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日本で1番“サンマ”が獲れるのはどこ?3位宮城県、2位岩手県を抑えたダントツ1位は…

日本で1番“サンマ”が獲れるのはどこ?3位宮城県、2位岩手県を抑えたダントツ1位は…

秋の味覚の代表ともいえるサンマ。そんなサンマが、日本で一番多く獲れる都道府県はどこか知っていますか?今回はサンマの漁獲量が多い都道府県を、ランキングでご紹介します。サンマを使ったおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

ランキングの発表!

さっそくランキングの発表です!このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間のさんま漁獲量を比べています。気になる1位はどこの都道府県でしょうか…?

第5位・・・富山県   1,868 t

第4位・・・福島県   2,282 t

第3位・・・宮城県   2,548 t

第2位・・・岩手県   3,180 t

気になる第1位は...。

第1位・・・北海道  12,585 t

第1位は北海道でした。2位の岩手県に圧倒的な差をつけていますね。

北海道は農畜産物の生産量の多さで知られていますが、サンマの漁業も有名です。サンマは12~18℃の冷たい水温を好む魚で、動物性プランクトンを主食としています。暖流と寒流が交差する道東沖の海水は栄養価が高いため、大きい動物性プランクトンが発生します。そのため、道東沖のプランクトンを食べたサンマは脂の乗りがよく、丸々としているんですよ。

サンマを使ったおすすめレシピをご紹介!

ここからは、サンマを使ったおすすめレシピをご紹介します。サンマの竜田揚げや、梅しそ香るサンマの春巻きなど、サンマの旨みを楽しめる秋の食卓にぴったりのレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.ふわっと上品な香り 秋刀魚の竜田揚げ

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サクサク食感が楽しい!サンマの竜田揚げのご紹介です。すりおろし生姜と粉山椒の爽やかな風味がアクセントになったしょうゆベースのタレにサンマを漬け込み、片栗粉をまぶしてカラッと揚げました。ピリッとしびれる辛さがたまらない、お酒のお供にもおすすめの一品です。すだちをしぼって、大根おろしと一緒にさっぱりと召し上がってくださいね。

材料(2人前)

  • サンマ (3枚おろし)・・・2尾
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1
  • (A)料理酒・・・大さじ1/2
  • (A)みりん・・・大さじ½
  • (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
  • (A)粉山椒・・・小さじ1
  • 片栗粉・・・大さじ3
  • 揚げ油・・・適量

付け合わせ

  • 大根おろし・・・適量
  • すだち・・・1個

作り方

準備.すだちは半分に切っておきます。
1.サンマは3等分に切ります。
2.バットに(A)を入れて混ぜ合わせ、1を漬け、ラップをかけます。冷蔵庫で15〜20分置きます。
3.汁気を切り、全体に片栗粉をまぶします。
4.フライパンに3cm程の揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、3を入れます。途中で裏返しながら4分程揚げ、火が通ったら油を切ります。
5.お皿に盛り付け、付け合わせを添えて完成です。

2.梅しそ香るサンマの春巻き

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秋の味覚をさっぱりと楽しめる、梅しそ香るサンマの春巻きを作ってみませんか?大葉の爽やかな風味と梅干しのほどよい酸味が旨みの多いサンマによく合う、やみつき間違いなしの一品です。カラッと揚がった春巻きの皮のパリパリ食感がクセになりますよ。3枚おろしにしてあるサンマを使えば、お料理初心者の方でも手軽にお作りいただけるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

材料(2人前)

  • サンマ (3枚おろし)・・・1尾
  • 塩・・・少々
  • 長ねぎ・・・1/2本
  • 梅干し・・・2個
  • 大葉・・・6枚
  • 春巻きの皮・・・6枚
  • 水溶き薄力粉 (のり用)・・・大さじ1
  • 揚げ油・・・適量

添え物

  • ミニトマト・・・4個
  • 大葉・・・4枚

作り方

準備.大葉は軸を切り落としておきます。
1.サンマは6等分に切り、塩をふり、10分ほど置きます。
2.長ねぎは薄い斜め切りにします。
3.梅干しは種を除き、包丁で叩きます。
4.春巻きの皮に大葉、水気を拭き取った1の順に重ね、3を塗り、2を散らします。手前から巻き、巻き終わりに水溶き薄力粉を塗って留めます。
5.フライパンの底から3cmほどの揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、4を入れます。さんまに火が通り、表面が色づくまで3分ほど揚げ、油を切ります。
6.お皿に大葉を敷き、5を盛り付け、ミニトマトを添えて完成です。

3.秋刀魚のパン粉焼き トマトバジルソースがけ

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ニンニクの香りが食欲をそそる、サンマのパン粉焼きのご紹介です。パン粉をつけてオーブントースターでカリッと焼きあげたサンマに、風味のよいトマトバジルソースがよく合います。外はサクサク、中はふわふわの食感がたまりませんよ。見た目がおしゃれな一品なので、おもてなしにもおすすめです。お気に入りのお皿にきれいに盛りつけて、おうちバル気分をお楽しみくださいね。

材料(1人前)

  • サンマ (3枚おろし)・・・1尾
  • パン粉・・・大さじ1
  • 玉ねぎ・・・30g
  • ミニトマト・・・4個
  • バジル (生)・・・3枚
  • ニンニク・・・1/2片
  • 塩こしょう・・・ふたつまみ
  • オリーブオイル・・・大さじ1
  • イタリアンパセリ・・・適量

作り方

1.玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにします。
2.ミニトマトは4等分のくし切りにします。
3.サンマは3等分に切り、両面にパン粉を付けます。
4.天板にアルミホイルを敷き、3の皮目を上にしてのせ、オーブントースターで7分ほど、火が通り、表面がきつね色になるまで焼きます。
5.フライパンを弱火に熱し、オリーブオイルをひいて1を炒めます。
6.ニンニクの香りが立ってきたら2とバジルを加えて炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら塩こしょうで味を調え、火から下ろします。
7.お皿に4を盛り、6をかけて完成です。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

サンマ料理に挑戦して、秋の味覚を堪能しよう!

いかがでしたか?今回はサンマの漁獲量が多い都道府県のランキングと、サンマを使ったおすすめレシピをご紹介しました。旬のサンマは脂がのり丸々としていて、とてもおいしいですよね。今年の秋は、塩焼きだけではなくさまざまな調理方法にチャレンジしてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

[出典]農林水産省「令和5年海面漁業生産統計調査(さんま)」を加工して作成
(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/kaimen_gyosei/)

※こちらの記事はに初公開した内容を再投稿したものです。

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