みかんを食べようとしたら、ひとつだけ傷んでいるものを発見してしまった経験はありませんか?特に箱で買うと、たくさんのみかんの中のひとつだけが傷んだりカビたりしてしまうこと、よくありますよね。ではひとつだけ傷んでいたとき、その周りのみかんは食べても大丈夫なのでしょうか…?今回はそんなときの対処方法をご紹介します!みかんを長持ちさせる保存方法やみかんのおいしいデザートレシピもあわせてご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
「みかんが傷んでる!」周りにあったみかんも捨てるべき?→長持ちするコツも紹介!

みかんがひとつだけ傷んでいたらどうする?
まずは傷んでいたみかん。こちらはカビている部分以外にもカビ菌がついている可能性があるので、まるまる破棄するのがおすすめです。傷んだみかんはカビの胞子を次々と飛散させるので、周りのみかんにもカビ菌が付着してしまいます。見つけ次第、すぐに廃棄しましょう。
ちなみにポンとごみ箱に捨てるだけだと、そこからカビ菌が飛散して空気中を舞います。空気を通さないようなビニール袋に入れて、しっかり口を閉じてから捨てるといいですよ。
次に、傷んだみかんの周りにあったものはどうすればいいのでしょうか?
周りにあったみかんは、カビていなくてもカビ菌が付着している可能性があります。表面を洗って拭き取り、皮に異常がないことを確認したら食べても大丈夫ですが、なるべく早めに食べるのがおすすめ。皮がブヨブヨとやわらかくなっていたり、においや味に違和感があったら、食べるのはやめておきましょう。
みかんが長持ちする保存方法
みかんを少しでも長く保存するためには、いくつか気をつけるポイントがあります。
みかんの保存で最大のポイントは、「ヘタの部分を下にしておく」こと。みかんのヘタの部分を上にして保存しておくと、みかんの底面に均等に圧力がかかってしまい、傷みやすくなってしまいます。みかんはヘタの部分が固くて丈夫なので、こちらを下にしておくことで圧力がほかの部分にかかりにくくなり、結果として傷むのを遅らせることができます。
そして「温度管理」も大切です。買ってきたみかんは、室温5~10℃くらいで保存するのがベスト。冬の時期で風通しがよく、直射日光の当たらない涼しい場所ならそのまま保存できますが、暖房の効いた部屋に放置するのは避けた方が無難です。家の中にそういった場所がない場合は、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
せっかく買ったみかんは、最後までおいしく食べ切りたいもの。上手に保存して、みかんをなるべく傷ませないように気をつけてみてくださいね。
みかんを使ったデザートレシピをご紹介!
さてここからは、みかんを使ったおいしいデザートレシピをご紹介します。かわいい見た目でお子様も大喜びのみかん飴や、さっぱりとしたみかんのレアチーズケーキタルトなど、酸味のあるみかんのおいしさを生かした絶品デザートばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.簡単 かわいい みかん飴
かわいい見た目でお子様も大喜び間違いなし!簡単に作れるみかん飴のレシピをご紹介します。ジューシーで果汁たっぷりのみかんがパリパリの飴をまとって、新鮮な食感に!みかんの新しいおいしさに出合える一品です。飴の甘さがプラスされるので、買ってきたみかんがすっぱかった…というときでもおいしくいただけますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(4本分)
- みかん・・・3個
- グラニュー糖・・・100g
- 水・・・20ml
手順
準備.みかんは皮を剥いておきます。
1.みかんを小房に分け、竹串にさします。
2.フライパンにグラニュー糖と水を加え、中火で加熱します。
3.グラニュー糖が溶け、とろみがでてきて透明から少し色づき始めたら火を止めます。
4.クッキングシートを敷いたバットに並べた1に3を上から、スプーンでかけます。冷蔵庫で飴が固まるまで冷やしたら完成です。
2.みかんで簡単 オランジェット
みかんを使って、お手軽にオランジェットを作ってみませんか?みかんの甘酸っぱさにチョコレートの甘みとほろ苦さが相性抜群で、オレンジで作るのとはひと味違う、みかんならではのおいしさが楽しめます。見た目もとってもおしゃれなので、ひとつずつラッピングをしてプレゼントするのもおすすめですよ。
材料(12枚分)
- みかん・・・2個
- 水・・・20ml
- 砂糖・・・150g
- ビターチョコレート・・・100g
- お湯 (湯煎用・50℃)・・・適量
手順
準備.オーブンは100℃に予熱しておきます。 みかんをよく洗っておきます。
1.みかんを皮つきのまま5mm幅の輪切りにします。
2.鍋に水、砂糖を加え、少し溶けたら1を入れ、落し蓋をし、15分弱火で実が崩れないように煮ます。
3.クッキングシートを敷いた天板に2を並べ、100℃のオーブンで30分焼きます。
4.3を裏返し、100℃のオーブンで30分焼き、庫内にそのまま放置し、粗熱を取ります。
5.お湯をボウルに入れ、ビターチョコレートを湯煎で溶かします。
6.4の半分に5をつけ、クッキングシートの上に並べ、冷蔵庫でビターチョコレートが固まるまで冷やし固めたら完成です。
3.みかんのレアチーズケーキタルト
白い土台にみかんのオレンジ色がパッと映える、みかんのレアチーズケーキタルトのレシピをご紹介します。みかんの甘酸っぱさとレモンの酸味が効いたレアチーズケーキは、さっぱりとして上品な味わいですよ。みかんは缶詰を使うので薄皮をむく必要がなく、とっても簡単に作れるのもうれしいポイントです。
材料(1台(直径15cmの丸型))
- ビスケット・・・100g
- 溶かし無塩バター・・・80g
- クリームチーズ・・・200g
- 生クリーム・・・100ml
- グラニュー糖・・・20g
- みかん缶 (正味量)・・・50g
- レモン汁・・・大さじ1
- 粉ゼラチン・・・10g
- 水 (ふやかす用)・・・50ml
トッピング
- みかん缶 (正味量)・・・50g
- チャービル・・・適量
手順
準備.クリームチーズは常温に戻しておきます。 タルト型にクッキングシートを敷いておきます。
1.ジップ付き保存袋にビスケットを入れて、麺棒で細かく砕きます。
2.ボウルに1、溶かし無塩バターを入れて混ぜ合わせ、型に敷き詰めます。冷蔵庫に入れて1時間冷やし固めます。
3.水に粉ゼラチンをふり入れて、ふやかします。
4.ボウルにみかん缶を入れて、フォークでつぶします。
5.ボウルにクリームチーズ、グラニュー糖を入れてハンドミキサーで混ぜ合わせます。
6.レモン汁を加えて、さらに混ぜ合わせます。
7.鍋に生クリームを入れて、沸騰直前まで弱火で温めたら火から下ろし、3を加えて溶かします。6に加えて混ぜ、4を加えてよく混ぜ合わせます。
8.2に流し入れて、冷蔵庫で3時間冷やし固めます。
9.型から外して、トッピングをのせて出来上がりです。
上手に保存して、おいしく食べきろう!
いかがでしたか?今回はみかんがひとつだけ傷んでしまったときの対処方法や上手な保存方法、そしてみかんを使ったおいしいデザートレシピをご紹介しました。今が旬のみかんは、その甘酸っぱさとたっぷりの果汁が魅力。みかんのおいしさを楽しめるデザートを、ぜひおうちで作ってみてくださいね。