秋から春にかけて旬を迎える「ブロッコリー」。この時期のブロッコリーは、素材本来の甘みをしっかりと味わうことができて絶品です。また、味にクセがないので、さまざまな料理とも相性抜群ですよ。
そこで今回は、ブロッコリーに含まれる栄養素やおいしいブロッコリーの選び方、ブロッコリーの種類についてご紹介します。ポイントを押さえて、旬のおいしさも栄養もたっぷり味わいましょう!
秋から春にかけて旬を迎える「ブロッコリー」。この時期のブロッコリーは、素材本来の甘みをしっかりと味わうことができて絶品です。また、味にクセがないので、さまざまな料理とも相性抜群ですよ。
そこで今回は、ブロッコリーに含まれる栄養素やおいしいブロッコリーの選び方、ブロッコリーの種類についてご紹介します。ポイントを押さえて、旬のおいしさも栄養もたっぷり味わいましょう!
ブロッコリーといえば、つぼみがたくさん集まったような形が特徴的ですが、実はキャベツの仲間なんです。ヨーロッパで品種改良され、日本に入ってきたのは明治時代だそう。広く食べられるようになったのは戦後からで、輸入物が加わったことなどもあり、需要が広がっていきました。
そんなブロッコリーは、カロテンやビタミンC、ビタミンKなど豊富な栄養素を含んでいます。サラダや炒めもの、スープやパスタの具など、色々な料理でおいしく頂けるので、日々の食事にも積極的に取り入れたいですね。
ブロッコリー100g(生)に含まれる主な栄養素は以下の通りです。
ブロッコリーに含まれる栄養素が、どのように健康に役立つのか解説していきます。気になる効能があれば、積極的に食事に取り入れてみましょう!
活性酸素の発生を抑え、取り除く働きを持っているため、動脈硬化や免疫力の低下を防ぐ効果が期待できます。また、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の健康を維持します。
コラーゲンの合成に関わり、血管や筋肉、皮膚を健康に保ちます。また、抗酸化作用を持つため、免疫力の低下を防いでくれます。
緑黄色野菜に多く含まれるビタミンK。血液を凝固させる作用や骨形成の調節、動脈の石灰化を防ぐ重要な作用があります。
腸内環境を整える働きがあります。また、脂質・糖・ナトリウムなどを体外に排出してくれるので、肥満や高血圧など生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
おいしいブロッコリーを選ぶポイントは3つ。以下で解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
上から見たときに、つぼみがぎゅっと密集しているものを選びましょう。また、全体的に濃い緑色のものがおすすめです。
茎がしっかりと太く、ツヤがあるものがおいしいです。傷や変色がないかもチェックしましょう。
切り口が黒ずんでいたり、変色しているものは避けましょう。また、「す」と呼ばれる亀裂が入っていないかも確認します。
ブロッコリーは比較的品種の少ない野菜ですが、最近では新しい種類のものが商品化されています。
ポリフェノールの一種「アントシアニン」により、花蕾(からい)の部分が紫色になった品種です。ゆでると緑色に変化しますが、通常の緑色のものより甘みが強い傾向にあります。
アスパラとブロッコリーを組み合わせたような見た目が特徴の茎ブロッコリー。別名は「スティックセニョール」とも呼ばれています。ブロッコリーとカイランという中国野菜を交配させて作られた野菜です。
スプラウトとは、発芽したばかりの若い芽のことです。ブロッコリースプラウトは、辛味が少ないので食べやすく、豊富な栄養を含んでいることから近年特に注目されています。
旬の時期のブロッコリーは、みずみずしく、甘みがあって絶品です。ビタミンやミネラルなど、身体に嬉しい栄養をたっぷり含んでいるのも魅力ですよね。選び方のポイントを押さえて、おいしさも栄養も残さず楽しみましょう。
クラシルでは、ブロッコリーの保存方法についてもご紹介しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。