もちもち食感が食べごたえ抜群！リングイネのアレンジレシピ5選

リングイネは長さ26cmのロングパスタの一種で、イタリア表記で「linguine」となります。日本表記だとリングイーネやリングィーネ、リンギーネなどいろいろな表記がありバラツキがあります。リングイネの語源は「舌」を意味する「lingua（リンガ）」ですが、イタリア南部一帯では、「スズメの舌」という意味を持つ「lingua di passero （リングア・ディ・パッセロ）」リグーリア州では、「小さなよだれ」という意味を持つ「bavette （バヴェッテ）」などと呼ばれています。

その形もとても特徴があります。一般的なパスタ（スパゲッティ）の断面が丸いのに対して、リングイネは短径1ｍｍ、直径3ｍｍの楕円形をしており、少しつぶれた形をしています。このような形状からソースが非常に絡みやすく、どんなソースとも相性が抜群です。ここからは、リングイネを使ったレシピを5つご紹介します。

モッツァレラチーズとミニトマトの風味が、イタリア料理らしいパスタです。こちらのレシピでは市販のジェノベーゼソースを使っていますが、摘みたてのフレッシュバジルがあればぜひ手作りしたジェノベーゼソースを使ってみてください。モッツァレラチーズが溶けてきたころにリングイネを加えて、全体にさっと味を馴染ませるのがおいしく作るポイントです。

リングイネを使って、ニンニク風味たっぷりのペペロンチーノはいかがでしょうか。オリーブオイルでにんにくを炒めた後は、パスタのゆで汁を入れてしっかり乳化させましょう。薄切りにしたタコとしらすを入れたら、できるだけサッと炒めて仕上げるのがおいしく作るポイントです。釜揚げしらすに塩気があるので、塩の入れすぎには注意してくださいね。ワインだけではなく日本酒にも合う和風のパスタです。

こちらのレシピはブロッコリーのグリーンがきれいな、リングイネのボンゴレビアンコです。リングイネとブロッコリーを一緒にゆでることで時短になり、ゆでた後は炒めたあさりの中にそのまま加えてください。あさりの潮の香りとうまみが口いっぱいに広がって味わい深く、飽きの来ないおいしさですよ。ランチメニューはもちろん、ディナーとしてもスパークリングワインなどと一緒にお召し上がりください。

ぷっくりと肉厚な牡蠣とブロッコリーを使って、クリームパスタに仕上げてみました。牡蠣と濃厚なクリームソースも、レモン汁が加わることで爽やかに仕上げることができます。ブロッコリーはリングイネと一緒にゆでて、牡蠣と合わせることで素早く作れますよ。メインディッシュとしてしっかり食べたいときに作ると、お腹も心も大満足！

レストランで食べる高級ウニのパスタをご家庭で！クオリティの高い仕上がりにびっくりしますよ。みじん切りにした玉ねぎをしっかり炒めたらトマト缶と豆乳を合わせます。あとはゆで汁と一緒にウニを加えるだけ！オレンジ色も鮮やかな、ウニとトマトの濃厚クリームパスタの出来上がりです。ウニにぴったりな白ワインと一緒にお召し上がりください。

リングイネを使った、魚介がメインのパスタをご紹介しました。丸い形のスパゲッティもおいしいですが、楕円形のリングイネは、ソースが絡んでさらにうまみが増します。あさりやタコ、ウニなどの魚介類を合わせると、味付けをしなくても風味よく仕上がりますよ。ぜひ作ってみてくださいね。