見た目も豪華に！有頭海老で作りたい人気レシピ6選

鯛と並んでお祝いの席に欠かせない有頭海老。「お祝い」や「長寿」を表現する縁起の良い食材として、ハレの日の華やかなごちそうや、おせち料理などに活躍します。この記事では、そんな有頭海老の特徴や下ごしらえの方法をご紹介します。後半にはいつものお味噌汁のアレンジや、おもてなしやパーティーにおすすめのレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

有頭海老は海老の名前や種類ではなく、文字の通り頭のある海老のことです。頭の柄が付いているのでとても豪華に料理が見えるといった特徴があります。有頭海老は、見た目が華やかというだけでなく、長いヒゲや曲がった腰を長生きの象徴として、長寿の願いを込めておせち料理に入れられています。

有頭海老は殻付きのままを処理します。方法には二つありますので、料理によって使い分けると良いでしょう。

一つ目の方法は、殻付きのエビの腰あたりをぐっと曲げて、真ん中のあたりに爪楊枝を差し入れて背わたを抜く方法です。こちらの方法は殻に傷がつくことがないので、お節料理で使う煮物などで使うと良いでしょう。

二つ目の方法は、エビの頭と体の境目にハサミを入れ、背中の殻を縦に腰のあたりまで切り込みを入れます。あとは爪楊枝で背わたを引き出すよう処理します。こちらの方法は、パン粉焼きなど背中に香辛料などを詰めて焼く時などにオススメです。

料理によっては海老の髭の部分や足をキッチンバサミで切り落として調理するようにしましょう。

よく食卓に並ぶお味噌汁に有頭海老を使うと、とても豪華なお味噌汁にすることができます。しじみと海老の風味がとても良く合い、お祝いごとの席にもぴったりです。だしを使用しなくても海老やしじみから旨味が溶けだします。お好みで顆粒だしを使っても美味しく作ることができますよ。

有頭海老の旨みに、カリッとした香草のパン粉が絶妙な組み合わせのおすすめレシピです。有頭海老を使っているので、見た目が華やかでおもてなしにぴったりですよ。香草のパン粉や粉チーズの風味が、海老にマッチしとても美味しい一品です。

お節料理には欠かせない有頭海老の煮物のレシピです。有頭海老は長いヒゲや曲がった腰を老人の姿にたとえ長寿の意味を込め作られます。こちらのレシピでは海老をさらに曲げるように爪楊枝で固定して調理しています。ツヤツヤとして、とても華やかに仕上がりますよ。おせち料理に入れる場合は、海老の髭をそのまま調理しますが、長すぎる場合はカットしても良いでしょう。

黄金焼きという名前からめでたいというイメージもあり、おせち料理としてもおすすめのレシピです。黄金焼きはウニと卵黄を使って作りますが、こちらのレシピではマヨネーズを使用して作っています。作り方も簡単でとても美味しいので、おもてなしやお酒のおつまみとしてもおすすめです。

魚介の旨みをしっかりと味わえるペスカトーレも有頭海老で作ることで、旨みがトマトソースと絡んで濃厚な味わいに作ることができます。具だくさんでボリューム満点なので、育ち盛りのお子様にもおすすめですよ。全てスーパーで手に入る食材を使用しているので、手軽に作れるのが嬉しい人気のパスタです。

ホームパーティーにオススメの華やかな料理のレシピです。パエリアと同様にパスタを炒めて作るパスタパエリアは、スペインでは「フィデウア」と呼ばれています。海老の旨味がたっぷり染み込みとても美味しく仕上がりますので、おもてなしで出すととても喜ばれます。パエリアのように調理して、フライパンのまま豪快に食卓にしてもいいですね。

いかがでしたか？おもてなしやお祝いの席にぴったりな有頭海老は、いつもの料理を更に華やかに仕上げることができます。ぜひ、おもてなしやお祝いの席でレシピを参考に、有頭海老を使った料理を楽しんでみてくださいね。