家でおいしいごはんを食べるときに欠かせない炊飯器は、一人暮らし用や圧力機能付きなど種類もさまざま。どれを選べばよいか迷う方も多いですよね。今回は、炊飯器の選び方とおすすめ商品をご紹介します。安くて性能がよい商品も登場しますので、炊飯器の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
炊飯器のおすすめの選び方!機能や容量の違いも解説

- 目次
- 炊飯器の選び方
- 炊飯器の種類で選ぶ
- IH式
- マイコン式
- ガス式
- 家庭にあった容量で選ぶ
- 炊き分けや保温など便利機能で選ぶ
- 掃除のしやすさで選ぶ
炊飯器の選び方
自宅に合った炊飯器を選ぶためには下記のポイントをチェックすることが大切です。
・好みの炊き加減に合った種類
・家庭にあった容量
・炊き分けやタイマーなどの便利機能
・掃除のしやすさ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
炊飯器の種類で選ぶ
炊飯器は、加熱方式によって「IH式」「マイコン式」「ガス式」の3つの種類に分けられます。それぞれごはんの炊きあがりや特徴も異なるので、ポイントを把握しておき、好みのタイプを選ぶようにしてくださいね。
IH式
炊飯器の外釜と内釜に接する部分にIHコイルを配置し、釜全体を発熱させてお米を炊くタイプがIH式の炊飯器です。釜全体を均一に加熱してくれるため、炊きムラがなく、お米の粒立ちをしっかりと感じられます。
現在の家庭でもっとも主流と言われているIH式は、機種も多く価格帯もさまざま。機能と価格のバランスが取れた商品も多いので、迷ったときはこちらのタイプから選ぶのがおすすめです。
また、IH式炊飯器に圧力を加えた「圧力IH」と呼ばれる炊飯器も存在します。100℃以上の高温でお米を炊き上げるため、短い時間でごはんをふっくらと炊き上げるのが特徴。炊くのが難しい玄米や五穀米も、コース設定で簡単にやわらかく炊くことができますよ!
容量 0.54 L
商品の寸法 33D x 26.9W x 22.6H cm
電源 電源コード
商品のお手入れ方法
かまどさながらの強い熱対流で、ふっくらと炊き上げる炊飯器です。多段階火力調節機能によってお米本来の甘みを引きだし、ふっくらとおいしいごはんを実現してくれます。
最大の特徴は、なんといっても真空保温機能!白米なら最大40時間、玄米なら最大12時間保温が可能です。真空状態で乾燥を抑えながら保温できるので、時間がたってもふっくらツヤツヤの状態を保てます。家族の帰宅時間がバラバラになってしまうという時にもうれしい機能ではないでしょうか。
少しお値段は高めですが、自宅でいつでもおいしいごはんが食べたい!という方はぜひチェックしてみてくださいね。
マイコン式
マイコン式は、炊飯器の下部にそなえられた電気ヒーターで内釜を加熱するタイプの炊飯器です。IH式に比べると熱は弱く、じっくりとお米を炊き上げていくため、炊きムラがでやすい可能性があります。
マイコン式の最大の魅力は、やはり価格の安さ!ほかのタイプよりも低価格で販売されていることが多いので、手軽に炊飯器を購入したいという方におすすめです。また、少量で炊く機種も多いので、一人暮らしの方にもぴったりだといえるでしょう。
ブランド Smart Basic(スマートベーシック)
容量 0.54 L
商品の寸法 27.4D x 23.2W x 20.1H cm
電源 電源コード
商品のお手入れ方法 手洗い
【人気の3合炊きタイプ】最大3合まで炊ける、ひとり暮らし用にちょうどいいサイズ。
銅、ステンレス、アルミの3層構造の厚釜を採用した炊飯器。熱伝導性が高いため、ムラが少なく全体的にふっくらと炊き上げることができます。
また、銘柄炊き分け機能をそなえており、こしひかりやあきたこまちなどの31銘柄のお米の特徴に合わせて上手に炊き上げられるのが魅力です。設定ひとつでそれぞれの粒の大きさや風味に合わせて、火力や蒸らし時間を自動調節してくれるので、手軽においしい状態でごはんを食べられますよ。
ガス式
その名の通り、電気ではなく都市ガスやプロパンなどを使用して加熱するのが「ガス式」です。かまどのように高火力で炊き上げるので、香り高いごはん本来の味を楽しむことができます。
