ある日、カレーを作ろうとしていた妻。夫から言われたひと言にちょっとムッとしてしまいました。夫は昔からお母さんの「こだわりのカレー」が大好きで、その味を再現して欲しいというのです!これまで何度も作っていたカレーにケチをつけられたようで悶々としつつも、そのこだわりが気になります。さっそく夫のお母さんに聞いてみると、意外な答えが…?
「母の手料理を教わって」夫の一言に悶々としている妻→渋々尋ねると…義母の"こだわり"の意味に爆笑したワケ


お母さんが笑いながら教えてくれた「こだわりのカレー」、じつはこだわって選んだ、市販の「カレールー」のことだったのです!ちょっとした特別感を出すためにそんな風に言っていたのだとか。これには大笑い!夫は母がとても凝った作り方をしているといまだに勘違いしていたのです。
同じカレールーを使って夫にカレーを作ると、懐かしむように味わっています。手が込んでいるのかと思いきや、とっても簡単に「母の味」を再現できてしまった妻。お母さんの知恵に感心したのでした。
Illustrator:にちゃん
日常で見かけた個性的な人をモデルにブログやSNSで漫画を書いています。
カレーのレシピをご紹介!
さて、ここからはお話にちなんで、カレーのレシピをご紹介します。ナスと玉ねぎのひき肉カレーや、いつもとひと味違うトマトの無水カレーと、どちらもひと皿で満足できるレシピをピックアップしました。早速チェックしてみてくださいね。
1.ナスと玉ねぎのひき肉カレー
ひき肉で旨みたっぷり!ナスと玉ねぎのひき肉カレーをご紹介します。やわらかいナスにひき肉の旨みが染み込み、カレーの風味が食欲をそそります。火が通りやすい食材を使っているので、時短で作れるのもうれしいポイントです。隠し味にケチャップ、ウスターソース、コンソメ顆粒を加えることで、味に深みが増してさらにおいしく仕上がりますよ。
材料(2人前)
- ごはん・・・400g
- 牛豚合びき肉・・・200g
- ナス (計200g)・・・2本
- 水 (さらす用)・・・適量
- 玉ねぎ (100g)・・・1/2個
- 水・・・400ml
- (A)カレールー・・・50g
- (A)ケチャップ・・・大さじ1
- (A)ウスターソース・・・大さじ1
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1
- サラダ油・・・大さじ1
- パセリ (乾燥)・・・適量
作り方
1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.ナスはヘタを切り落として1cm角に切り、水を張ったボウルに入れて5分程さらします。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、牛豚合びき肉、1、水気を切った2を入れて炒めます。
4.牛豚合びき肉に火が通ったら水、(A)を入れて中火のまま加熱し、とろみが付いたら火から下ろします。
5.ごはんを盛り付けたお皿に4をかけ、パセリを散らして完成です。
2.フレッシュトマトで無水カレー
フレッシュトマトで簡単!コクまろな味わいの無水カレーを作ってみませんか。水なしで野菜の水分のみで作るので、旨みが凝縮されてとてもおいしいですよ。牛こま切れ肉とゴロゴロ入った野菜で食べ応えも抜群!お好みの野菜やお肉でアレンジもお楽しみいただけます。焦げやすいので、火加減には十分気をつけてくださいね。
材料(2人前)
- ごはん・・・400g
- 牛こま切れ肉・・・200g
- 玉ねぎ (200g)・・・1個
- トマト (450g)・・・3個
- にんじん (100g)・・・1/2本
- じゃがいも (100g)・・・1個
- しめじ (50g)・・・1/2パック
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- カレールー・・・40g
- サラダ油・・・小さじ2
作り方
準備.じゃがいもは皮を剥き、芽をとっておきます。 にんじんは皮を剥いておきます。 トマトはヘタを取っておきます。
1.玉ねぎは1cm幅に切ります。
2.にんじんは乱切り、じゃがいもは一口大に切ります。
3.しめじは石づきを取り除き、手でほぐします。
4.トマトはざく切りにします。
5.鍋にサラダ油、(A)を入れて熱し、香りが立ったら1を入れて中火でしんなりするまで炒めます。
6.牛こま切れ肉を入れて炒め、色が変わってきたら2、3を加え中火で全体を炒め合わせます。
7.4を入れて蓋をし、時々混ぜながら弱火で15分程煮ます。
8.にんじんとじゃがいもが柔らかくなったらカレールーを溶かし、弱火で10分程煮込み全体に味が馴染んだら火から下ろします。
9.お皿にごはんを盛り付け、8をかけたら完成です。
一品で満足!具材たっぷりカレーを作ってみよう!
いかがでしたか?カレーは、肉や野菜を入れることでコクと旨みが増します。具だくさんにすると食べ応えも出るので満足感たっぷりになりますね!どちらのレシピも手軽に作れるので、忙しい日や休日のランチにもおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。