最終更新日 2024.1.19

「おでん」の具といえばこれ!おすすめの具材を31種類まとめてご紹介

「おでん」の具といえばこれ!おすすめの具材を31種類まとめてご紹介

寒い季節に食べたくなる料理といえば、あつあつの「おでん」!市販のものもおいしいですが、出汁からていねいに作ったおでんは格別のおいしさですよね。今回は、定番のおでんの具材を31種類、さらにおすすめのレシピ、基本の下ごしらえなどをご紹介します。おでんのアレンジレシピも必見ですよ!ぜひ参考にしてみてくださいね。

おでんをおいしく作る基本やコツをご紹介!
  • 目次
  • 定番!人気のおでん具材
  • 大根
  • ゆで卵
  • こんにゃく
  • はんぺん
  • ちくわ
  • 大人気!練り物の具材
  • さつま揚げ

定番!人気のおでん具材

まず最初に、定番のおでんの具を5品ご紹介します。おでんはかつお昆布出汁で煮込むのが一般的ですが、そこに具材の旨味が加わることで奥深い味わいに仕上げることができます。おいしく仕上げるためには、少なくても5品以上の具材を揃えるのがおすすめですよ。加えるタイミングや下ごしらえのポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大根

おでんの具材で特に人気が高いのは、じんわりと味が染み込んだ大根です!「大根を食べればおでんの味が分かる」と言われるほど、出汁のおいしさをダイレクトに楽しめます。生のまま加えるとアクが出てしまうので、下ゆでしたものを煮込みの最初に加えましょう。

ゆで卵

ホクホクのゆで卵は、大根と並んで人気のある具材です。味が染み込むのに時間がかかるので、最初に加えてコトコトと煮込むことがおいしく仕上げるポイントですよ。

こんにゃく

プリプリと歯ごたえのいいこんにゃくは、おでんのいいアクセントになります。味が染み込みやすくなるように、表面に切れ込みを入れてから下ゆでし、煮込みの最初に加えるようにしましょう。

はんぺん

練り物の中で特に人気が高いのが、ふわふわのはんぺんです。煮崩れしやすいので、仕上げに加えてサッと煮込む程度にしましょう。

ちくわ

ちくわにはさまざまな種類がありますが、煮込み用のものを使うと出汁をたっぷりと吸ってふっくらとした食感に仕上がります。煮すぎると旨味が抜けてしまうので、煮込みの中盤に加えましょう。

大人気!練り物の具材

魚のすり身や豆腐で作られる練り物は、おでんに欠かせない具材です。練り物の出汁がほかの具材に染み込むことで、あっさりとしていながらも旨味たっぷりに仕上げることができます。練り物を煮込む時間は10〜15分程にして、素材のおいしさを活かすことがポイントですよ。

さつま揚げ

さつま揚げなど油で揚げてある練り物は、熱湯をかけて油抜きしてから使いましょう。そうすることで味が染み込みやすくなるうえ、雑味が少なくすっきりとした味わいに仕上がります。玉ねぎ天、タコ天、ごぼう巻き、ウインナー巻きなどさまざまな種類があるので、お好みのものをお選びくださいね。

がんもどき

じゅわーっと出汁が溢れるがんもどきは、豆腐に具材を加えてふわふわに揚げたものです。煮込みすぎると崩れてしまうので、油抜きしたものを煮込みの後半で加えるようにしましょう。

餅きんちゃく

根強いファンが多いのが、油揚げに餅を入れた餅きんちゃくです。出汁が染み込んだ油揚げと、とろーっとやわらかい餅の組み合わせはまさに絶品ですよね!煮込みすぎると餅が溢れてしまうので、煮込みの後半に加えて味を染み込ませましょう。

ごぼう巻(ごぼ天)

