ひと口に「砂糖」といっても、見た目や味などさまざまな種類のものがありますよね。ある女性の家に友人が遊びに来て、一緒に料理をしています。女性の使っている砂糖を見て「てんさい糖を使っているんだね」と何気なく話しかけたところ、予想もしなかったひと言が返ってきて、友人は青ざめてしまいました。さて、女性の放ったひと言とは……?
「それは怖い!!」あえて、こだわりの調味料で料理をする女性→思わず青ざめた"驚きの理由"とは…?


てんさい糖を使っていることに気づいた友人に対して「命を守るためには必要だった」と答えた女性。友人は思いがけない返答に驚き、青ざめてしまいます。砂糖と命、一見するだけでは共通点が見当たりませんが、いったいどういうことなのでしょう…。
実はこの女性の夫が料理をするときに、砂糖と塩をしょっちゅう間違えてしまうのだそうです。砂糖の入ったおにぎりや塩のたっぷり入ったクッキーに辟易した女性が苦肉の策として思いついたのが、色のついた砂糖を使う、という解決策。確かにこの方法なら、パッと見ただけで判別できるので、効果がありそうですね。
Illustrator:こたつラボ
色がついている砂糖を使ったレシピをご紹介!
さてここからは、お話に出てきたてんさい糖にちなんで、色がついている砂糖を使ったレシピをご紹介します。厚揚げの肉みそ炒めや、電子レンジでパパッと作れる里芋とちくわ煮など、砂糖のコクを活かしたレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.ごはんがすすむ 厚揚げの肉味噌炒め
ほっとする味わいがたまらない!厚揚げの肉みそ炒めをご紹介します。甘辛いみそ味がプリプリ食感の厚揚げ豆腐によく染み込んだ、やみつきになる味わいの一品です。きび砂糖のコクのある甘みが、みそやしょうゆの風味と絶妙にマッチして、食欲をそそりますよ。ごはんがモリモリ進むおかずをお探しの際には、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 豚ひき肉・・・150g
- 厚揚げ豆腐 (計300g)・・・2枚
- 長ねぎ・・・1/2本
- (A)きび砂糖・・・大さじ2
- (A)しょうゆ・・・大さじ2
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- 味噌・・・小さじ1
- 水溶き片栗粉・・・小さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.長ねぎはみじん切りにします。
2.厚揚げは2cmの角切りにします。
3.鍋に豚ひき肉と(A)を入れ、よく混ぜてから中火にかけます。
4.豚ひき肉に火が通ったら、1と味噌を加えて中火のまま炒め合わせます。
5.味噌が溶けたら、2を加えて中火のまま炒め合わせます。
6.弱火にして水溶き片栗粉を回し入れ、全体にとろみが付いたら火から下ろします。
7.お皿に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
2.レンジで時短 里芋とちくわ煮
あっという間に作れる、里芋とちくわの煮物はいかがでしょうか?とろとろほくほくの里芋と旨みたっぷりのちくわを、ほんのり甘めの和風だしで煮込んだ素朴な味わいの一品です。バターを加えることでコクが増し、風味よく仕上がりますよ。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のお供にもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 里芋・・・5個
- ちくわ・・・4本
- (A)水・・・200ml
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ2
- (A)みりん・・・大さじ2
- (A)きび砂糖・・・大さじ1
- 有塩バター・・・10g
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.里芋は皮つきのまま半分に切ります。耐熱ボウルに入れてラップをかけ、600Wの電子レンジでやわらかくなるまで5分ほど加熱したら粗熱を取り、皮をむきます。
2.ちくわは2cm幅の斜め切りにします。
3.鍋に(A)を入れて中火で煮立て、1を加えて木べらで崩しながら6分ほど煮ます。2を加えてさらに3分ほど煮ます。
4.汁気が少なくなってきたら有塩バターを加えて混ぜ合わせ、バターが溶けたら火から下ろします。器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。
3.韓国風甘辛たれがたまらない!ヤンニョムチキン
ニンニクの風味が食欲をそそる!韓国風甘辛たれのヤンニョムチキンをご紹介します。鶏むね肉に絡むコチュジャンのピリ辛味やケチャップの旨み、三温糖のコクのバランスがたまらない、クセになる味わいの一品です。薄力粉をまぶしてカリッと焼いた鶏むね肉を、合わせ調味料としっかり煮絡めるとおいしく仕上がりますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 鶏むね肉・・・200g
- 塩・・・適量
- 黒こしょう・・・適量
- 薄力粉・・・小さじ1
- (A)コチュジャン・・・大さじ2
- (A)酒・・・大さじ2
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)ケチャップ・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)三温糖・・・大さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・大さじ1
- (A)ごま油・・・小さじ1
- サラダ油・・・小さじ1
添え物
- サンチュ・・・適量
トッピング
- 白いりごま・・・小さじ1
作り方
1.鶏むね肉は一口大のそぎ切りにします。塩、黒こしょうをかけ、薄力粉を軽くまぶします。
2.フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、1を入れて、焼き色がつくまで焼いたら一度取り出します。
3.フライパンに(A)を入れて混ぜ合わせ、中火で加熱します。
4.煮立ったら2を入れて、中火のまま絡め、全体に味がなじんだら火から下ろします。
5.器にサンチュを敷き、4を盛り付け、白いりごまをかけて完成です。
砂糖のコクを活かした料理を作ってみよう!
いかがでしたか?今回はてんさい糖にまつわるエピソードと、お砂糖を使ったレシピをご紹介しました。てんさい糖やきび砂糖を料理に使うと、風味よくコクのある仕上がりになりますよ。ぜひ今回ご紹介したレシピに挑戦してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。