最終更新日 2022.6.9

ビワの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

ビワのうれしい栄養素!

ビワの美しいオレンジ色は、カロテノイド色素によるもの。βカロテンとβクリプトキサンチンの2種類が含まれます。他にも、ポリフェノールの一種クロロゲン酸や、カリウムなどのミネラルも含まれます。

■βカロテン

強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑え、取り除く働きを持っています。活性酸素は、体内に入ってきた細菌やウイルスを退治する働きがあり、微量であれば人の身体にとって有益です。しかし、過剰になると過酸化脂質をつくり出し、動脈硬化や免疫力の低下などを招くことがあります。 また、体内で必要に応じて皮膚や粘膜を守る働きがあるビタミンAに変換され、喉や鼻などの健康を保つのに役立ちます。

■βクリプトキサンチン

βカロテンと同様に体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。また、骨粗しょう症のリスクを軽減する効果が期待できるとされています。古くなった骨を壊す「骨吸収」を抑制するとともに骨形成を促し、骨密度や骨代謝を改善する作用が報告されています。

■カリウム

カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する作用があるため、摂り過ぎた塩分を調節する働きがあります。不足すると脱力感や食欲不振などを引き起こすこともあると言われています。

おいしいビワの選び方

ビワは繊細で傷みやすい果物。追熟しておいしくなる果物ではありませんので、新鮮なものを購入してすぐに食べるようにしましょう。

新鮮でおいしいビワを選ぶポイントは以下の3つです。

■色味が鮮やかでハリがある

ビワ特有の綺麗なオレンジ色をしていて、表面に傷や茶色く変色した部分が無いもの、果皮にハリのあるもの、ヘタがしっかりしているものを選びましょう。

■産毛が濃い

ビワの表面には産毛が生えていて、この産毛がしっかり生えているかどうかが鮮度の目安になります。産毛が薄くなっていたり、取れていたりするものは鮮度が落ちている可能性が高いので避けましょう。

■表面に白い「ブルーム」がついている

白い粉はブルーム(果粉)と呼ばれ、果実の表面を保護し、乾燥を防ぐ役割があります。完熟した新鮮な果実ほど多いので、おいしさのサインになります。

おいしいビワを選んで、旬の味を楽しもう

ビワに含まれる栄養素と、おいしいビワの選び方についてご紹介しました。限られた期間にしか手に取ることができないビワは、季節の訪れを味覚から感じられる果物です。お店で見かけたら、この記事を参考に新鮮なビワを選んで味わってみてくださいね。

クラシルでは、ビワの保存方法についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

ビワの保存方法|長持ちのコツ|常温で保存と加工
2 / 2ページ

人気のカテゴリ