中華料理でよく見る「きくらげ」。コリコリとした食感が料理のアクセントになりますよね。この記事では、きくらげの特徴や栄養価、戻し方などを解説します。記事の後半では、定番の中華丼や食感の違いが楽しい中華風卵スープなど、きくらげを使った活用レシピもご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね!
2022.7.25
コリコリ食感!「きくらげ」の栄養やおすすめレシピをご紹介

きくらげとは
きくらげとは、キクラゲ科キクラゲ属のきのこの一種のこと。きのこというと、椎茸のように傘のついているイメージがありますが、きくらげはケヤキやブナなどの広葉樹に耳のような形で生えています。そのため、漢字では「木耳」と書きます。生きくらげや戻して使う乾燥きくらげ、スープなどに溶かして使うきくらげパウダーなど、さまざまな種類があります。
きくらげの栄養価は?
今回は「あらげきくらげ」の栄養価をご紹介します。
一般的に黒きくらげとして流通しているのは「きくらげ」と「あらげきくらげ」の2種類ですが、国産の生きくらげは「あらげきくらげ」が多いのだとか。きくらげに比べて、やや大きく肉厚なのが特徴です。
あらげきくらげ(生)100gあたり
エネルギー 14kcal
たんぱく質 0.7g
脂質 0.1g
炭水化物 5.4g
食物繊維総量 5.6g
鉄 0.1mg
ビタミンB2 0.05mg
ビタミンB6 0.01mg
乾燥きくらげと生きくらげの違いは?
乾燥きくらげと生きくらげのもっとも大きな違いは、その食感です。乾燥きくらげにはコリコリとした食感と弾力のある歯応えがあり、ほかの食材との食感の違いを楽しむことができます。
生きくらげは、乾燥きくらげとは違い、プリプリとした食感とみずみずしい弾力があるのが特徴です。乾燥きくらげに比べて水分量が多いため、ふっくらとしており、ほどよい弾力を楽しむことができます。
保存ができて使いやすいことから、乾燥きくらげを食べることが多いという方も、お店などで生きくらげを見かけたときは、ぜひ生きくらげ特有のぷりっとした食感を楽しんでみてくださいね。