鍋やしゃぶしゃぶ、パスタなどさまざまな食べ方が楽しめる「カニ」。そんなカニを日本でいちばん多く買っている都市はどこか知っていますか?今回は、カニの支出金額が多い都市をランキング形式で発表します!カニを使った絶品レシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
カニを日本で1番たくさん買っている都市はどこ?北海道札幌市は意外にも6位!気になる1位は…

ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、総務省統計局の調査をもとに作成しました。1世帯当たりの年間カニ支出金額を比べています。1位の都市はどこか、予想してみてくださいね。
第5位・・・大阪府 堺市 2,822 円
第4位・・・和歌山県 和歌山市 2,831 円
第3位・・・石川県 金沢市 3,152 円
第2位・・・福井県 福井市 4,006 円
気になる第1位は...。
第1位・・・鳥取県 鳥取市 4,681 円
1位は鳥取市でした!ほかにも福井市や和歌山市など、北陸や関西の都市がランクインしていますね。ちなみに、カニをよく食べるイメージのある札幌市は6位という結果でした。
冷凍のカニを解凍するときは、氷水で解凍するのがおすすめです。カニとその周りの温度に差があると、カニの旨味が含まれた水分が流れ出やすくなり、さらに急激に温度が変化することでカニの細胞が壊れて食感が損なわれてしまうのだとか。カニが入る大きさのボウルや鍋に氷水を作り、袋に入れたカニを沈めて解凍するとよいのだそうですよ。
カニのおすすめレシピをご紹介!
ランキングを発表したところで、カニを使った絶品レシピをご紹介します。しょうゆとみりんのシンプルな味つけでカニの旨味を存分に楽しむカニ鍋や、芳醇なバターとまろやかな牛乳を使ったコクたっぷりのスコップコロッケなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.カニの旨みたっぷり カニ鍋
寒い日の食卓に出せば、家族みんながよろこぶこと間違いなし!カニ鍋のご紹介です。カニの旨味が溶け込み、スープまで飲み干したくなる一品。長ねぎや春菊などの香りのよい野菜と、食感のよいしいたけが、カニのおいしさを引き立てますよ。シメにごはんを入れて雑炊にするのもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- カニ (脚・爪)・・・500g
- 白菜・・・300g
- 絹ごし豆腐・・・200g
- 春菊・・・50g
- 長ねぎ・・・1本
- しいたけ・・・2個
調味料
- 水・・・1000ml
- 料理酒・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ3
- 薄口しょうゆ・・・大さじ2
- 顆粒和風だし・・・大さじ1
- ポン酢・・・大さじ4
作り方
準備.しいたけは軸を切り落としておきます。
1.白菜は芯を切り落とし、5cm幅に切ります。
2.春菊は5cm幅に切ります。長ねぎは1cm幅の斜め切りにします。しいたけは表面に米字に切り込みを入れます。絹ごし豆腐は6等分に切ります。
3.土鍋に1、2、カニを入れます。
4.調味料を入れ蓋をしたら、強火で加熱します。
5.湯気が出てきたら蓋を取り、弱火にして、野菜がしんなりするまで5分ほど煮たら完成です。お好みでポン酢をつけてお召し上がりください。
2.カニクリームのスコップコロッケ
おもてなしやパーティーの一品にもぴったりな、カニクリームのスコップコロッケのご紹介です。カニの風味がぎゅっと詰まったクリーミーなタネはまさに絶品ですよ。カニ缶を使えば簡単に作れます。スプーンで手軽に食べられるのもうれしいポイントですね。ぜひレパートリーに加えてみてください!
材料(2人前(500mlのグラタン皿))
タネ
- カニ缶・・・50g
- 玉ねぎ・・・50g
- 薄力粉・・・40g
- 牛乳・・・200ml
- (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1
- 有塩バター・・・20g
衣
- パン粉・・・大さじ3
- 粉チーズ・・・大さじ1
- 有塩バター (塗る用)・・・5g
- パセリ (乾燥)・・・適量
作り方
準備.耐熱皿に有塩バターを塗っておきます。
1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.ボウルに衣の材料を入れ混ぜ合わせます。
3.弱火で熱したフライパンに有塩バターを溶かし、1をしんなりするまで炒め、カニ缶を加え炒め合わせます。
4.薄力粉を入れ、粉気がなくなるまで弱火で炒め、牛乳を3回に分けて加え、都度よく馴染ませ、全体がまとまったら火から下ろします。
5.耐熱皿に4を入れ、2をかけてオーブントースターで7分程、焼き色がつくまで焼きます。
6.パセリを散らして完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
3.カニ缶で作る天津飯
思わず笑顔になるおいしさの、カニ缶で作る天津飯のご紹介です。ふわとろ食感の卵にオイスターソースのコクが効いたあんかけがベストマッチ!生姜のさわやかさがふわっと広がり、箸が止まらなくなりますよ。一見難しそうに思えるかもしれませんが、実はおうちによくある調味料で作れます。ぜひお試しくださいね。
材料(1人前)
- ごはん (温かいもの)・・・200g
卵液
- 卵・・・2個
- カニ缶・・・50g
- 生姜・・・10g
- 塩・・・ふたつまみ
- サラダ油・・・大さじ1
あんかけ
- しいたけ・・・2個
- 水・・・200ml
- (A)オイスターソース・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- 水溶き片栗粉・・・大さじ2
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.生姜の皮を剥いておきます。
1.しいたけの石づきを切り落とし、軸と傘に分けて薄切りにします。
2.生姜を千切りにします。
3.ボウルに卵、カニ缶、2、塩を入れて混ぜ合わせます。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、3を入れてかき混ぜながら半熟状態まで固めて火から下ろします。
5.鍋に、1、水、(A)を入れて中火でひと煮たちさせ、しいたけがしんなりするまで加熱したら、水溶き片栗粉を回し入れてさっと混ぜて火から下ろします。
6.ごはんを盛り付けたお皿に、4、5の順にのせて小ねぎを散らして完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。
カニ料理をおうちで楽しもう!
いかがでしたか?カニの支出金額が多い都市ランキングと、カニを使ったおすすめレシピをご紹介しました。「普段の料理の食材にカニを使うのは、ちょっとハードルが高い」という方は、カニ缶を代用するのがおすすめですよ。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ家族みんなでカニ料理をお楽しみくださいね。