食欲の秋真っ盛り!この季節はおいしいものがたくさん旬を迎えますが、中でも、栗やさつまいもを使ったスイーツを毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
「おうちデザートを楽しもう!」簡単お手軽“アレンジモンブラン”5選

今回はそんな方にぜひ挑戦していただきたい、アイデア満載のモンブランレシピをご紹介します。難しそうなイメージがあるモンブランですが、今回ピックアップしたレシピはどれも簡単に作れるものばかり!お菓子作り初心者さんでもチャレンジしやすいレシピを集めたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
1.甘露煮でミニモンブランタルト
ミニサイズがかわいい、モンブランタルトのレシピです。栗の甘露煮をフードプロセッサーを使ってペースト状にすることで、簡単にきれいな黄色のクリームが作れますよ。穴の小さいモンブラン口金からスムーズに絞り出すために、マロンペーストはしっかりなめらかになるまで撹拌するのがポイントです。このレシピは市販のタルト台を使用しているので、タルト生地を作ったりスポンジ生地を作る手間がなく、簡単にお作りいただけるのでぜひお試しくださいね。
材料(6個分(直径4cm市販のタルト台))
-----マロンペースト-----
- 栗の甘露煮・・・150g
- 生クリーム・・・50ml
- グラニュー糖・・・5g
-----クリーム-----
- 生クリーム・・・80ml
- グラニュー糖・・・5g
- 市販のプチタルト台・・・6個
- 栗の甘露煮・・・6粒
作り方
準備.栗の甘露煮は水気を切っておきます。
1.マロンペーストを作ります。フードプロセッサーに栗の甘露煮を入れ、撹拌します。細かくなったら残りのマロンペーストの材料を入れて滑らかになるまで撹拌します。
2.ボウルにクリームの材料を入れハンドミキサーで8分立てにし、丸口金を入れた絞り袋へ入れます。
3.市販のプチタルト台に2を絞り、生クリームを覆い隠すように1を絞ります。
4.上部に栗の甘露煮を飾り、出来上がりです。
2.簡単甘栗モンブラン
簡単に作れるのに本格的な味わいの甘栗モンブランです。一見作るのが難しそうに思えるモンブランですが、市販のカステラとむき甘栗を使うことで手軽にお作りいただけます。マロンペーストをきちんと裏ごしをすることで、なめらかで口当たりの良いクリームに仕上がりますよ。モンブラン用の口金がなくてもかわいらしく作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料(4個分(直径5cmセルクル型使用))
-----マロンペースト-----
- 甘栗・・・100g
- 生クリーム・・・60ml
- 砂糖・・・20g
- 生クリーム (立てる用)・・・60ml
- カステラ・・・4切れ
- ホイップクリーム・・・30g
- 甘栗・・・4個
- 甘栗 (飾り用)・・・4個
- 粉糖・・・適量
作り方
1.耐熱容器に甘栗を入れてラップをし、500Wの電子レンジで2分程度温まるまで加熱します。
2.フードプロセッサーに粗熱を取った1、生クリーム、砂糖を入れてなめらかになるまで撹拌します。
3.ザルで裏ごしをします。
4.立てる用の生クリームをハンドミキサーで6分立てにします。3に少しずつ入れて混ぜます。丸口金を付けた絞り出し袋に入れます。
5.カステラを丸い型で切り抜きます。
6.甘栗を1つずつ置き、ホイップクリームを絞ります。
7.4を絞り出し、飾り用の甘栗をのせます。粉糖をふって完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
3.フープロで簡単スコップモンブラン
パーティーにもおすすめのスコップモンブランです。栗の甘露煮と市販のカステラを使うため、とても簡単にお作りいただけます。マロンクリームはフードプロセッサーに材料を入れて滑らかになるまで撹拌するだけなのでお手軽ですよ。カステラとマロンクリームの間に挟むココア風味のクリームがアクセントになっていて、最後まで飽きることなくお召し上がりいただけます。モンブラン口金がない場合は、星型や花形口金でもかわいく仕上がりますよ。
材料(1台分(縦14×横23×深さ5.5cm))
- カステラ・・・150g
-----マロンクリーム-----
- 栗の甘露煮・・・300g
- 生クリーム・・・150ml
- グラニュー糖・・・5g
-----ホイップクリーム-----
- 生クリーム・・・100ml
- グラニュー糖・・・5g
- ココアパウダー・・・5g
- 栗の甘露煮 (飾り用)・・・8粒
作り方
準備.栗の甘露煮は汁気を切っておきます。
