豚肉といえば、使い勝手が抜群で私たちの食卓に欠かせない食材ですよね。中でも「豚もも肉」はあっさりとした味わいとやわらかい肉質が特徴。どんな食材とも合い、調理法も選ばないため、老若男女問わず食べやすい部位として人気です。
豚もも肉の選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」
今回は、そんな豚もも肉に含まれる栄養素や、おいしい豚もも肉の選び方について詳しくご紹介します。ぜひお買い物の際の参考にしてみてくださいね。
- 目次
- 豚もも肉ってどんな食材?
- 主要な栄養素はこちら
- 高たんぱく質な豚もも肉
- 上手な豚もも肉の選び方
- おいしい豚もも肉を選んで味わおう!
豚もも肉ってどんな食材?
スーパーでいつでも手に入り、様々な食材と相性抜群な豚肉は、私たちの食卓に欠かせない存在ですよね。
中でも「豚もも肉」は、あっさりした味わいとやわらかい肉質で人気がある、赤身が中心の部位です。定番の炒め物や生姜焼きだけでなく、野菜の肉巻きなどにも向いています。
また、良質なたんぱく質やビタミンB群、鉄などの栄養素も含まれていて、ぜひ積極的に食卓に取り入れたい食材なんです。
主要な栄養素はこちら
豚もも肉100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
・エネルギー 171kcal
・たんぱく質 20.5g
・脂質 10.2g
・炭水化物 0.2g
・鉄 0.7mg
・ビタミンB1 0.90mg
・ビタミンB2 0.21mg
・ビタミンB6 0.31mg
高たんぱく質な豚もも肉
脂身が少なく、赤身が中心の豚もも肉は、たんぱく質をしっかりと摂りたいとき方にもぴったりな部位です。また、ビタミンB1や鉄などの栄養素も含まれています。以下、詳しく見ていきましょう。
■たんぱく質
たんぱく質は、私たちの体をつくる大切な栄養素です。筋肉量を維持したり、健やかな肌や髪の毛を作るためにも欠かせません。豚もも肉は、脂質が少なく赤身が中心の部位なので、たんぱく質を効率よく摂取することができますよ。
■ビタミンB1
炭水化物をエネルギーに変換するときに活躍する栄養素。ビタミンB1が不足していると、いくらごはんやパンを食べても、エネルギーへと変換する効率が悪くなり、疲れやすくなってしまいます。また、ビタミンB1には皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きもあります。
■鉄
赤血球を作るために欠かせない栄養素。肉や魚などの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」は、野菜や海藻、大豆などの植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」に比べ、より効率的に吸収することができます。
上手な豚もも肉の選び方
新鮮でおいしい豚もも肉を選ぶポイントは以下の3つです。
■ドリップが出ていない
豚肉を買うときには、パック内にドリップ(肉汁)が出ていないかチェックしましょう。ドリップが出ているということは、うまみ成分や栄養素が肉から流れ出てしまっている状態です。パック内のシートがドリップで染まっていたり、パックを傾けたときにドリップが流れてきて隅にたまったりしているものはなるべく避けましょう。
■みずみずしくてつやがある
肉の表面がみずみずしく、そしてつやがあるものを選びましょう。つやがなく、表面が乾燥しているものは、加工してから時間が経っている可能性があるためなるべく避けましょう。
■赤身と脂身のコントラストがはっきりしている
新鮮な豚もも肉は、赤身と脂身の境目の色のコントラストがはっきりしています。赤身の部分はピンク色、脂身の部分は白色で、色のメリハリがあるものを選びましょう。
おいしい豚もも肉を選んで味わおう!
今回は、豚もも肉に含まれる栄養素と、おいしい豚もも肉の選び方についてご紹介しました。ポイントをしっかり押さえて、新鮮でおいしい豚もも肉を楽しんでくださいね。
クラシルでは、豚もも肉の保存方法についてもご紹介しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。