味の染み込んだ豆腐が主役級！肉豆腐アレンジレシピ7選

醤油と砂糖で味付けしたお肉と豆腐、甘辛い味わいがどこか懐かしくてホッとする「肉豆腐」。肉豆腐はその名の通り、お肉と豆腐をメインにネギやしらたきなどを入れ、しょうゆ・砂糖で味をつけた料理のことを言います。「すき焼き」に似た部分もありますが、基本的には別モノ。すき焼きが鍋料理であるのに対して、肉豆腐は器に盛り付けて、おかずとしていただく“煮込み料理”です。

また、肉豆腐というとお肉に目が行きがちですが、実はお肉のうま味が染みこんだ豆腐がメインであり、それこそが主役級のおいしさなんです！ 定番の味付け以外にも調味料や具材を変えるだけでさまざまな味わいが楽しめます。今回は、その中でも特におすすめのレシピを厳選してご紹介します。

まず最初にご紹介するのは、基本の肉豆腐の作り方。具材と調味料を入れて煮込むだけで作ることが出来る簡単レシピです。今回は豚肉を使ってさっぱりと仕上げました。豚肉のうま味がたっぷりと染み込んだ豆腐とエノキは絶品ですよ。しょうゆとみりんの甘辛い味付けが食欲をそそります。また、比較的安価な豚こま切れ肉を使用するので、家計にも優しい一品です。

鍋を使用してじっくり煮込むことの多い肉豆腐ですが、電子レンジを使用しても作ることが出来るんです！。こちらのおつまみ肉豆腐レシピなら、なんと調理時間がたったの10分で簡単に作れますよ。急な来客があったり、おかずにあと一品欲しくなったときなどにもおすすめです。このように時短で作れるレシピを覚えておくと、いざというとき助かりますよね。また洗い物の手間がかからず後片付けが楽なのも嬉しいポイントですね。

続いてご紹介するのは、合いびき肉で作る肉豆腐です。ひき肉と一口大にした絹ごし豆腐で作るので、食べやすくお子様にもおすすめです。ご飯にたっぷりとかければ、ついつい食べ過ぎてしまいそうですね。おいしく作るポイントは、絹ごし豆腐を電子レンジにかけて水切りしておくこと。このひと手間で、豆腐の型崩れを防ぎ、味が薄くなることも防げますよ。

しらたきがたっぷりと入った肉豆腐はいかがでしょうか？めんつゆの甘辛い味が染み込んだしらたきと豆腐は絶品ですよ。また、火を通した玉ねぎの優しい甘さが引き立ち、箸が止まらないおいしさです。仕上げに乗せた紅生姜がピリッと効いて、良いアクセントとなり、全体をうまくまとめてくれますよ。

こちらは、「ニラたっぷり肉豆腐」です。一般的には 肉豆腐にニラを入れることはないですが、肉のうまみがたっぷりと出た甘辛い煮汁と良く合うんですよ。 ニラは最後に加えてサッと煮ることで、ニラ特有の風味と食感を楽しめます。牛こま切れ肉や焼き豆腐など火の通りやすい食材を使用するので、短い時間で作ることが出来ますよ。

続いて、「イタリアン肉豆腐」をご紹介します。和風のイメージのある肉豆腐ですが、カットトマト缶を使ってコンソメで味付けすることで洋風に仕上げました。トマトの酸味とバジルの風味が、うま味たっぷりの豚バラ肉とよく合う一皿です。夕飯のメイン料理にはもちろんのこと、お酒のおつまみにもおすすめですよ。いつもの味付けに飽きたときなど、ひと味変わった肉豆腐を作ってみるのもいいですね。

最後にご紹介するのは、「冷製肉豆腐」です。肉豆腐の煮汁に水溶き片栗粉でとろみをつけてから冷蔵庫で冷やしました。、冷たい肉豆腐はしょうがを入れることで、よりさっぱりとお召し上がりいただけます。暑い日や食欲のないときにもおすすめです。熱々の肉豆腐も美味しいですが、さっぱりとした冷たい肉豆腐のレシピもぜひお試しいただきたい一品です。冷蔵庫で十分に冷やしてからお召し上がりくださいね。

いかがでしたか？ひとくちに肉豆腐といっても、さまざまな肉豆腐のレシピがありましたね。お肉と豆腐の種類を変えたり、ご家庭にある野菜を加えたりすれば、肉豆腐のレシピの幅が広がりますよ。お気に入りのレシピを見つけてぜひ作ってみてくださいね。