最終更新日 2024.1.25

お菓子作りの「さっくり混ぜる」ってなに?ふんわり食感に仕上がるポイント!

お菓子作りの「さっくり混ぜる」ってなに?ふんわり食感に仕上がるポイント!
  • 目次
  • お菓子のレシピに登場する「さっくり混ぜる」って?
  • さっくり混ぜるってどうやるの?
  • さっくり混ぜる方法を動画で確認
  • 覚えておきたい混ぜ方のポイント
  • さっくり混ぜておいしいおすすめレシピ
  • しっとり美味しい アールグレイシフォンケーキ
  • 共立てで作る基本のスポンジケーキ
  • 抹茶のガトーショコラ

お菓子のレシピに登場する「さっくり混ぜる」って?

お菓子作りの際、レシピでよく見る「さっくり混ぜる」という工程。料理レシピでは、あまり見かけない表現ですが、お菓子作りではおいしさを左右する重要な工程です。通常の「混ぜる」工程とどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、そんな「さっくり混ぜる」方法と、混ぜ方のポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

さっくり混ぜるってどうやるの?

レシピを見ると、スポンジケーキ作りやメレンゲを加えた後によく「さっくり混ぜる」という工程が出てきます。これは、生地を練らず、さらに気泡をつぶさないようにする混ぜ方です。あまり力を加えず、ボウルの底からすくいあげるようにすると、気泡をつぶすことなく生地が混ざります。気泡をつぶさずに混ぜることで、ふんわりとした、軽い口当たりの生地やクリームが仕上がりますよ。

混ぜる回数も少なくして、出来るだけ混ぜすぎないように意識することがポイントです。

さっくり混ぜる方法を動画で確認

実際に「さっくり混ぜる」方法を見てみましょう。

生地を底からすくいあげ、切るように混ぜることが重要です。このとき、泡立て器ではなく、ゴムベラを使って混ぜるようにしてください。ゴムベラが無い場合は、木ベラで代用してくださいね。

覚えておきたい混ぜ方のポイント

上手に「さっくり混ぜる」ために、以下2点のポイントをチェックしてみましょう。

■ゴムベラを縦にいれる

生地に対して、ゴムベラが縦になるように混ぜましょう。こうすることで、あまり力が加わることなく、生地を切るように混ぜることが出来ます。また、ゴムベラを縦にいれると、生地を底からすくうのも簡単になります。 ゴムベラの平たい面を使って混ぜると、生地に触れる面積が広がり、気泡をつぶしてしまう原因になりますので、注意しましょう。生地やメレンゲをつぶさないよう意識してみてくださいね。

■ボウルを回しながら混ぜる

さっくり混ぜるには、混ぜる回数を少くし、かつ全体を均一に混ぜる必要があります。そのため、ボウルを回しながらゴムベラで混ぜるようにしてください。こうすることで、同じ場所に力が集中することなく、全体を均一に混ぜ合わせることが出来ます。

さっくり混ぜておいしいおすすめレシピ

さてここからは、さっくり混ぜておいしいスイーツのレシピをご紹介します。さっくり混ぜることでふんわり軽い食感に仕上げることができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

しっとり美味しい アールグレイシフォンケーキ

基本のシフォンケーキに紅茶の風味をプラスした、簡単アレンジレシピです。優しい甘みとアールグレイの香りが口いっぱいに広がりますよ。ふわふわな生地がキモとなるシフォンケーキ作りは、さっくり混ぜる工程が重要なポイントです!ぜひ試してみてくださいね。

共立てで作る基本のスポンジケーキ

卵黄と卵白を分けずに混ぜる、スポンジケーキのレシピです。薄力粉を加えた後はさっくりと、手早く混ぜるようにしてください。混ぜすぎると気泡がつぶれて生地が膨らまなくなってしまうので注意しましょう。ホイップクリームやフルーツなど、お好みでトッピングを楽しんでみてくださいね。

抹茶のガトーショコラ

香り高い抹茶のほんのりとした苦みと、ホワイトチョコレートの甘さがマッチした抹茶のガトーショコラです。メレンゲを加える際は、さっくり混ぜることを意識して、つぶさないよう、優しく混ぜてあげてくださいね。

さっくり混ぜて、お菓子作りの幅を広げよう!

今回は「さっくり混ぜる」方法をご紹介しました。繊細なお菓子作りは、混ぜ方によって出来上がりの口当たりや膨らみが大きく変わってきてしまいます。ポイントをしっかり押さえて、さっくり混ぜる工程をマスターしていきましょう。

クラシルでは、この他にもさっくり混ぜておいしいレシピを多数ご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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