1.マロンクリームを作ります。フードプロセッサーにマロンクリームの材料を入れ、なめらかになるまで撹拌し、モンブラン口金をつけた絞り袋に入れます。
2.ホイップクリームを作ります。ボウルにホイップクリームの材料を入れ、8分立てになるまでハンドミキサーで泡立てます。
3.容器の底にカステラを敷き詰めます。
4.2を入れ広げ、1を絞り栗の甘露煮をのせて出来上がりです。
4.紫芋で可愛いモンブラン
紫いもを使った、かわいらしい見た目のモンブランです。きれいな紫色のクリームが目をひき、おもてなしにもぴったり!市販のカステラを使うので、とても簡単に作ることができます。さつまいもの優しい味わいは、大人からお子さままで、喜ばれること間違いなしですよ。このレシピでは紫芋を使いましたが、他のさつまいもでもおいしくお作りいただけます。
材料(8個分)
-----紫いもペースト-----
- 紫いも (正味量)・・・150g
- 生クリーム・・・100ml
- 無塩バター・・・20g
- 砂糖・・・大さじ3
-----クリーム-----
- 生クリーム・・・100ml
- 砂糖・・・大さじ1
- 氷水・・・適量
- カステラ (計80g)・・・2切れ
- 栗の甘露煮・・・4粒
作り方
準備.無塩バターは常温に戻しておきます。
1.紫いもは皮をむき1cm幅に切り、耐熱ボウルに入れふんわりとラップをかけたら、600Wのレンジで5分〜6分加熱します。
2.栗の甘露煮を2等分に切ります。
3.カステラを4等分に切ります。
4.フードプロセッサーに入れて撹拌し、細かくなったら残りの紫いもペーストの材料を入れてペースト状になるまで撹拌します。絞り袋に移し、冷蔵庫で20分冷やします。
5.氷水にあてたボウルにクリームの材料を入れ、ハンドミキサーで8分立てにし、絞り袋に入れます。
6.カップに3を乗せ、5を山型に絞り出します。
7.6が隠れるように4を絞り出し、2を乗せたら完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
5.さつまいものモンブラン風トライフル
パフェのようなケーキ、さつまいものモンブラン風トライフルのレシピをご紹介します。カップの中にカステラとクリームを重ねるだけと、とても簡単!角切りにしたさつまいものなめらかなさつまいもクリームを使っているので、さつまいものおいしさを存分にお楽しみいただけますよ。さつまいもクリームはなめらかな食感になるよう、しっかりと撹拌してくださいね。
材料(2人前)
- カステラ・・・100g
-----フィリング-----
- さつまいも・・・50g
- 水 (浸す用)・・・適量
- グラニュー糖・・・5g
-----さつまいもクリーム-----
- さつまいも・・・200g
- 水 (浸す用)・・・適量
- 生クリーム・・・50ml
- グラニュー糖・・・10g
- ブランデー・・・大さじ1
-----ホイップクリーム-----
- 生クリーム・・・100ml
- グラニュー糖・・・5g
作り方
準備.さつまいもは皮を剥いておきます。
1.カステラは一口大に切ります。
2.フィリングを作ります。さつまいもは1cm角に切り、耐熱ボウルに入れて水に5分程さらし、水気を切ります。
3.グラニュー糖を加えて混ぜ合わせます。ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジでさつまいもがやわらかくなるまで3分程加熱し、粗熱を取ります。
4.クリームを作ります。さつまいもは1cm幅に切り、別の耐熱ボウルに入れて水に5分程さらし、水気を切ります。ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジでやわらかくなるまで4分程加熱します。
5.フードプロセッサーに粗熱を取った4、残りのさつまいもクリームの材料を入れ、なめらかになるまで撹拌したら、星口金をつけた絞り袋に入れます。
6.ホイップクリームを作ります。ボウルにホイップクリームの材料を入れ、泡立て器で8分立てにします。
7.グラスに、1、6、1、6、3、5の順番に入れて出来上がりです。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
終わりに
いかがでしたか。今回は、お菓子作り初心者の方でも簡単に作れる、栗やさつまいもを使ったモンブランのアレンジレシピをご紹介しました。どれも市販の甘栗や甘露煮、カステラを使ったものばかりなので気軽にチャレンジすることができますよ。また、難しいイメージのあるクリームもフードプロセッサーを使えば簡単に作れるのでぜひお試しください。今年の秋は、今回ご紹介したモンブランなど、おうちデザートで秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。