魚のすり身で棒状にカットしたごぼうを巻いたさつま揚げで、ごぼ天とも呼ばれます。ごぼうのシャキシャキとした食感を楽しめるのが魅力の具材です。ちなみに、すり身にささがきにしたごぼうを混ぜて平たく揚げるタイプを「ごぼ天」、ごぼうをすり身で巻いたものを「ごぼう巻」と呼んで区別することもあるようです。

こんにゃく・豆腐・小麦系のおすすめ具材

こんにゃくや豆腐、お麩などはそれぞれ地域によって必ず入れるというご家庭も多いですよね。これらの具材は出汁をたっぷり吸い込んで、おでんのおいしさを存分に堪能できるので、ぜひ具材に加えてみてください。

結びしらたき

プリッと食感のいいしらたきも人気があります。サッとゆでてあく抜きしたものを、煮込みの最初に加えて味を染み込ませましょう。そのまま食べるのはもちろん、結び目を解いて麺のようにいただくのもおすすめですよ。

厚揚げ

しっとりとした食感の厚揚げは、おでんに欠かせない具材のひとつ。油抜きしたものを煮込みの後半に加えて、煮崩れないようにやさしく扱ってくださいね。

焼き豆腐

煮崩れしにくい焼き豆腐はおでんにおすすめの具材のひとつ!諸説ありますが実は、おでんの原型は水切りした豆腐に焼き目をつけ、それにみそをつけて食べる「豆腐田楽」だと言われています。その豆腐田楽をしょうゆなどで煮込んんだことがきっかけで、現在のおでんの形になったのだとか!おでんのルーツにもなった焼き豆腐。ぜひおでんの具材に加えてみてくださいね。

高野豆腐

煮物でいただくことの多い高野豆腐。出汁をたっぷり吸い込むのでおでんにもよく合います。高野豆腐特有の食感をお楽しみください。

ちくわぶ

関東で人気のちくわぶは、塩と小麦粉を練り合わせてちくわのように成形したものです。もちもちとした食感が魅力ですが、しっかりと煮込むと出汁を吸ってとろとろになります。こちらは中盤に加えて、お好みの煮込み加減でいただきましょう。

ボリューム満点!肉の具材

近年人気を集めているのが、牛すじやウインナーなど肉を使った具材です。肉を加えることでボリュームが出るうえ、お子様にも親しみやすい味わいに仕上げることができますよ。

牛すじ

牛すじを加えると、旨味がグンと増して豪華なおでんに仕上がります!そのまま加えるとアクが出てしまうので、しっかりと下ゆでするか圧力鍋でやわらかくしたものを、串に刺してから使いましょう。煮込みの最初に加えて、じっくりと旨味を引き出すことがポイントですよ。

ウインナー

お子様に人気の具材といえば、やはりウインナー!パリッとジューシーな味わいはもちろん、洋風の旨味が加わることで出汁のおいしさがアップします。煮込みの後半に加えて、ジューシーな味わいを活かしましょう。

ベーコン

いつものおでんをちょっとアレンジしたくなったら、ベーコンを加えてみてはいかがでしょうか。ベーコンを具材にすることで旨味が出汁に溶け出し、風味豊かなおでんに仕上がります。

つくね

幅広い世代に人気のつくねも、おでんの具材におすすめです。焼いてあるものを使えば、香ばしい風味が加わって出汁の旨味がアップしますよ。煮込みすぎると崩れてしまうので、後半に加えましょう。

手羽先・手羽元

手羽先や手羽元を加えると、ボリュームが出るうえにコクのある味わいに仕上がります。切り込みを入れて下ゆでしたものを最初に加えて、ホロッとやわらかくなるまで煮込みましょう。

奥行きのある味わいに!海鮮系具材

旨味がたっぷり詰まった海鮮類は、具材として加えるだけでおでんの味をひと味もふた味も変えてくれる食材です。さまざまな海鮮を入れるのはもちろん、お好みの食材を一つ入れるだけでもグッと深みのある味わいに!ぜひ試してみてくださいね。

