最終更新日 2024.1.6

「七草粥はいつ食べる?」知っておきたい豆知識と簡単レシピも

「七草粥はいつ食べる?」知っておきたい豆知識と簡単レシピも

毎年1月7日「人日(じんじつ)の節句」に食べる七草粥。今回は、そんな七草粥に関する豆知識をご紹介します。いつ食べるのが正解なのかや、七草の種類、お粥にして食べるようになった理由も解説します!豆知識のあとには、七草粥のおすすめレシピもご紹介していますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • 七草粥にこめられた願いは…?食べるタイミングはこれが正解!
  • 七草の種類は?なぜお粥で食べているの?
  • ほっこり温まる七草粥をつくってみませんか?
  • 炊飯器で七草粥
  • ほっこりやさしい 七草の梅がゆ
  • お鍋で簡単 お米から作る七草粥
  • 七草粥で無病息災を祈ろう!

七草粥にこめられた願いは…?食べるタイミングはこれが正解!

1月7日、一年の最初の節句である「人日の節句」に七草粥を食べることで、邪気を払い万病を除く、と言い伝えられています。昔は冬に採れる青菜が少なかったことから、さまざまな栄養素が含まれる七草は貴重な食材でした。お粥に入れて食べることで、お正月で疲れた胃を休め、不足しがちな栄養を補えるともいわれていますよ。

かつては1月6日の夜に「唐土の鳥が日本の国に渡らぬ先に七草を叩く」と囃子歌を唱えながら野菜を刻み、7日の朝に七草粥や七草雑煮にしていただいたのだとか。古くからの習慣にならって、ぜひ1月7日の朝に七草粥を食べてみてくださいね。

七草の種類は?なぜお粥で食べているの?

七草とは「芹・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の七種のこと。新年にこのような野草を食べると、その強い生命力にあやかって長生きができるとされていました。

実は、「人日の節句」に七草を食べる風習は、中国から伝わってきたものなんです。古代中国の年中行事を記した書物に、「人を占う日に、七種菜のあつもの(熱い汁)を食べて無病を願う行事」が記されているようですよ。

日本では、正月の若菜摘みの風習と、中国の行事が合体して、七草粥が生まれたとされています。平安時代から七種菜のあつもの(熱い汁)が日本でも食べられていました。室町時代から江戸時代に、七種の若菜をお粥に入れて食べる「七草粥」の風習が形作られ、五節句のひとつに加えられたようですよ。

ほっこり温まる七草粥をつくってみませんか?

やさしい味わいに癒されることまちがいなし!七草粥のレシピをご紹介します。炊飯器で作るシンプルな七草粥はもちろん、梅を加えたアレンジレシピも必見です。

炊飯器で七草粥

塩と顆粒和風だしでシンプルに仕上げた、七草粥をご紹介します。素朴な味わいで七草の風味が引き立ちますよ。お米の甘味と七草のほろ苦さ、だしの風味が絶妙にマッチしていて味わい深い一品です。七草の食感も心地よく、最後まで食べ飽きません。七草は最後に加えることで、香りよく仕上がりますよ。炊飯器で手軽に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

ほっこりやさしい 七草の梅がゆ

梅の風味でさっぱりといただく、七草の梅がゆはいかがでしょうか。七草の香りに、梅干しのほどよい酸味や旨味が相性抜群!サラサラと食べやすい一品です。お好みで生姜を加えたり、仕上げに白ごまをかけてもおいしくいただけます。七草が手に入らないときは、かぶや大根、三つ葉、ねぎなどを使って作ってみるのもおすすめですよ。

お鍋で簡単 お米から作る七草粥

鍋を使ってお米から作る七草粥にチャレンジしてみませんか?鍋にお米と水、七草を加えてグツグツと煮込む過程も楽しめますよ。味つけは塩だけなのでとってもやさしい味わい。寒い冬の朝にぴったりな一品です。

七草粥で無病息災を祈ろう!

いかがでしたか。今回は、七草粥についての豆知識とおすすめレシピをご紹介しました。普段、おかゆを食べる機会があまりないという方も、1月7日は一年の無病息災を祈って、七草粥を作ってみてくださいね。

七草粥のレシピをもっと知りたい方はこちらもチェック!
※こちらの記事は2022.1.6に初公開した内容を再投稿したものです。

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