自分で作ると一味違う！おうちで簡単に作れる甘露煮レシピ5選

ごはんのおかずからスイーツまで、さまざまなシーンで楽しめる甘露煮。甘露とは砂糖蜜のことで、砂糖や水あめ、みりん、しょうゆなどを使い、照りが出るまでじっくりと煮詰める調理法のことを甘露煮といいます。

甘露煮はお店で買うイメージが強いですが、ポイントをおさえればご家庭でも作ることができるんです。自分で作ると、甘さを控えたりスパイスで香りをプラスしたりと、自分好みのアレンジを楽しむことができますよ。そこで今回はさまざまなシーンで活躍する甘露煮の作り方をご紹介します。甘露煮を初めて作るという方もぜひ、この機会に挑戦してみてくださいね。

まず最初にご紹介するのは、イチジクと赤ワインを使った風味豊かな甘露煮です。こっくりとした甘さの中にも、いちじくのやさしい甘みと赤ワインのほのかな酸味が効いて絶妙の味わい。コンポートのような上品な風味は、やみつきになること間違いなしのおいしさです。そのままいただくのはもちろん、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングするのもおすすめですよ。

定番の金柑の甘露煮を、スパイスを加えて洋風にアレンジしました。ほろ苦く爽やかな香りの金柑にスパイスの風味がよく合い、ついつい手が伸びてしまうおいしさです。金柑は、はちみつを加えて甘露煮にすることで酸味が和らぎ、鮮やかなオレンジ色に仕上がります。そのままいただくのはもちろん、刻んで焼き菓子の具材にしたり、お湯を注いでホットドリンクとして楽しむのもおすすめですよ。

難しいイメージの栗の甘露煮は、むき栗に調味料を入れてじっくりと煮込むだけで意外とお手軽に作れます。好みの甘さに仕上げられるのは手作りならでは。自分で作る栗の甘露煮は格別のおいしさですよ。栗きんとんや栗ご飯、和菓子や洋菓子と、幅広く活躍してくれる便利な一品です。ぜひチャレンジしてみてくださいね！

ここからは、魚の甘露煮のレシピをご紹介します。まずは、魚の旨味がギュッと凝縮されたニシンの甘露煮はいかがでしょうか。本来はとても手間のかかる料理ですが、ソフト身欠きニシンやだしパックを使うことで短時間で簡単に作ることができます。甘辛く濃いめの味付けは、ごはんのお供やおつまみにぴったりです。おそばにのせてニシンそばにアレンジするのもおすすめですよ。

鮮度の落ちやすい鮎も、甘露煮にすれば常備菜として楽しむことができます。下ごしらえした鮎をフライパンに並べて生姜と調味料を加え、タレをかけながら煮詰めるだけなので作り方はとても簡単。短時間で煮詰めることで、身もふっくらとした食感に仕上がります。しっかりとした味付けなので、お弁当のおかずとしても喜ばれますよ。

いかがでしたか？お店で買うイメージの甘露煮も、ご家庭で意外と簡単に作ることができるんです。甘露煮はそのままいただくだけではなく、焼き菓子の具材にしたりほぐして混ぜごはんにしたりと、さまざまなアレンジを楽しむことができます。クラシルのレシピ動画を参考にしながら、毎日の献立作りに役立ててみてくださいね。