結び昆布

水に浸してやわらかくしたものを、食べやすいように結んでから使います。煮込みの最初に加えると、旨味がしっかりと染み出ておいしい出汁に仕上がりますよ。

タコ

海鮮系の中でもタコはおでんの具材として人気があります。めん棒で叩いてから下ゆでし、煮汁にタコの赤い色が移ることを防ぎます。じっくりと煮込むことで、やわらかい食感に仕上げることができますよ。とてもいい出汁が出るので、ぜひ加えてみてくださいね。

ホタテ

旨味の強いホタテは、おでんの味わいをグッとアップしてくれる食材です。煮込みすぎると身がかたくなってしまうので、おでんができあがる直前に加えてさっと煮ていただくのがおすすめですよ。ベビーホタテを串にいくつか刺して入れてもよいでしょう。

彩り鮮やか!野菜の具材

おでんは色合いが単調になりやすいですが、野菜を加えると彩り鮮やかに仕上げることができます。普段とはひと味違うおいしさを楽しみたいときにもおすすめですよ。

じゃがいも

じゃがいもは切ってから煮込むと崩れやすいので、丸ごと下ゆでしたものを後半に加えましょう。どうしても煮崩れを防ぎたい場合は、別鍋で調理するのがおすすめですよ。

里芋

里芋は冷凍のものを使えば、煮込みの後半に加えるだけと手軽に調理することができます。生のものを使う場合は、皮をむいて下ゆでしてから加えましょう。

にんじん

おでんに彩りをプラスしたいときは、にんじんを加えるのがおすすめです!やわらかく下ゆでしたものを最初に加えて、じっくりと味を染み込ませましょう。

トマト

近年人気を集めてる具材は、トマトです!湯むきしたものを仕上げに加えると、ほのかな酸味が加わって普段とはひと味違うおいしさに仕上げることができますよ。煮崩れが心配な場合は、別鍋で調理してもいいでしょう。

とうもろこし

甘さと食感が魅力のとうもろこしは、お子様にも愛される野菜のひとつ。温かいおでんはもちろん、夏に食べたくなる冷やしおでんにも向いています。電子レンジなどで加熱し、2.5〜3cm幅くらいの輪切りにしてから入れるのがおすすめです。

玉ねぎ

おでんの具材に玉ねぎを加えてみませんか?煮込むことで甘みと旨味が増す玉ねぎは、おでんにぴったりの食材なんです!切るとバラバラになってしまうため、おでんの具材にするときは丸ごと使うのがおすすめ。小さいペコロスなどを使うとより食べやすくなります。

新しいおいしさを発見!変わり種具材

おでんは味つけがシンプルなので、ほかの料理と組み合わせて楽しむこともできます。ここでは驚きの変わり種具材をいくつかご紹介するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

たこ焼き

ソースやマヨネーズをかけて食べるのが一般的なたこ焼きですが、おでんとも相性抜群なんです!明石焼きのように、だしをたっぷり含ませていあだきましょう。火傷には十分にお気をつけくださいね。

だし巻き卵

おでんに入れる卵といえば、先程ご紹介したようにゆで卵が一般的ですが、だし巻き卵を入れるのもおすすめです!やわらかくふわふわのだし巻き卵を一口食べると、おでん出汁がじゅわっと口の中に広がり絶品ですよ!ぜひ試してみてくださいね。

ロールキャベツ

ロールキャベツは洋風でも和風でもおいしく食べられる定番メニュー。おでん出汁の味にも左右されず、どんな味つけでも楽しめる万能具材です。キャベツの甘みとお肉の旨味を楽しめて、食べごたえも抜群ですよ!

