最終更新日 2023.3.30

コリコリ食感!「きくらげ」の栄養やおすすめレシピをご紹介

コリコリ食感!「きくらげ」の栄養やおすすめレシピをご紹介

中華料理でよく見る「きくらげ」。コリコリとした食感が料理のアクセントになりますよね。この記事では、きくらげの特徴や栄養価、戻し方などを解説します。記事の後半では、定番の中華丼や食感の違いが楽しい中華風卵スープなど、きくらげを使った活用レシピもご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね!

  • 目次
  • きくらげとは
  • きくらげの栄養価は?
  • 乾燥きくらげと生きくらげの違いは?
  • 乾燥きくらげの戻し方
  • きくらげを使ったおすすめ活用レシピ
  • ささみときくらげときゅうりのピリ辛中華和え
  • ふわふわ卵ときくらげの ムースーロー
  • コリコリ食感がおいしい チーズつくね

きくらげとは

きくらげとは、キクラゲ科キクラゲ属のきのこの一種のこと。きのこというと、椎茸のように傘のついているイメージがありますが、きくらげはケヤキやブナなどの広葉樹に耳のような形で生えています。そのため、漢字では「木耳」と書きます。生きくらげや戻して使う乾燥きくらげ、スープなどに溶かして使うきくらげパウダーなど、さまざまな種類があります。

きくらげの栄養価は?

今回は「あらげきくらげ」の栄養価をご紹介します。

一般的に黒きくらげとして流通しているのは「きくらげ」と「あらげきくらげ」の2種類ですが、国産の生きくらげは「あらげきくらげ」が多いのだとか。きくらげに比べて、やや大きく肉厚なのが特徴です。

あらげきくらげ(生)100gあたり

  • エネルギー 14kcal

  • たんぱく質 0.7g

  • 脂質 0.1g

  • 炭水化物 5.4g

  • 食物繊維総量 5.6g

  • 鉄 0.1mg

  • ビタミンB2 0.05mg

  • ビタミンB6 0.01mg

※参照:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

乾燥きくらげと生きくらげの違いは?

乾燥きくらげと生きくらげのもっとも大きな違いは、その食感です。乾燥きくらげにはコリコリとした食感と弾力のある歯応えがあり、ほかの食材との食感の違いを楽しむことができます。

生きくらげは、乾燥きくらげとは違い、プリプリとした食感とみずみずしい弾力があるのが特徴です。乾燥きくらげに比べて水分量が多いため、ふっくらとしており、ほどよい弾力を楽しむことができます。

保存ができて使いやすいことから、乾燥きくらげを食べることが多いという方も、お店などで生きくらげを見かけたときは、ぜひ生きくらげ特有のぷりっとした食感を楽しんでみてくださいね。

乾燥きくらげの戻し方

乾燥きくらげは乾燥したままでは使うことができません。水やぬるま湯に浸けて戻してから使います。

水で戻す場合は、ボウルに乾燥きくらげときくらげが浸かるくらいの水を入れて、6時間ほど浸けておきます。きくらげが戻ったら、ザルに上げて水気を切ります。6時間以上浸けると、コリコリした食感が損なわれてしまいますので、ご注意ください。

ぬるま湯で戻す場合は、ボウルに乾燥きくらげと40℃ほどのぬるま湯を入れ、15〜30分浸けておきます。きくらげが戻ったら、ザルに上げて水気を切ります。

急いでいるときはぬるま湯を使うのがおすすめです。乾燥きくらげは、戻すと約7倍の大きさになりますので、戻す量に注意してくださいね。

きくらげを使ったおすすめ活用レシピ

乾燥きくらげの使い方がわかったところで、ここからは活用レシピをご紹介します。きくらげのコリコリとした食感をお楽しみくださいね。

ささみときくらげときゅうりのピリ辛中華和え

ピリ辛でおつまみにもぴったり!ささみときくらげときゅうりのピリ辛中華和えをご紹介します。きくらげのコリコリとした食感ときゅうりのシャキシャキの食感が楽しい和え物です。火を使わずに電子レンジで調理するので、手軽にお作りいただけますよ。もう一品欲しいときやお酒のおつまみとしても大活躍!お好みに合わせて、豆板醤の量を調節してくださいね。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

