料理の名脇役！“レモンのしぼり方”のコツとおすすめレモン果汁レシピ

ムースやゼリー、ケーキといったデザートをはじめ、ドレッシングやマリネ、ソース、ジュースなど、挙げればきりがないほどさまざまなお料理で活躍する「レモン」。

しかし、レモンをしぼるのは簡単なようで意外と難しいもの。レモンの果汁を使いたいのに、上手くしぼれないという方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は「レモンのしぼり方」についてご説明します。果汁が多いレモンの選び方やレモンを上手くしぼるコツ、おすすめレシピなどもご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

まずは、新鮮で果汁たっぷりなレモンを選ぶポイントをご紹介します。

◆色ムラがない

レモンの表皮とヘタの色をチェックしましょう。果汁がたっぷり詰まったレモンは全体に色ムラがなく、表皮は鮮やかな黄色で、ヘタは緑色をしています。黒っぽく変色しているものは避けてください。

◆弾力があり、重みがある

レモンの弾力と重みも重要な判断基準です。つややかなハリがあり、軽く押さえると適度な弾力があるものを選びましょう。表皮がデコボコしていたり、ブヨブヨとゆるんでいるものは鮮度が落ちている証拠です。また、果汁をたっぷりと含んでいるレモンは、手に持ったときにずっしりとした重みがあります。併せてチェックしてみてくださいね。

ここからは、レモンのしぼり方と、しぼる前のコツをご紹介します。固くて上手くしぼれないレモンでも、しぼる前にちょっとした工夫を施すだけで、スムーズにしぼれるようになるんですよ。ぜひ実践してみてくださいね。

①ゴロゴロ転がす

まな板や台の上にレモンをのせ、手のひらで軽く押しながらゴロゴロと転がします。こうすることで密着していた果肉と皮の間に隙間が生まれ、果汁がしぼりやすくなります。

②縦に切る

レモンは果肉が縦に並んでいるため、輪切りにすると果汁をしぼりきれません。輪切りとは逆方向、つまり縦に切りましょう。そうすることで、しっかりと果汁をしぼることができますよ。

③フォークで刺す

レモンの切り口をフォークで数カ所グサグサと刺し、果肉をよくほぐします。大きいフォークで刺すと果肉が潰れてし小さめのフォークを使ってくださいね。これでレモンをしぼる前の準備は完了です。

④レモンをしぼる

最後に、レモンをしぼります。しぼり方はこちらの動画を参考にしてくださいね。

ここからは、レモンの果汁を使ったおすすめレシピをご紹介します。 レモンの果汁だけでなく皮も使用する場合は、ワックスや防カビ剤不使用の国産レモンを使用してお作りくださいね。

見た目も華やかな鯛のソテーレモンバターソースをご紹介します。淡泊な味わいの鯛に、レモンの酸味とバターのコクがよく合います。仕上げにレモンの皮をトッピングすることで見た目も華やかになり、爽やかな風味が楽しめますよ。お好みの白身魚に代えてアレンジするのもおすすすめです。

とても簡単に作れるのに味も見た目も華やかに仕上がる、レモンパスタはいかがですか？極細パスタであるカッペリーニにレモンクリームソースがよく絡み、とてもおいしいですよ。レモンを加えることでコクがありつつもさっぱりとした味わいに仕上がり、最後まで飽きることなくお召し上がりいただけます。

レモン型を使って、ころんとかわいらしいレモンケーキを作りましょう！生地とアイシングにレモンを使っているので、爽やかな風味をお楽しみいただけます。しっとりとした食感とアイシングのシャリッとした食感の違いが心地よい一品です。

いつもと違うフレンチトーストを食べたいときはこちらのレシピがおすすめ！はちみつレモンのフレンチトーストです。ひと口食べれば甘酸っぱいおいしさが口いっぱいに広がって、幸せな気分に包まれますよ。はちみつレモンとクリームチーズの相性も抜群で、やみつきになる一品です。ぜひお試しくださいね。

今回は、レモンのしぼり方についての解説やおすすめレシピなどをご紹介しました。

レモンの果汁は、爽やかな風味でメインの料理を引き立ててくれる名脇役。特に、しぼりたてのレモンのおいしさは格別です。ぜひ今回ご紹介したポイントをおさえて、さまざまなアレンジをお楽しみくださいね。

クラシルでは、今回ご紹介した以外にもレモンを使ったレシピを掲載しています。ぜひチェックしてみてくださいね。