日本の食べ物といえば、何が思い浮かぶでしょうか。今は海外でも和食の材料がスーパーで買えたり、飲食店が進出していることも増えました。しかし、もっと安いはずなのに、こんなに高いの!?と驚いた経験をしたことがある方もいるかもしれません。今回の舞台はマレーシア。日本では100円前後で手に入るあの食材がとんでもない値段で…?
買い物中のマレーシア在住の女性→日本では100円前後なのに“とんでもない値段”で…?


マレーシアで暮らすこの女性。スーパーに来た目的は「納豆」です。さっそく見つけましたが、いたって普通の納豆なのに、そのお値段はなんと日本円で「300円」!日本にいれば、高級な納豆が買えてしまいそうです。わざわざ日本から運ばれてきた納豆なので仕方ありませんが、元の値段を知っていると驚いてしまいますよね。
この女性は、帰国した際は日本食の代表格の天ぷらや寿司を差し置いて、真っ先に納豆を食べるんだとか。同じものならなるべく安く手に入れたいですもんね。
Illustrator:にちゃん
日常で見かけた個性的な人をモデルにブログやSNSで漫画を書いています。
納豆のレシピをご紹介!
ここからは、納豆の味わいを活かした副菜レシピをご紹介します。にんにくに食欲がそそられるアボカド納豆和えや、ごま油が香る納豆入り卵焼きと、身近な材料でパパッと作れる簡単レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.にんにく醤油のアボカド納豆和え
材料を混ぜるだけ!たったの10分で完成する、アボカド納豆和えをご紹介します。濃厚なアボカドに納豆とにんにくじょうゆの旨味がベストマッチ。大葉、ミョウガの爽やかな香りがアクセントになり、最後まで飽きることなく食べられますよ。冷たいうどんやそばにのせてもおいしく、いろいろなシーンで重宝する一品です。お酒のおつまみやもう一品ほしいときの副菜にもぴったりなので、お好みの具材を入れて楽しんでみてくださいね。
材料(2人前)
- アボカド・・・1個
- レモン汁・・・小さじ1
- 納豆・・・1パック
- ミョウガ・・・1個
- 大葉・・・4枚
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
作り方
準備.アボカドは種を取り除き、皮を剥いておきます。大葉は軸を切り落としておきます。
1.アボカドは一口大に切ります。ボウルに入れてレモン汁を加え、よく混ぜ合わせます。
2.大葉、ミョウガは千切りにします。
3.別のボウルに納豆、(A)を入れて混ぜ合わせ、1、2を加えてさらによく混ぜ合わせます。
4.味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
2. ごま油香る 納豆入り卵焼き
いつもと違った卵焼きが食べたいときには、納豆入りの卵焼きはいかがでしょうか。顆粒和風だしとごま油の香りが食欲をそそり、普段のおかずやお酒のおつまみにもよく合いますよ。フライ返しを使うと卵焼きを簡単に巻くことができます。とろとろした納豆の食感が新鮮で、くせになる味わいですよ。余っている納豆の消費やあと一品欲しいときにも便利なので、ぜひ献立のローテーションに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 溶き卵・・・3個分
- 納豆 (50g)・・・1パック
- 小ねぎ (小口切り)・・・5g
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- (A)しょうゆ・・・小さじ1/2
- ごま油・・・小さじ1
- 大葉・・・1枚
作り方
準備.大葉の軸は取っておきます。
1.ボウルに溶き卵、納豆、小ねぎ、(A)を入れて、よく混ぜ合わせます。
2.中火で熱した卵焼き器に1/3量のごま油を入れてキッチンペーパーで全体に広げます。
3.1/3量の1を加え、裏面に焼き色が少しついて表面の卵液が固まったら、手前に巻きます。
4.奥にずらし、再び卵焼き器にごま油をひき、同量の1を流し入れます。卵液が固まったら手前に巻きます。同じようにもう一度くり返し、火が通ったら火から下ろします。
5.食べやすい大きさに切り、大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。
納豆を使ってもう一品作ろう!
今回はマレーシアで売られていた納豆にまつわるエピソードと、簡単副菜レシピをご紹介しました。納豆は火を通さなくても食べられる食材なので、さっと調理できるのが魅力ですよね。今回ご紹介した内容やレシピを参考にして、納豆の味わいを活かしたメニューを作ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。