魚料理というと、焼き魚やフライなど、つい同じような味つけで作ってしまうこともありますよね。いろいろな味つけで魚料理を楽しみたいときは、魚の切り身を使った「ソテー」を作ってみてはいかがでしょうか。
「今日の晩ごはん決まった?」みんなが喜ぶ“お魚のソテー”レシピ5選

今回は、みんなが喜ぶおいしい魚のソテーのレシピをご紹介します。おしゃれなタイのレモンクリームソースや旨味たっぷりのきのこのあんかけ、さっぱり味のトマトソースのムニエルなど、幅広くピックアップしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.鯛のソテーレモンクリームソース
おしゃれな一品、鯛のソテーレモンクリームソースのご紹介です。ソテーしたタイに、爽やかなレモンの風味を効かせたクリームソースをかけて、フレンチ風に仕上げました。生クリームとマヨネーズを合わせた、コクのあるまったりとしたクリームソースが、淡白な味わいのタイによく合います。ソースは軽く煮詰めるだけで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- タイ(切り身)・・・2切れ
- 塩こしょう・・・ふたつまみ
- 薄力粉(まぶす用)・・・大さじ1
- (A)生クリーム・・・100ml
- (A)マヨネーズ・・・大さじ2
- (A)レモン汁・・・大さじ1
- 有塩バター・・・15g
-----飾り用-----
- ミニトマト(飾り用)・・・8個
- イタリアンパセリ(飾り用)・・・適量
作り方
1.ミニトマトはヘタをとり8等分に切ります。
2.タイは塩こしょうをして、薄力粉をまぶします。
3.フライパンに有塩バターを入れ中火で熱し、1を皮面から入れて両面を焼きます。
4.タイに焼き目がつき火が通ったら、フライパンから取り出します。
5.同じフライパンに(A)を入れ弱火で熱し、ふつふつと煮立ってとろりとしたら、火からおろします。
6.お皿に5、1、4の順にのせ、最後にイタリアンパセリを飾れば完成です。
2.たっぷりきのこあんかけで白身魚のソテー
旨味たっぷり!きのこあんかけの白身魚ソテーを作りましょう。しめじとまいたけの旨味が詰まったとろりとしたあんが、淡白なタラに絡んでたまらないおいしさ!バターの風味と和風の甘じょっぱい味わいで、ごはんがもりもり進みます。魚はタラに代えて、ほかの白身魚でもお作りいただけますよ。覚えておくと重宝するレシピです。
材料(2人前)
- タラ(切り身)・・・240g
- しめじ(50g)・・・1/2株
- まいたけ(50g)・・・1/2株
- 黒こしょう (下味用)・・・少々
- 片栗粉・・・大さじ1
- 有塩バター・・・10g
-----あんかけ用-----
- (A)水・・・100ml
- (A)酒・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1/2
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- 水溶き片栗粉・・・大さじ2
- 小ねぎ(小口切り)・・・適量
作り方
1.しめじとまいたけの石づきを切り落とし、ほぐします。
2.タラの水分を拭き取り、黒こしょうと片栗粉をまぶします。
3.弱火で熱したフライパンに有塩バターを溶かし、2を入れて焼きます。両面に焼き色が付き、中まで火が通ったら取り出します。
4.同じフライパンに1、(A)を入れて中火で炒め、しめじとまいたけがしんなりしたら一度火を止めます。水溶き片栗粉を回し入れて、弱火で熱し、とろみが付いたら火から下ろします。
5.お皿に3を盛り付け、4をかけ、小ねぎを散らして完成です。
3.ブリのバター風味ソテー
めんつゆで味つけ簡単!ブリのバター風味ソテーはいかがでしょうか。風味豊かなバターでソテーしたブリを、めんつゆで味つけしました。脂ののったブリとめんつゆバターは相性抜群でとってもおいしいですよ!めんつゆだけで味が決まるので、失敗が少ないのがうれしいところ。魚料理が苦手な方でも手軽においしく作れるレシピなので、ぜひ献立に取り入れてみてくださいね。
