タイ料理の一つであるグリーンカレーは、日本でも人気のメニューですよね。まろやかな甘味の中に、ピリッと引き立つスパイシーな辛味は、一度食べるとやみつきなる人も多いようです。一見、自宅でグリーンカレーを作るのは、ハードルが高そうですが、実は日本のカレーを作るよりも簡単なんです。長時間煮込む必要もないので短時間で作れ、市販のグリーンカレーペーストを使えば、手軽に本格的な味わいが楽しめますよ。
初めてでも簡単!今日はおうちでグリーンカレーに挑戦
- 目次
- 実は簡単!グリーンカレー
- グリーンカレーペーストとは
- 辛味を和らげるには?
- 基本のグリーンカレー
- グリーンカレーつけそうめん
- レンズ豆のグリーンカレースープ
- 簡単アレンジ グリーンカレードリア
- グリーンカレー鍋
実は簡単!グリーンカレー
グリーンカレーペーストとは
青唐辛子をはじめ、緑色の香辛料やハーブをすりつぶし、ペースト状にしたものを「グリーンカレーペースト」といいます。 本場タイで作るペーストは生のハーブを使用するため、完成すると鮮やかな緑色になり、美しい色のグリーンカレーに仕上がります。 日本では、ベージュ色に近いグリーンカレーが一般的ですが、これはハーブや香辛料の違いが関係しています。緑色をした本場のグリーンカレーはハーブの香りが際立ち、ガツンとくる辛さのようですよ。
辛味を和らげるには?
辛いものが苦手でも、ついつい食べたくなるグリーンカレー。その辛味が特徴のグリーンカレーですが、あまりにも辛すぎて食べづらい経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
辛味を和らげるには、ペーストを炒めすぎないことがポイントです。ペーストは、炒めれば炒めるほど辛味が増すので、軽く炒める程度にしましょう。
ペーストの種類でも辛味の度合いが違うので、購入する際にはよくチェックしてみてくださいね。ココナッツミルクを多めに入れるのも効果的ですよ。
基本のグリーンカレー
まずは、グリーンカレーの基本的な作り方からご紹介しましょう。こちらで使用されている具材は、鶏もも肉、ナス、ピーマン、赤パプリカ、しめじといった定番の食材ですが、他にもタケノコやパクチーなどもよく使われています。
日本のカレーと違って、最後にナンプラーと砂糖を加えて仕上げるのがグリーンカレーの特徴です。ココナッツミルクをたっぷり入れると、マイルドな味わいに仕上がりますよ。
グリーンカレーつけそうめん
ライスの代わりにそうめんでいただくグリーンカレーは、ちょっぴり濃い目の味付けにしましょう。淡泊なそうめんとの相性がぐんと良くなりますよ。意外な組み合わせですが、タイでは一般的な食べ方なんだそうです。暑い夏にはグリーンカレーのパンチのある辛味が、食欲をアップさせてくれそうな一皿です。
レンズ豆のグリーンカレースープ
グリーンカレーはもともと、日本のカレーのようなろみがありませんが、さらにスープとして飲みやすくしたものがこちらのレシピです。たっぷりのレンズ豆と、エビを使用したグリーンカレーのスープは、ココナッツミルクは使用せず、牛乳と生クリームを加え、マイルド感をアップしています。火の通りが早いレンズ豆は、溶けるとほんのりとろみをつけてくれるので飲みやすいおいしいスープに仕上がりますよ。
簡単アレンジ グリーンカレードリア
余ったグリーンカレーのリメイクにもおすすめのドリアです。ご飯とグリーンカレーをグラタン皿に入れたら、真ん中をくぼませ卵を落とし、たっぷりのチーズを散らしてオーブントースターで焼きます。とろとろの黄身とチーズがグリーンカレーに絡んで、辛味をマイルドにしてくれますよ。ランチにいかがでしょうか。
グリーンカレー鍋
みんなとワイワイ楽しみたいときには、鍋にしてみてはいかがでしょう。スパイシーな香りが食欲をそそり、いつもとは一味違う鍋を味わえますよ。鶏肉やナスといったお馴染みの具材の他に、さつまいもや豆苗、厚揚げも加えたボリューミーな鍋に仕上がっています。
いろいろな具材を味わえるのも、鍋の楽しみの一つですね。シメには、ゆでたそうめんやフォーを入れて最後まで楽しめますよ。
季節の野菜でグリーンカレーを楽しもう
いかがでしたか?一見、作るのが難しそうなイメージのグリーンカレーでしたが、意外にも簡単に作れ、身近に楽しめる料理でしたね。具材は、鶏肉やナス、タケノコ、ピーマン、パプリカといった定番の食材以外にも、春にはアスパラ、夏にはズッキーニ、オクラと、その季節の食材で楽しんでみてください。
青唐辛子のスパイシーな香りと、ココナッツミルクのマイルドでコクのあるグリーンカレーを、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。