しかし、どうしてもガス栓との接続が必要になるため、置き場所が限られるのがデメリット。オール電化の家庭の場合は、工事をしなければ設置できないので注意してくださいね。
●接続:9.5mmガス用ゴム管(別売)及びAC100V電源
●炊飯能力:1~5合
お米本来の旨味をギュッと凝縮してくれるガス炊飯器。かまどと同じ伝熱形態を採用しており、最高1200℃の熱で釜全体を一気に炊き上げます。
ガスならではの強火力なので、お米をしっかり粒立たせ、粘りや香りを引き出してくれるのが魅力です。ごはんの本当のおいしさを実感するには、ぴったりの炊飯器だといえるでしょう。
家庭にあった容量で選ぶ
炊飯器の容量は「1~3合炊き」「5.5合炊き」「一升炊き」の3区分が一般的です。それぞれ家族の人数や普段食べる量に合わせて選べば、失敗も少なくなりますよ!たとえば、お茶碗2.5杯はごはん1合分なので、一人暮らしや3人までの家庭であれば、1~3合炊きの容量で十分でしょう。
なお、冷凍ごはんをストックしたい、子どもが成長期に入るなどの場合は、5.5合炊きや1升炊きを選ぶのもよいかもしれません。家族構成や食べる量によって適したサイズは異なるので、家族の食生活を把握したうえで炊飯器を選ぶのがおすすめです。
●炊き上がり時間=1.5合:約25~30分、1合:約20~25分、0.5合:約15~20分※炊飯量や室温・水温で炊飯時間は異なります。
●0.5合(お茶碗1杯分)なら約15分~20分で炊き上がるため、忙しい朝や遅い食事、疲れている時にもおすすめ。
●コンパクトで置き場所を多く取らない。
●持ち運びができるサイズ感。
●コードは着脱式プラグを採用。
一人暮らしにぴったりな0.5合から1.5合まで炊けるコンパクトな炊飯器です。食べられる量に合わせて調節できるのが魅力で、お茶碗1杯分であれば、約15分~20分ほどで炊きあがります。通学や通勤前の忙しい時間にもおすすめです。
卓上にも置けるコンパクトサイズなので、キッチンスペースが狭いという場合にも安心。取っ手付きで持ち運びも簡単なので、キャンプやオフィス向けとしても便利ですよ!
炊き分けや保温など便利機能で選ぶ
せっかく炊飯器を買うなら、性能に優れたものを選びたいですよね。使い方やライフスタイルに合わせて、下記の機能をチェックしておくと、自宅にぴったりの炊飯器を購入できます。
・好みの食感に合わせて炊き方を選べる「炊き分け機能」
・ごはんを温かいまま保存する「保温機能」
・炊飯時に発生する蒸気を抑える「蒸気レス・カット機能」
・通常と比べて早くごはんを炊き上げる「早炊き機能」
たとえば、家族によって好みの食感が異なる場合は、炊き分け機能があると便利です。やわらかめや固めなど、炊きあがりの状態を自由に選択できます。ほかにも、玄米や雑穀米などの種類に応じて炊き方を指定できるタイプもあるので、さまざまな銘柄や種類のごはんを食べたいという方は要チェックですよ!
また、家族の帰宅時間がバラバラだというときには、保温機能が重宝します。味や食感はそのままに、温かいごはんを保存できるのが魅力。再度温める必要がなく、手間を省けるのがうれしいポイントですね。
掃除のしやすさで選ぶ
炊飯器を選ぶときは、掃除やお手入れがしやすいかも重要なポイントです。内釜が取り外せるタイプや庫内に凸凹のないフラットなタイプだと、普段の掃除もグッと楽になるでしょう。ちなみに、圧力炊飯器は洗わなければいけないパーツが多いため、ほかのモデルに比べてお手入れが大変なので注意が必要です。
また、炊飯器のなかには自動クリーニング機能が搭載されているモデルもあります。内釜に水を入れて加熱するだけで汚れや臭いを取りやすくしてくれるので、掃除を楽にしたいという方はぜひ機能もチェックしてみてくださいね。
ポイントを押さえて自宅に合った炊飯器を選ぼう
今回は、炊飯器のおすすめの選び方をご紹介しました。種類によって様々なメリットがあり、どれにしようか迷ってしまうかもしれませんが、選ぶときには、好みの炊き加減や食べる容量、搭載機能などをチェックするのがポイントです。
ぜひ記事を参考にしていただき、ご自宅にぴったりの炊飯器を見つけてくださいね!
※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。