お肉料理の付け合わせに欠かせない「千切りキャベツ」。時間が経つと、水分が減ってみずみずしさを失ってしまうこともありますよね。そこで今回は、身近なものを使って千切りキャベツのシャキッとした食感を長持ちさせる方法を検証してみました。後半はおすすめレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
“千切りキャベツ”の食感をキープする裏技に「簡単!」「もっと早く知りたかった!」

さっそく検証スタート!
今回の検証に使うのは、自宅に常備してる方も多い「オリーブオイル」です!千切りキャベツにオリーブオイルを絡めるだけで、みずみずしさがキープされるとのこと。さっそく詳しく見ていきましょう。
千切りにしたキャベツ50gに対し、オリーブオイル小さじ1/2をひと回ししてよく絡めます。
手順はたったこれだけ。キャベツの表面に油をコーティングするように絡めていきましょう。1時間後、手を加えていない普通の千切りキャベツと、オリーブオイルを絡めた千切りキャベツ、2つの味わいを比べてみます。はたして、どのような違いが表れるのでしょうか...?
<上:手を加えていないもの 下:オリーブオイルを絡めたもの>
見比べてみると、下の画像のオリーブオイルを絡めた千切りキャベツは、ふわっとしているようにも見えますね。実際に食べてみると、何も手を加えていない千切りキャベツは、乾燥していてみずみずしさが損なわれていました。一方、オリーブオイルを絡めた千切りキャベツは、1時間経っても見た目の変化がほとんどなく、水分を保ったままシャキシャキのおいしさを味わうことができました!
油ひと回しでみずみずしさキープ!
実際に試した結果、オリーブオイルを絡めると、1時間経っても千切りキャベツのシャキシャキ食感を楽しむことができました。簡単にできる方法なので、帰りの遅い家族の分をシャキシャキのままとっておきたいときなどにも役立ちそうですね!油はサラダなどにそのまま使用できる油なら何でもOKですが、オリーブオイルやごま油は、おいしさをキープしながら風味もプラスできるのでおすすめですよ。その日のメニューやお好みによって、使い分けてみてくださいね。
油以外でもこんな方法も!
オイルを使わずにみずみずしさをキープしたい人は、こちらの方法もおすすめ!千切りにしたキャベツの水気を切ったら、ジッパー付き保存袋に入れて保存します。できる限り、保存袋の中の空気を抜いてくださいね。
これだけで千切りキャベツが乾燥することなく、シャキシャキ感をキープすることができましたよ。油を加えたくないときには、ぜひこちらの方法を試してみてくださいね。
おすすめレシピをご紹介!
千切りキャベツのお供といえばとんかつ!ここからは、薄切り肉で作る梅しそチーズとんかつのレシピをご紹介します。おいしいとんかつを食べたら、油っぽさを和らげてくれる千切りキャベツで、お口の中をさっぱりとさせてくださいね。
薄切り肉で梅しそチーズとんかつ
あと味さっぱりとした、梅しそチーズとんかつのご紹介です。薄切りの豚ロースに、梅肉や大葉、チーズをはさんでカラリと揚げました。梅の酸味と大葉の風味が口いっぱいに広がり、絶品です!揚げ物は手間がかかる印象がありますが、こちらのレシピではバッター液を使うので手軽にお作りいただけますよ。箸休めの千切りキャベツと一緒に召し上がってくださいね。
材料(2人前)
- 豚ロース (薄切り、8枚)・・・300g
- 塩こしょう・・・小さじ1/4
- 大葉・・・2枚
- 梅肉・・・小さじ1
- スライスチーズ・・・2枚
バッター液
- 薄力粉・・・大さじ3
- 卵 (Mサイズ)・・・1個
- 水・・・大さじ1.5
- パン粉・・・大さじ3
- 揚げ油・・・適量
- ウスターソース・・・適量
- キャベツ (千切り)・・・20g
- ミニトマト・・・4個
作り方
1.大葉は軸を切り落とし半分に切ります。
2.スライスチーズは半分に切ります。
3.豚ロースを2枚重ね梅肉、1、2をのせたら豚ロースをさらに2枚重ねます。これをもう1組作り両面に塩こしょうをふります。
4.バッター液の材料をバットに入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。
5.3の全体につけ、パン粉をまぶします。
6.フライパンの底から3cmの高さまで揚げ油を注ぎ、170℃に熱して5を入れてきつね色になり火が通るまで3分ほど揚げ、油切りをします。
7.皿に盛り付けウスターソースをかけ、キャベツ、ミニトマトを添えたら完成です。
シャキシャキ食感を持続させよう!
いかがでしたか?今回は千切りキャベツのみずみずしさをキープする方法と、千切りキャベツとおいしくいただくとんかつレシピをご紹介しました。今回ご紹介した方法を活用すれば、キャベツを事前に切っておくなどの準備もしやすくなりそうですね。ぜひ試してみてくださいね。