材料(2人前)
- ブリ・・・2切れ
- 塩・・・ふたつまみ
- 黒こしょう・・・ふたつまみ
- めんつゆ(2倍濃縮)・・・小さじ2
- 有塩バター・・・10g
- ベビーリーフ・・・10g
作り方
1.ブリは塩をふって10分程おき、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.黒こしょうをふります。
3.フライパンに有塩バターを入れて中火で溶かし、ブリを入れて火が通るまで両面を3分ずつ焼きます。
4.めんつゆを加えて中火で絡めながら焼き、味がなじんだら火から下ろします。
5.器に盛り付け、ベビーリーフを添えて完成です。
4.サバのカレーソテー
サバのカレーソテーをご紹介します。カレー粉の風味を効かせたサバは、臭みが気にならず、小さなお子様や魚が苦手な方でもおいしく食べられますよ。塩サバを使うので、下味をつける手間がかかりません。ぜひ今晩のおかずにいかがでしょうか。
材料(2人前)
- 塩サバ・・・2切れ
- 料理酒(下味用)・・・大さじ2
- 薄力粉・・・大さじ3
- カレー粉・・・大さじ1
- オリーブオイル・・・大さじ1
- イタリアンパセリ・・・適量
作り方
1.塩サバは料理酒をかけて5分置き、キッチンペーパーで拭き取り、尾びれを切り落とし、4等分ずつに切ります。
2.ポリ袋に薄力粉とカレー粉を入れて混ぜ、1を入れて全体にまぶします。
3.中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、2を並べて焼き色がつくまで焼きます。
4.裏返して同様に中火で火が通るまで焼き、火を止めます。
5.お皿に盛り付けて完成です。
5.さっぱりトマトソースでメカジキのムニエル
さっぱりとしたトマトソースでいただく、メカジキのムニエルのレシピです。酸味のあるトマトソースがメカジキと相性抜群な一品。ニンニクとバターの風味に、香りのよい生のバジルが効いていて、クセになるおいしさですよ!赤色のトマトと緑色のバジルで、彩り鮮やかに仕上げています。トマトソースは魚だけでなく、ほかの料理にも使えるので、いろいろなアレンジを楽しめますよ。ぜひ活用してみてくださいね。
材料(2人前)
- メカジキ・・・2切れ
- 塩こしょう(下味用)・・・ふたつまみ
- 薄力粉(まぶす用)・・・大さじ1
-----トマトソース-----
- トマト・・・1個
- 玉ねぎ・・・30g
- 水(さらす用)・・・適量
- バジル(葉)・・・2枚
- (A)EVオリーブオイル・・・大さじ2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- (A)塩こしょう・・・小さじ1/4
- 有塩バター・・・10g
- オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
準備.バジルは茎から葉を外しておきます。
1.バットにメカジキを入れ、塩こしょうを両面に振り、5分程置き、キッチンペーパーで水分をしっかりと拭き取ります。
2.トマトはヘタと芯を取り除き、1cm角の角切りにします。
3.玉ねぎはみじん切りにし、水に5分程さらして水気を切ります。
4.バジルはみじん切りにします。
5.ボウルに2、3、4、(A)を入れ、よく混ぜ合わせます。
6.1の両面に薄力粉をはたいて、余分な粉を落とします。
7.フライパンにオリーブオイル、有塩バターを入れ中火にかけ、溶けてきたら6を入れ、弱火で両面5分ずつ焼き色がつき、中に火が通るまで焼き、火から下ろします。
8.皿に盛って、5をかけて完成です。
おいしいお魚料理をみんなで食べよう
いかがでしたか。今回は、みんなが喜ぶ魚のソテーのレシピをご紹介しました。定番の魚のソテーも、ソースや使う調味料を変えて作れば、飽きずにおいしく食べられますよ。ご紹介したレシピを参考にして、ぜひ家族みんなで魚料理を味わってみてくださいね。