脂ののった「サバ」。焼いても煮てもおいしいですよね。そんなサバを日本でいちばん多く買っているところはどこか、わかりますか?今回はサバをたくさん買っている日本の都市を、ランキング形式でご紹介します。サバを使った人気のおかずレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
“サバ”を日本でいちばん買っている都市はどこ?3位宮崎市、2位和歌山市、気になる1位は…

ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、総務省統計局の調査をもとに作成しました。1世帯当たりの年間サバ支出金額を比べています。1位はどこか、ぜひ予想してみてくださいね。
第5位・・・島根県 松江市 1,169 円
第4位・・・石川県 金沢市 1,170 円
第3位・・・宮崎県 宮崎市 1,233 円
第2位・・・和歌山県 和歌山市 1,279 円
気になる第1位は...。
第1位・・・鹿児島県 鹿児島市 1,559 円
第1位は鹿児島 県鹿児島市でした!鹿児島では、どんな食べ方が人気なのでしょうか?
サバは鮮度が落ちるのが早く、なかなか刺身で口にする機会が少ない魚です。でも鹿児島では、一本釣りで釣り上げたサバの首をすぐに折って血抜きをし、鮮度を保ったまま港に運ばれる「首折れサバ」というゴマサバがあります。この方法だと、臭みがなく身の締まったおいしい刺身が食べられるんだとか。機会があったら、ぜひ食べてみてくださいね。
サバを使った人気レシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、サバを使った人気のおかずレシピをご紹介します。開いた瞬間に立ち上る湯気がたまらない鯖の味噌バターのホイル焼きや、定番の鯖味噌煮など、サバのおいしさを堪能できる人気メニューばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.鯖の味噌バターのホイル焼き
アルミホイルを開けた瞬間の湯気と香りがたまらない、鯖の味噌バターホイル焼きをご紹介します。脂ののったサバと旨みたっぷりのいろいろなきのこに、コクのあるみそバターが相性抜群の一品です。きのこはお好みのものでお作りいただけます。サバときのこの組み合わせはたまらないおいしさですよ。
材料(2人前)
- サバ・・・2切れ
- しめじ・・・50g
- エリンギ・・・50g
- しいたけ・・・30g
- (A)みそ・・・大さじ1.5
- (A)みりん・・・大さじ1
- 塩こしょう・・・小さじ1/4
- 有塩バター・・・20g
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.しめじ、エリンギは石づきを切り落とし、手でほぐします。しいたけは、軸を切り落とし薄切りにします。
2.サバは、両面に塩こしょうをふります。
3.ボウルに、(A)を入れ混ぜます。
4.天板の上にアルミホイルを広げ1、2、3、有塩バターをのせます。
5.アルミホイルを閉じて包み、オーブントースターで10分ほどサバに火が通るまで焼きます。
6.器に盛り付け小ねぎを散らしたら完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。
2.サバのカレーソテー
スパイシーな香りが食欲をそそる、サバのカレーソテーを作ってみませんか?脂ののった塩サバにカレー粉の香りと風味がとってもよく合います。サバの臭みも消してくれるのでお箸が進みますよ。塩サバを使うことで下味をつける必要もなく、手軽にお作りいただけます。サバを洋風にいただきたいときに、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 塩サバ・・・2切れ
- 料理酒 (下味用)・・・大さじ2
- 薄力粉・・・大さじ3
- カレー粉・・・大さじ1
- オリーブオイル・・・大さじ1
- イタリアンパセリ・・・適量
作り方
1.塩サバは料理酒をかけて5分置き、キッチンペーパーで拭き取り、尾びれを切り落とし、4等分ずつに切ります。
2.ポリ袋に薄力粉とカレー粉を入れて混ぜ、1を入れて全体にまぶします。
3.中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、2を並べて焼き色がつくまで焼きます。
4.裏返して同様に中火で火が通るまで焼き、火を止めます。
5.お皿に盛り付けて完成です。
3.定番の鯖味噌煮
サバといえばやっぱりコレという方も多いはず!定番の鯖味噌煮をご紹介します。少し甘めに仕上げたみそ味の煮汁はとろみがあり、サバの身にしっかり絡んで絶品ですよ。サバの旨みと甘辛い味つけがよく合い、白いごはんが進みます。サバに熱湯をかけてから煮こむと、生臭さが取れておいしく仕上がりますよ。
材料(2人前)
- サバ (計160g)・・・2切れ
- 熱湯 (下処理用)・・・適量
- 生姜・・・20g
- 水・・・150ml
- (A)料理酒・・・50ml
- (A)砂糖・・・大さじ1.5
- (A)みりん・・・小さじ2
- みそ・・・大さじ2
作り方
準備.生姜は皮をむいておきます。
1.生姜は薄切りにします。
2.サバは皮面に十字の切りこみを入れます。
3.耐熱ボウルに2を入れて熱湯を注ぎます。サバの表面が白くなったら湯切りし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
4.鍋に1、水、(A)を入れて中火で熱し、沸騰してきたら3を入れます。再度沸騰したらアクを取り除き、みそを入れて溶かします。
5.弱火にし、落し蓋をして15分程煮ます。サバを取り出し、煮汁をとろみがつくまで煮詰め、火から下ろします。
6.器に5のサバを盛り付け、煮汁をかけて完成です。
サバを人気レシピで楽しもう!
いかがでしたか?今回はサバをたくさん買っている都市のランキングと、サバを使った人気のおかずレシピをご紹介しました。脂がのったサバはたまらないおいしさ!どのレシピもごはんによく合うので、晩ごはんのメインおかずにぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね。