冬に食べたい「ふろふき大根」レシピ！味噌とゆずで味わおう

おだしがたっぷり染みた大根に、お味噌をかけて食べる「ふろふき大根」は、寒い季節にほっこりするおいしさですね。ふろふき大根にかけるタレは、お味噌のほかにねぎ塩や鶏そぼろでもおいしくいただけますよ。電子レンジや圧力鍋を使った時短レシピもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね！

下ゆでをするかしないかで、味の染み具合が変わってきます。このひと手間を惜しまないことが、ふろふき大根をおいしくするコツですよ。皮の内側は縦に繊維が通っていて、やわらかく煮ても食べたときに筋っぽさが残るので、皮は厚めにむきましょう。表面に十字の切り込みを入れる工程はご存知の方も多いかと思いますが、お米を加えてゆでる工程では大根の辛味やアクを取り除いて甘味が増し、味も染み込みやすくなるのでおすすめです。

炊飯器で調理するふろふき大根は、こっくりやわらかく、ジューシーに仕上がります。煮崩れしないのも嬉しいポイント。下ゆでも必要ないんですよ。大根は、水と白だしと一緒に炊飯器へ入れて炊飯スイッチをオンするだけ！大根がやわらかく煮えるまでの間、味噌ダレを電子レンジで調理し、他のおかずもこの間に作っちゃいましょう。こっくりやわらかい大根とコクのある赤味噌に、柚子の香りが爽やかなふろふき大根が楽しめますよ。

赤味噌もおいしいですが、白味噌でいただくふろふき大根も絶品です。お好みの味噌で作ってみてくださいね。こちらのレシピは、下ゆでも調理もすべて電子レンジに簡単に作れるのがうれしいポイント。電子レンジ調理なら、忙しい日でも気兼ねなくふろふき大根を楽しむことができますよ。お鍋を使用しない分、洗い物も減って助かります。

圧力鍋なら分厚く切った大根も中心までやわらかくなり、面倒な下ゆでも必要ありません。圧力鍋に大根、水、顆粒だしの他に、生米を加えるのがポイント。お米を加えると、アクやえぐみが取れ、味が染み込みやすくなり甘味も増します。お米の研ぎ汁でも代用できますよ。だしがたっぷりと染み込んだ大根に、甘めの白味噌を合わせたふろふき大根は、冷えた体を温めてくれる一品です。

定番の味噌ダレもおいしいですが、たまには違う味も楽しみたいという方は、タレをアレンジしてみるのはいかがでしょうか。こちらのタレは、ごま油香るねぎ塩ダレ。中華風ですが、シンプルな味わいのふろふき大根に、意外とよく合い、いつもと違うさっぱりした味わいを楽しめますよ。ねぎ塩ダレは、ふろふき大根のほかにも蒸し鶏やしゃぶしゃぶのタレなどさまざまな料理に重宝しますよ。

食べ応えのある鶏そぼろ味噌は、昆布だしが染みた大根によく合い、ボリュームを出してくれます。とろみのある鶏そぼろ味噌が、熱々の大根に絡みほっこりするおいしさです。お肉の食感もよく、ごはんがすすみますよ。鶏そぼろの具材に玉ねぎのみじん切りを加えて、食感を変えてみるのもおすすめ。一味違った味わいが楽しめます。お好みで柚子の皮を添えて味の変化をつけてみてくださいね。

いかがでしたか？寒い日のご馳走ふろふき大根は、冷えた体をほっこり温めてくれる一品です。シンプルなだけに下処理はしっかり行い、だしをたっぷりと大根に染み込ませることがおいしく作るためのポイントです。大根にかけるタレは、気分に合わせてさまざまなアレンジを楽しんでみてくださいね。