなは半分に切って薄切りにします。
3.鍋に米、水を入れて中火で加熱し、煮立ってきたら弱火にして、木べらで混ぜ合わせます。蓋を少しずらしてのせ、とろみがつくまで30分程加熱します。
4.2、塩を入れ、弱火のまま混ぜ合わせ、ひと煮立ちしたら火から下ろし、器に盛り付けて完成です。
3.ほっこりやさしい 七草の梅がゆ
ほんのり酸味を効かせた、七草の梅がゆはいかがでしょうか。鍋にごはんと水を加え、とろみがつくまで加熱したら、ゆでておいた七草と細かく刻んだ梅干しを入れて混ぜ込みます。香りのよい七草と、酸味と塩気のある梅が、とろっとした米と相性抜群!味が薄いときは塩を加えて調整してくださいね。白いりごまをトッピングするのもおすすめです。
材料(2人前)
- ごはん・・・150g
- 水・・・500ml
七草
- すずな・・・1株
- すずしろ・・・1本
- せり・・・2g
- なずな・・・2g
- ごぎょう・・・2g
- はこべら・・・2g
- ほとけのざ・・・2g
茹で用
- お湯・・・1000ml
- 塩・・・小さじ1
- 梅干し・・・2個
作り方
準備.梅干しは、種を取り除いておきます。 すずなとすずしろは、皮を剥いておきます。
1.梅干しは、細かく刻みます。
2.鍋にお湯を沸かし、塩と七草を入れて2分程ゆで、火からおろしてお湯を切ります。
3.せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざは1cm幅に切ります。すずなは根と葉に分け、根は薄いいちょう切りにし、葉は1cm幅に切ります。すずしろは葉を切り落とし、薄切りにします。
4.鍋にごはんと水を入れて中火で熱し、沸騰したら弱火にして、ごはんにとろみがつくまで5分程加熱します。
5.3と1を加えて軽く混ぜ、ひと煮立ちしたら火からおろします。
6.器に盛り付けて完成です。
無病息災!七草粥を味わおう
いかがでしたか。今回は、七草粥のおすすめレシピを3つご紹介しました。日本の行事食でもある七草粥は、おうちで簡単に作ることができますよ。お好みの作り方と味つけで、ぜひ七草粥を楽しんでくださいね。