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「サクッふわっ!」いつものトーストをおいしく焼く裏技【ひと味違う仕上がりに】

「サクッふわっ!」いつものトーストをおいしく焼く裏技【ひと味違う仕上がりに】

朝食の定番メニューのトースト。カリッと香ばしく焼けたトーストにバターを塗って食べれば、たまらないおいしさですよね。今回は、そんなトーストをおいしく焼く裏技をご紹介!2つの裏技を実際に試して比較しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

トーストをカリッとふわふわに焼く裏技とは?

今回検証する裏技はこちらの2つです。

①上側(食パンのへこんでいる方)を手前にして焼く
②両面を軽く水に浸して焼く

今回は6枚切りの食パンと、885Wのトースターを使用して検証を行いました。それではさっそく見ていきましょう!

①上側を手前にして焼く

1つめの裏技は、食パンの上側を手前にして焼くという方法です。

「食パンの上側」とは、丸ごと一斤の状態のときに上側だった部分のことを指します。食パンの白いふわふわな部分は、下部のほうが密度が高く、上部は低くなっていて、密度が高いほど熱が通りにくくなっています。トースターは奥の方が高温になりやすいため、密度が低く熱が通りやすい上側を手前にして焼くことで、焼きムラのない仕上がりになるそうですよ。

上側は谷のようにへこんだ形状になっていることが多いので、形の違いを目印にしてみてくださいね。

食パンの上側を手前にしてトースターに入れたら、きつね色になるまで5分焼きます。

焼き上がり後、手で割いた感触は普段のトーストとほとんど同じでした。トースターに入れる向きを変えるだけで、味わいまで変わるのかな?と半信半疑のままひと口食べてみると、ふわふわでモチッとしていて、普段のトーストよりも水分を多く含んでいるような仕上がりにびっくり。焼きムラもなく、外側はサクサクでとてもおいしかったです。

②両面を軽く水に浸して焼く

つづいては、食パンの表面を水に浸して焼くという方法です。

「水に浸す」という大胆な方法に驚いた方もいるかもしれませんが、そうすることでトースターの中で水蒸気が発生して食パンに水分が加わり、モチッとした仕上がりになるのだそうですよ。

水に浸すときはサッと軽く浸すのがポイント!浸しすぎると焼きムラができてしまうので注意してくださいね。

両面を浸したら、トースターに入れて普段よりも少し長めに焼きます。今回は8分ほど焼きました。

手で割いてみるとかなりもっちりとしていて、食べると外はカリッと中はモチモチな食感でした。水に浸したにもかかわらず表面は香ばしく焼き上がっていて、サクサクというよりはカリッとした仕上がりです。表面の焼き具合がムラになりやすいので、きれいに仕上げるには少しコツがいりそうだと思いました。

好みに合わせて試してみて!

実際に試してみると、どちらもいつものトーストとはひと味違う仕上がりになりました!手軽にモチッとした食感を楽しみたい方は上側を手前にして焼く方法、外がカリッとしているトーストが好みの方は水に浸して焼く方法がおすすめです。ぜひこの機会にやってみてくださいね。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子をみながらご調整ください。今回は855W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

裏技でひと味違うトーストを作ってみよう!

いかがでしたか?今回はトーストをカリッとふわふわに焼く裏技をご紹介しました。ぜひこの記事を参考にして、いつもとひと味違うトーストをおいしく味わってみてくださいね。

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