秋だけじゃない！1年中食べられるきのこ汁の基本レシピとアレンジ5選

秋の味覚のひとつであるきのこですが、近年スーパーではしいたけ、しめじ、エリンギ、マイタケ、エノキ、なめこなど、いろいろなきのこが1年中手に入ります。価格も安定していて家計にも優しいきのこを使って、きのこを存分に堪能できる「きのこ汁」を作ってみませんか? 風味とうま味の詰まったきのこ汁は、食べごたえも十分で、ご飯を添えるだけで立派な献立になりますよ。今回はきのこをたっぷりと使ったものから、毎日のお味噌汁で手軽にいただけるものまで、きのこ汁のアレンジレシピをご紹介します。

まずはきのこをたっぷりと使ったきのこ汁をご紹介します。しめじ、エリンギ、えのきを使ったきのこ汁は、複数のきのこを組み合わせることで、うま味と香りが格段にアップします。きのこはお好みのものを加えてお作りいただいてもおいしいですよ。隠し味に料理酒を加えて、具材のおいしさを引き立てて仕上げましょう。

毎日のお味噌汁で気軽にいただくなら、こちらのレシピがおすすめです。キャベツの甘みときのこのうま味がおいしい風味豊かなお味噌汁は、一杯でも十分食べごたえがあります。おかずが少ない時にもおすすめの一品ですよ。仕上げにごま油を少し入れても、風味がアップしておいしいのでぜひお試しくださいね。

きのこと同じく秋が旬の銀杏を組み合わせた上品なお味噌汁はいかがでしょうか。しめじのプリッとした食感と銀杏のホクホクもっちりとした食感がクセになる一杯に仕上げました。しめじの旨みを堪能できる一品です。他のきのこを入れてもおいしくお召し上がりいただけますよ。

お次はさっぱりといただきたい時におすすめな、きのことわかめのすまし汁です。しめじとしいたけからいいお出汁が出て、ほっとするやさしい味わいですよ。シンプルな味付けで仕上げているので、いろいろな和食のメニューに合います。白だしを使うと、上品で見た目もきれいなすまし汁に仕上がりますよ。

きのこはお味噌汁やすまし汁だけではなく、納豆汁にしてもおいしいですよ。作り方はお味噌汁と同じで、仕上げによく混ぜたひきわり納豆を加えればできあがりです。納豆や味噌を加えたら、沸騰させないように気を付けましょう。納豆ときのこの風味にとろみのある汁がクセになりますよ。

いかがでしたか？きのこ汁は合わせみそだけではなく、赤みそ、白みそなどお好きな味噌を使ったり、すまし汁や納豆汁などのアレンジもできます。きのこからたっぷりのうま味と出汁が出るので、複数のきのこを組み合わせると味に深みが出ておいしくなりますよ。 きのこ汁は秋のイメージが強いかもしれませんが、1年中お作りいただけます。ぜひお好みのきのこを使って味わってみてくださいね。