ふわふわ卵ときくらげの ムースーロー

豚肉と卵、きくらげを炒めた中華料理、ムース―ローを作ってみませんか。豚肉の旨味がたっぷり染み込んだふわふわ卵は絶品のおいしさ!きくらげとの食感の違いも楽しく、お箸がどんどん進みますよ。フライパンひとつで簡単にお作りいただけますので、ぜひ作ってみてくださいね。

コリコリ食感がおいしい チーズつくね

2種類のチーズがたっぷり入ったつくねはいかがでしょうか。つくねの特徴である軟骨の食感をきくらげで再現しています!コリコリとした食感とコクのあるチーズの相性は抜群です。おやつにもおつまみにもおすすめの一品です。一度作ればクセになる食感ですので、ぜひ作ってみてくださいね。

旨味たっぷり 定番の中華丼

きくらげ料理の定番ともいえる、中華丼をご紹介です。おうちにある調味料で手軽にお作りいただけます。きくらげやエビ、イカ、タケノコなど食感の楽しい食材がたっぷり入ったボリューム満点の一品。具材の旨味が溶け込んだとろとろのあんがごはんによく絡んで、たまらないおいしさです。しっかり食べたいときにもおすすめですよ。

きくらげの旨味たっぷり炊き込みご飯

きのことちくわの旨味がたっぷりの炊き込みご飯を作ってみましょう!きくらげの食感がアクセントになってお箸が止まらないおいしさです。炊きあがってからごま油をかけるので、香ばしい香りが口いっぱいに広がりますよ。材料を入れて炊飯するだけのお手軽レシピですので、ぜひ作ってみてくださいね。

水漬けパスタで作る きくらげの塩焼きそば

水漬けパスタを使ったアイデアレシピ!きくらげの塩焼きそばのご紹介です。パスタは水に漬けてフライパンで加熱することで、モチモチの食感に仕上がります。モチモチのパスタとコリコリのきくらげの違った食感が楽しめる焼きそばです。ぜひ挑戦してみてくださいね。

キャベツたっぷり八宝菜

具だくさんの八宝菜はいかがでしょうか。プリプリのエビとシャキシャキの白菜、コリコリのきくらげが入った、食感楽しい一品です。鶏ガラスープの素がベースのとろみのあるあんに具材の旨味が溶け込んで、たまらないおいしさ!ごはんにもおつまみにもよく合いますよ。

ジャガイモとキクラゲの塩キンピラ

きくらげの食感が楽しめるじゃがいもときくらげの塩きんぴらをご紹介します。プリッとした生きくらげとホクホクのじゃがいもの2つの食感をお楽しみいただけます。七味唐辛子のピリッとした辛みが効いて、やみつきになりますよ。乾燥きくらげでもお作りいただけますが、生のきくらげが手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね。

きくらげたっぷり ちゃんぽん風炒飯

ちゃんぽんの具材をふんだんに使った具だくさんな炒飯はいかがでしょうか。冷凍のシーフードミックスを使っているので、下処理いらずのお手軽レシピです。牛乳を加えたちゃんぽん風の味つけがごはんによく合い、どんどん食べ進められますよ。きくらげや野菜の食感も楽しく、食べ応えのある一品です。シーフードミックスの代わりにボイルエビなどを使ってもおいしくお作りいただけますよ。

キクラゲたっぷりオイスターソース焼きそば

きくらげがたっぷり入ったオイスターソースの焼きそばをご紹介します。豚ロース肉の旨味とコクのあるオイスターソースが焼きそば麺に絡んで、やみつきになるおいしさ!シャキシャキのピーマンとコリコリしたきくらげの食感がいいアクセントになっています。ランチや夕飯にもぴったりの一品です。

キクラゲとトマトのふわふわ中華風卵スープ

きくらげとトマトとふわふわ卵がおいしい中華風スープ。ふわふわの卵に酸味のあるトマトが効いた味わい深い一品です。とろみのあるスープとふわふわの卵の相性もよく、一度食べたら何度も作りたくなりますよ。卵の黄色とトマトの赤色が鮮やかなので、食卓に彩りが欲しいときにもおすすめのレシピです。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

食感楽しいきくらげを献立に取り入れてみよう

いかがでしたか。きくらげの特徴やおすすめレシピについてご紹介しました。コリコリとした食感が楽しいきくらげを活用することで、食感にアクセントをつけることができ、食べ応えもアップさせることができますよ。今回ご紹介したレシピを参考に、いろいろなアレンジできくらげの魅力をたっぷりお楽しみくださいね!

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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