万能調味料！【味噌ダレ】の作り方と、活用レシピ15選

ごはんやお酒のお供にそのまま食べてもおいしい味噌ダレ。それだけでなく、味噌田楽や肉、魚料理に活用したり、焼きおにぎりやスティック野菜のディップ、豚カツのソース、炒め物の調味料など、様々な料理に活用できる便利な万能調味料です。
今回は、3種類の味噌ダレと味噌ダレを使ったレシピをご紹介します。味噌ダレを使えば、料理の幅が広がること間違いなし！ぜひ参考にして、毎日の献立に取り入れてみてくださいね。

まず最初に、お家で手軽に作れる味噌ダレのレシピを3つご紹介します。一度覚えれば、焼きおにぎりや炒め物など色々な料理に活用できるので、ぜひこの機会に作ってみてくださいね。

こちらのレシピは、赤味噌にゆずを加えたさわやかな風味のゆず味噌ダレです。赤味噌を使うことによって、コクと香りが強い、濃い口の味に仕上がります。濃厚な味わいなので、田楽やふろふき大根、湯豆腐などあっさりとした料理と相性抜群。その他にも、焼き魚や焼きおにぎり、とんかつ、おでん、きゅうりにつけたりと、幅広いバリエーションで楽しむことができます。

加熱する際は、焦げないように注意しながら水分を飛ばしていきます。粗熱が取れたら、煮沸消毒してよく乾かした保存容器に入れて保存してくださいね。

続いてご紹介する味噌ダレは、青ねぎとごまの風味が食欲をそそるねぎ味噌ダレです。お酒のお供にそのまま食べたり、焼きおにぎりや焼きなす、こんにゃくなどにのせると、一味唐辛子のピリッとした辛みがアクセントになってやみつきになるおいしさですよ。電子レンジで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

耐熱ボウルに材料を入れて混ぜ合わせたら、電子レンジで加熱するだけ。途中1回必ず混ぜ合わせるようにしましょう。一味唐辛子の量は、お好みで調節してくださいね。

こちらのレシピは、赤味噌と長ねぎを使ったねぎ味噌ダレです。赤味噌のコクのある味わいに、ごま油でこんがりと焼き色がつくまで炒めた、生姜と長ねぎの香ばしい風味がたまりません！炊きたてのごはんにのせれば、お箸が止まらなくなるおいしさですよ。田楽や冷奴、炒め物の味付けなど、様々な料理に活用してみてくださいね。

長ネギを焼き色がつくまでしっかり炒めることで甘みと香りが増し、仕上がりも風味豊か。ぜひ挑戦してみてくださいね。

ここからは、味噌ダレを使った絶品レシピをご紹介していきます。味噌ダレのバリエーションも色々なものをご紹介していますので、ぜひお気に入りを見つけて作ってみてくださいね！

ここからは、味噌ダレを使って楽しむレシピをご紹介します。
まずは、電子レンジで簡単に作れる、玉ねぎ田楽です。みずみずしい玉ねぎに甘い味噌ダレがおいしい一品。お家にある材料でできるので、あと一品欲しいときにサッと作れるのも嬉しいポイント。なすやこんにゃくにもよく合いますよ。

玉ねぎの加熱時間は、電子レンジの機種や玉ねぎの大きさによっても異なります。お好みのやわらかさに仕上げてくださいね。

あっさりとした湯豆腐にごま味噌ダレをかけるだけで、満足度が高まる一品に早変わり。白ねりごま、白すりごま、ごま油を使った風味豊かなごまダレに、味噌のコクが加わることで濃厚な味わいに仕上がりますよ。絹ごし豆腐のなめらかな口当たりに、とろっと絡むごま味噌ダレが相性抜群。いつもと違う湯豆腐が食べたくなったら、ぜひお試しください。

ごま味噌ダレは材料を混ぜ合わせるだけなので簡単。湯豆腐だけでなく、野菜のディップやしゃぶしゃぶ、蒸し鶏、そうめん、冷やしうどんなど様々な料理に使えて便利です。

ごま油で香ばしく焼いたなすに、ツナ、味噌、めんつゆを混ぜ合わせた味噌ダレをのせました。ジューシーななすにツナがたっぷり入った味噌ダレで食べごたえ満点。ごはんのおかずはもちろん、お酒のお供にもぴったりです。お好みで大葉の千切りをのせると、こってりとした味噌ダレに、さわやかな風味がアクセントになってさっぱりと食べられますよ。

なすの皮に切り込みを入れておくと、食べやすく仕上がります。両面に焼き色がつくまで焼いて、香ばしさを出すのがおいしく作るポイントです。

やわらかくしたじゃがいもを天ぷらにして、甘い味噌ダレをかけて食べる、埼玉県秩父地方の郷土料理「味噌ポテト」。外はサクサク、中はホクホクのじゃがいもに甘じょっぱい味噌ダレがおいしい、どこか懐かしさを感じる素朴な味わいです。お家にある材料でできるので、ぜひ作ってみてくださいね。

