可能性は無限大！アレンジ冷奴レシピ5選

あたたかい豆腐を湯豆腐と呼ぶのに対し、冷たい豆腐は冷奴と呼びます。その名前の由来をご存知ない方も多いのではないでしょうか。
大名行列で槍などを持って歩いていた「奴」と呼ばれていた人の服に四角い大きな紋が描かれており、それが豆腐の形に似ていたからという説、さらに食材を大きく四角に切ることを「奴に切る」と言われていたからという説、「冷やっこい」から冷奴になった説など由来はさまざまです。
由来が諸説あることからも、冷奴はいろんな場所や時代で愛されてきたメニューであるということがわかりますね。

豆腐はスーパーなどで比較的安価に手に入るので、いつでも気軽に食べることができるのが冷奴の魅力のひとつ。特に暑い夏は冷た口当たりが気持ちよく、毎日の食卓で大活躍しますよね。
基本的な冷奴は豆腐に薬味をのせるだけと、手間もほとんどかかりません。あと一品ほしいとき、ちょっと小腹がすいたとき、お酒のおつまみがほしいときなど、冷奴があると便利な場面がたくさんありますよ。

冷奴の薬味といえば、ネギやかつお節、おろししょうがなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ですが、実はさまざまな食材や調味料と相性がいいのです。
薬味のアレンジ次第で、毎日食べても飽きない料理に変身します。まさに、冷奴の可能性は無限大！
今回は、そんな冷奴のアレンジレシピを5つ紹介します。いつもと違う冷奴で、食卓を華やかに彩ってみませんか？

まずご紹介するのは、おつまみの定番である梅ときゅうりを薬味にした冷奴です。
調味料にはポン酢とごま油を使い、さっぱりとしつつも風味豊かに仕上げました。
きゅうりのみずみずしさと梅の酸味が、口いっぱいに広がります。
暑さを吹き飛ばしたいときにおすすめです。
簡単に作れるので、時間がないときにパパッと作ってみてはいかがでしょうか。

冷奴に鶏ささみを乗せ、ボリュームたっぷりの棒棒鶏風にアレンジ。
調味料には練りごまやしょうゆ、ごま油、すりおろし生姜などを混ぜ、濃厚に仕上げました。
手間がかかりそうな鶏ささみは、電子レンジで加熱し、粗熱が取れたら手でほぐすだけというのも嬉しいポイント。
具だくさんで贅沢な冷奴は、食べ応えがあり満足度の高い一品です。
ぜひ冷奴をメインとして作ってみてはいかがでしょうか。

アボカドを使った、見た目もおしゃれな冷奴。
和食のイメージが強い冷奴ですが、実は洋風にもアレンジできるんですよ。
潰したアボカドに粉チーズや生クリームなどを加え、とってもクリーミーな味わいに。
仕上げにオリーブオイルをかけ、アボカドソースのおいしさを引き立てています。
ワインなどのお酒のおつまみが欲しいときにぴったりの一品です。

ここ数年で女性の人気が高まっているパクチーを使った、エスニック風の冷奴です。
生姜やにんにくでしっかりと風味をつけた肉あんと、パクチー特有の香りがくせになること間違いなしの一品。
ガツンとした味付けがお酒のおつまみにもぴったりです。
女子会やパクチー好きの方へぜひ作ってみてくださいね。

最後にご紹介するのは、スモークサーモンとクリームチーズを乗せた冷奴レシピ。
切ったスモークサーモンとクリームチーズを混ぜて豆腐に乗せ、仕上げにオリーブオイルと塩をかけるだけで、誰でも簡単に作ることができます。
スモークサーモン、クリームチーズ、オリーブオイルそれぞれの風味が豊かな一品。
見た目もおしゃれなので、ちょっとしたパーティにもおすすめです。

いかがでしたか？
和風や洋風を問わず、さまざまな食材や調味料ともよく合う冷奴。淡白な味わいの豆腐は、のせる食材やタレを変えることで飽きが来ない美味しさを楽しめます。火を使わずにお手軽なレシピばかりなのも、うれしいポイント。
今晩のおかずに、おいしく楽しい冷奴レシピはいかがでしょうか？