おでん出汁の取り方

試してみたい具材は見つかりましたか?ここからは、出汁の取り方や大根の下ゆでなど、おでんの下ごしらえの方法をご紹介します。

和風一番だしの取り方

おでんの味の決め手は、やはり出汁です!香り高い一番出汁で煮込むことで、すっきりとしていながらも奥深い味わいに仕上げることができますよ。

大根の下処理方法

おでんの主役でもある大根は、下ごしらえのひと手間でおいしさが引き立ちます。ほかの料理に応用することもできますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

基本の大根下茹で方法

大根は十字に切り込みを入れて、生米や米のとぎ汁と一緒に下ゆでします。お米に含まれるでんぷん質が大根のアクを取り除き、甘味がグンと増して味が染み込みやすくなりますよ。

アレンジ自在!おすすめのおでんレシピ

続いては、おすすめのおでんレシピをご紹介します。おでんは出汁と具材の組み合わせを変えることでさまざまなアレンジを楽しめるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ご当地おでんを知りたい方はこちらもチェック!

味がしみて美味しいシンプルおでん

定番の具材を使った、シンプルなおでんです。こちらのレシピは顆粒和風だしを使っているので、下ごしらえした具材を煮込むだけと手軽にお作りいただけます。別の鍋で大根を米と一緒にゆでたり、こんにゃくを水からゆでるなど、具材を丁寧に下ごしらえすることで絶品おでんができあがりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

シビ辛調味料で味変 やみつきおでん

普段とはひと味違うおでんを楽しみたいときは、ピリ辛味にするのがおすすめです。豆板醤やオイスターソースを使ったピリ辛出汁に、手羽先や練り物の旨味が加わってやみつきになるおいしさ!山椒風味のシビ辛調味料をつけていただけば、ついついお酒が進んでしまいそうですね!

クセになるおいしさ カレー風味のおでん

家族みんなで楽しめる、カレー風味のおでんをご紹介します。顆粒和風だしにカレールーを加えるだけで、簡単に風味豊かでコクのある味わいのおでんに仕上げることができますよ!残った出汁にうどんを加えて、カレーうどん風にアレンジするのもおすすめです。

豆乳キムチおでん

意外な相性がクセになる、豆乳キムチおでんです。おでんをキムチ味にするとは驚きですが、キムチと練り物は韓国でも人気の組み合わせなんですよ!こちらのレシピは火の通りが早い具材を使っているので、煮込む時間が短く手軽にお作りいただけます。

番外編 おでんのリメイクレシピ

おでんが少しだけ余ったら、ほかの料理にリメイクしてみましょう!どれも出汁のおいしさを活かしたレシピばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

おでんリメイク 山椒の和風カレー

カレールーで手軽に作れる、おでんのリメイクカレーです。山椒がピリッと香る和風な味わいは、ごはんにぴったり!ベースが和風出汁なので、昆布や大根なども違和感なくいただけますよ。

おしゃれにリメイク おでんとアサリのアクアパッツァ

おでん出汁でアクアパッツァを作ると、旨味たっぷりに仕上げることができます!ニンニクの風味やトマトの酸味がいいアクセントになり、食べ進める手が止まらなくなること間違いありません!

おでんリメイク 旨味たっぷり茶碗蒸し

おでんが余ったら、ぜひ作っていただきたいのが茶碗蒸しです。おでんの具材と出汁をリメイクすれば、味つけをする手間がなく簡単にお作りいただけますよ!こちらのレシピは電子レンジで加熱しているので、いつでも手軽に楽しめるのもうれしいですね。

さまざまな具を試してみよう!

定番のおでんの具やおすすめのレシピ、基本の下ごしらえなどをご紹介しました。おでんは具材や出汁の組み合わせを変えることで、さまざまな味わいにアレンジすることができます。余ったおでんはカレーや茶碗蒸しにリメイクすれば、最後まで飽きることなくお楽しみいただけますよ。

クラシルでは、ほかにもさまざまなおでんレシピをご紹介しています。そちらも合わせて参考にして、ぜひお気に入り具材を見つけてみてくださいね。

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2023.8.30 最終更新

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