じゃがいもは電子レンジで加熱してから油で揚げることによって、短時間で中まで火が通りホクホクに。お酒のおつまみやお弁当のおかず、おやつにもおすすめです。

お家で居酒屋気分を味わえる、鶏ささみの焼き鳥はいかがでしょうか？淡白な鶏ささみに、こってりとしたねぎ味噌ダレを合わせることで、旨味が加わって絶品。ほんのり香るニンニクと香ばしいねぎ味噌の風味が食欲をそそりますよ。オーブントースターで簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

一口大に切った鶏ささみを串に刺して、ねぎ味噌ダレを塗ったら、あとはオーブントースターで焼くだけ。こんがりと焼き色がついて、中まで火が通ったら完成です。

豆板醤を加えたピリ辛味噌ダレで、焼き餃子を楽しんでみませんか？こってりとした味噌ダレに、豆板醤の辛みがアクセントになって、後引くおいしさ。白菜と豚ひき肉が入ったジューシーな餃子によく合います。酢醤油で食べるのとはひと味違ったおいしさがあるので、ぜひお試しくださいね。

風味は変わりますが、鶏ひき肉でもおいしくお作りいただけます。

ホオノキの落ち葉「朴葉(ホオバ)」を器にした「朴葉焼き」。「朴葉味噌」など郷土料理で使われることが多い葉で、熱に強いという特徴をもっています。
朴葉に生姜の風味を効かせた赤味噌ダレとサーモンやきのこをのせ、オーブンで焼き上げれば完成。シンプルな工程ですが、味噌に朴葉の香りが加わるので、風味が増した粋な味わいが楽しめます。

朴葉の香りが食欲をそそる朴葉味噌で、サーモンもきのこも風情ある味わいに。ぜひ、一度お試しください。

朴葉焼きは、味噌ダレや具材を変えて楽しむことができます。こちらは牛バラ肉とまいたけを使った朴葉焼きです。牛肉の旨味が味噌ダレに染み込み、朴葉の香りと合わさって絶妙なおいしさが楽しめます。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。

朴葉は水にしばらく浸けて、やわらかくしてから使用します。よく水気を拭いてから使いましょう。

白みそで炒めた甘辛い肉味噌と白ねりごまがたっぷり入った濃厚なごまダレを絡めて食べる冷やし中華です。ごまダレの濃厚でクリーミーな味わいに、花椒のピリッとした辛みが効いてやみつきになるおいしさ。肉味噌のボリュームで食べごたえ満点です。中華麺とごまダレはよく冷やしてから盛り付けるとおいしいですよ。

花椒はかなり辛いのでお好みで調節してくださいね。さらに辛くしたい場合は、仕上げにラー油をかけるのもおすすめですよ。

エビの旨味たっぷりのエビ味噌ダレで食べるざるラーメンです。エビのゆで汁と殻でだしを取ったコクのあるタレが絶品。殻はバターでじっくり色が変わるまで炒めることで、コクがアップし味に深みを出しますよ。ラーメンをタレに浸けて食べると、口の中いっぱいにエビの風味が広がります。ぜひ、挑戦してみてくださいね。

エビは、殻付きのものを使います。有頭エビを使うと、エビのみそが加わるので、より一層濃厚な味わいに仕上がりますよ。

節約したいときや時間がないときにおすすめなのが、こちらのレシピ。塩こしょうした豚こま切れを丸めて、衣をつけたら揚げるだけ。付け合わせにキャベツをたっぷり盛り付けてボリューミーな一皿に仕上げましょう。薄い豚肉を使うことで火の通りも早く、少ない油でカラッと揚げることができます。一枚肉で作るよりも食感もやわらかくてジューシー。赤味噌を使った濃厚なタレとも相性ばっちりです。

豚肉を油に入れたら、しばらく動かさないようにしましょう。裏面がこんがりと焼けてからひっくり返します。焼き色が付かないうちに触ると、形が崩れてしまう恐れがあるので注意してくださいね。

最後にご紹介するのは、がっつり食べたいときにおすすめの味噌カツ丼です。赤味噌ベースの甘口のタレが、揚げたてのサクサクの衣に染みてたまらないおいしさ！ごはんがどんどん進みますよ。キャベツも濃厚な味噌ダレでおいしく食べられるので、たっぷり入れて召し上がってくださいね。

味噌を加熱する際は焦げないように、かき混ぜながら加熱しましょう。白すりごまを最後に加えてひと混ぜしたら味噌ダレの完成です。

いかがでしたか？味噌ダレは、材料を混ぜ合わせたら加熱するだけなので、手軽に楽しむこことができます。定番料理も味噌ダレを使うことで、ひと味プラスされてコク旨に。
材料や作り方は同じでも、味噌の種類を変えるだけで違う味わいを楽しむことができるので、料理の幅が広がりますよ。お好みの味噌ダレを見つけて、ぜひ料理に活用してみてくださいね。