秋になると旬を迎える柿。柿がお店に並びはじめると、秋を感じるという方も多いかもしれません。そんな柿が一番多く収穫できる都道府県はどこか、知っていますか?今回は柿の収穫量が多い都道府県を、ランキング形式でご紹介します。ランキングのあとには、柿のアレンジレシピをご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
柿の収穫量がいちばん多い都道府県はどこ?3位は福岡県、2位は奈良県!ダントツ1位は…

ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間の柿の収穫量を比べています。1位はいったいどこでしょうか?ぜひ当ててみてくださいね。
第5位・・・長野県 9,870 t
第4位・・・岐阜県 12,600 t
第3位・・・福岡県 15,800 t
第2位・・・奈良県 28,300 t
気になる第1位は...。
第1位・・・和歌山県 39,700 t
第1位は和歌山県でした!第2位が奈良県で第3位が福岡県と、柿はどちらかというと日本の西側で多く収穫されているんですね。
柿には、木になっているときから甘い「甘柿」と、木になっているときには渋い「渋柿」があります。和歌山県の柿の主要産地である伊都地方は、渋柿を串に刺して干し柿にする「串柿」の産地としても有名なんですよ。干し柿はおうちでも作ることができるので、機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね。
柿のおすすめアレンジレシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、おすすめの柿アレンジレシピをご紹介します。秋の味覚たっぷりの柿と甘栗のパウンドケーキや、生姜の香りが意外なほどよく合うジンジャー風味の柿ジャムなど、旬の柿をたっぷり楽しめるおすすめばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.柿と甘栗のパウンドケーキ
季節を感じる具材をふんだんに詰め込んだ、柿と甘栗のパウンドケーキのレシピをご紹介します。柿と甘栗のやさしい甘みがバターの香るふんわりとした生地とよく合い、とってもおいしいですよ。生の栗は処理が面倒ですが、甘栗を使えばとってもラクチンです。お好みでナッツやドライフルーツを加えると、アレンジが楽しめますよ。
材料(1本分(21×7×5.5cmパウンド型))
粉類
- 薄力粉・・・120g
- ベーキングパウダー・・・小さじ1/2
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・2個分
- 無塩バター・・・70g
- 三温糖・・・70g
- 柿 (種なし)・・・1個
- 甘栗 (むき)・・・100g
作り方
準備.無塩バターは常温に戻しておきます。 溶き卵は常温に戻しておきます。 パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。 オーブンは180℃に予熱しておきます。
1.柿はヘタを取り、皮をむき、1cm角に切ります。
2.甘栗は半分に切ります。
3.ボウルに無塩バター、三温糖を入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまでよく混ぜ合わせます。
4.溶き卵を3回に分けて入れ、よく混ぜ合わせます。
5.粉類をふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
6.1、2を入れ、ゴムベラで大きく混ぜ合わせます。
7.パウンド型に流し入れ、生地をならし、180℃のオーブンで35分程焼きます。竹串を刺して生地がつかなければ焼き上がりです。
8.粗熱が取れたら型から外し、お好みの大きさに切り、器に盛り付けて出来上がりです。
2.こかぶと柿の生ハムサラダ
ワインのおつまみにおすすめ!こかぶと柿の生ハムサラダを作ってみませんか?カブのシャキシャキ食感と柿のやさしい甘みが、生ハムの塩味と相性抜群!レモンとはちみつを使った甘酸っぱいドレッシングで、さっぱりといただけますよ。パパッと簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- カブ (60g)・・・1個
- 柿 (種無し)・・・1/2個
- 生ハム・・・40g
- EVオリーブオイル・・・大さじ1
- (A)レモン・・・小さじ2
- (A)はちみつ・・・小さじ1
- (A)塩・・・ひとつまみ
- 黒こしょう・・・ひとつまみ
- バジル (生・飾り用)・・・適量
作り方
準備.カブの皮はむいておきます。 柿の皮はむいておきます。
1.カブは5mm幅に切ります。
2.柿は5mm幅に切ります。
3.ボウルに(A)を入れ、オリーブオイルを少しずつ加え、混ぜ合わせます。
4.器に生ハムをひき、1、2を巻いて盛り付け、3をかけて、黒こしょうを散らしてバジルを添えたら、完成です。
※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満(乳児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。
3.ジンジャー風味の柿ジャム
柿の大量消費にもぴったりな、ジンジャー風味の柿ジャムのレシピをご紹介します。甘い柿の風味に生姜のピリッとした辛みが絶妙なアクセントになっていて、クセになりますよ。甘さ控えめなので、大人の方にも好まれる味わいです。炭酸水で割って柿ジンジャーソーダにしたり、お湯で割ってホットドリンクとして楽しむのもおすすめです。
材料(300g)
- 柿・・・3個
- きび砂糖・・・100g
- レモン汁・・・小さじ2
- すりおろし生姜・・・小さじ1
作り方
準備.柿はヘタを取り、皮をむいておきます。 保存容器を煮沸しておきます。
1.柿は2cm角に切ります。
2.鍋に1ときび砂糖を入れて中火にかけ煮立ってきたらアクを取り除き、かき混ぜながら15分ほど弱火で煮ます。
3.とろみが出てきたらレモン汁とすりおろし生姜を加えて、全体をかき混ぜ火から下ろし、粗熱が取れたら完成です。
旬の柿を味わいつくそう!
いかがでしたか?今回は柿の収穫量が多い都道府県のランキングと、柿のおすすめアレンジレシピをご紹介しました。柿はそのまま食べても甘くてもちろんおいしいですが、その甘みを活かしてお菓子やサラダにしても絶品!ぜひいろいろな食べ方で、旬の柿を楽しんでくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
[出典] 「令和3年産作況調査(果樹)」(農林水産省) (http://www.machimura.maff.go.jp/machi/ranking/result_item.php)