生のままでも加熱してもおいしい「長芋」は、調理の仕方で多様な食感が楽しめる野菜です。短冊切りにした生の長芋はシャクシャクとした食感がおいしく、すりおろすと粘り気が出るので、とろろごはんやお好み焼きの生地に入れるのもおすすめ。また、加熱するとホクホクとした食感になりますよ。ぜひレシピをチェックしてみてくださいね!
長芋のアイディアレシピ6選!調理の仕方で食感が変わる

- 目次
- 長芋の旬は?
- 長芋を使ったアレンジレシピ
- 長芋のサーモン巻き
- 長芋の豚肉巻き ゆず胡椒炒め
- 長芋の豚肉巻きフライ
- 長芋でふんわり とんぺい焼き
- 長芋の明太チーズえびグラタン
- 長芋でとろとろ 中華卵スープ
長芋の旬は?
1年中スーパーなどで見かける長芋ですが、長芋の収穫時期は、4~5月に収穫される「春堀り」と、11~12月に収穫される「秋堀り」があり、春と秋の年に2回収穫時期を迎えます。
本来の旬である「秋堀り」の長芋は皮が薄くてみずみずしく、ひげ根を軽くあぶれば皮ごと食すことができるので生食に向いています。 一方「春堀り」の長芋は、秋に収穫せず、土中で熟成させてから掘り出すので、旨味が凝縮された濃厚な味わいが魅力。粘りも強くなるので、とろろにしたり加熱して食べるのに向いているんですよ。
長芋を使ったアレンジレシピ
ここからは、長芋を使ったアレンジレシピをご紹介します。調理方法によって食感が変わる長芋を存分に楽しめますよ。ぜひ作ってみてくださいね!
長芋のサーモン巻き
長芋のシャキシャキとした食感を楽しみたいときは、生のままシンプルにいただきましょう。千切りにした長芋をスモークサーモンで巻くだけでおしゃれに決まる一品は、オードブルとしても活躍してくれますよ。カルパッチョ風にオリーブオイルと黒コショウだけで仕上げているのでさっぱりと食べられ、食感や素材の味わいも楽しめます。また、スモークサーモンの代わりにマグロを使用し、しょうゆやにんにくのフライを加えて、和風カルパッチョ風にいただくのもおすすめです。
長芋の豚肉巻き ゆず胡椒炒め
柚子胡椒のピリッとした辛味がクセになる長芋の豚肉巻きは、長芋のホクホクとした食感が楽しめる一品です。長芋は火を通すことで、じゃがいものようなほっくりとした食感に変わるので、生とはまたひと味違った味わいを見せてくれます。加熱した長芋は粘り気がなく食べやすいので、柚子胡椒を抜いてお子さまにもお召し上がりいただけます。
長芋の豚肉巻きフライ
続いて、長芋の肉巻きをフライにしてボリューミーに仕上げた一品です。長芋は1cm幅の輪切りにして存在感を出しているので、よりホクホク感を楽しめますよ。さらにフライにすることで、サクサクしたパン粉の食感も加わり、食べ応えのあるおかずに仕上がります。普段あまり長芋に馴染みがない方にも、ぜひ味わっていただきたい一品です。
長芋でふんわり とんぺい焼き
キャベツやもやしで作ることが多いとんぺい焼きは、節約したいときのお助けメニューですよね。材料も味付けもシンプルなのに、卵で具材を包めば一気に主役級のおかずに大変身します。こちらのレシピではすりおろした長芋と白だしを卵液に加えて、ふわふわ感がぐんとアップした、旨味たっぷりのとんぺい焼きに仕上げました。その食感に病みつきになること間違いなしなのでぜひお試しくださいね。
長芋の明太チーズえびグラタン
ホワイトソースの代わりに長芋をすりおろしてとろみをつけたグラタンです。ふわっとろっのやさしい食感の中に広がる明太子のプチプチ感が相性抜群!長芋とめんつゆを使用し、和風仕立てにしたグラタンはあっさりとした味わいになるので、マヨネーズを足してコクを出すのがポイントです。具材に歯応えのあるエビと玉ねぎを使用することで食感が出て旨味も増しますよ。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W230℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
長芋でとろとろ 中華卵スープ
包丁もまな板もなしでできるお手軽スープです。ポリ袋に入れた長芋を麺棒で粗くたたいたら煮立ったスープに入れて、あとは溶き卵を回し入れればできあがり。粗くつぶした長芋の食感とスープに溶けるとろっとした食感が相まって、シンプルながらもやさしい味わいが楽しめます。長芋を完全につぶして、さらにとろとろ感を味わうのもおいしいですよ。お好みで食感を調節してくださいね。
調理が簡単な長芋はいろいろな料理に大活躍
いかがでしたか?長芋はメイン料理や副菜に使えるだけでなく、淡泊な味わいを生かしてグラタンに入れてとろみをつけたり、お好み焼きに入れてふわっとさせたりという使い方もできる便利な食材です。また、生でも食べられる長芋は火の通りが早いため調理も簡単。スピーディーに仕上げたいときにも活躍してくれますよ。ぜひいろいろな調理法でそれぞれの食感を楽しんでみてくださいね。